2回目のコグトレ週間。今回は「最初とポン」と「あいう算」。しかも、本格的にコグトレや朝学習を行うために、朝の10分早めに生徒を登校させる体制を決め、学校全体で取り組んでいます。 「コグトレ」とは宮口幸治医学博士が始められた「認知機能強化のトレーニング」のことです。宮口先生のアドバイスから今回は、「最初とポン」と「あいう算」の2つに絞りました。 「最初とポン」は、短い文を聞き、動物の名前が出てきたら手を叩きます。短い文を聞きおえた後、文の初めの言葉を書くというトレーニングです。 「あいう算」は、1ケタと1ケタの計算の答えの数とプリントに書かれている数字が一致するところに、記号「あいう」を書くトレーニングです。 どちらもシンプルな作業に思われますが、立派なトレーニングです。 人の話を聞いて、理解して、実際行う。当たり前のことと思われるかもしれませんが、宮口先生はこれらの認知能力が極端に低い子ほど、日常生活や学校生活で相当の苦労を強いられ、挫折を味わい続けてきたのではないかという気付き、このコグトレを開発したと著書で説明しています。 子どもたちは、苦戦して取り組んでいますが、あるこどもは2週間も続けるとできるようになりましたので、続けることが本当に大事だと思っています。 教員校内研修「アンガーマネジメントについて」その研修の中で、子どもたちにされた話の内容の他に、私たちを怒らせるものの一つに「べき」という感情、感覚があるのだとお話されました。頭の中で「これはこうである『べき』だ」という思いと、「そうなっていない」こととの差異が、怒りの原因になっているのだそうです。 グループに分かれ、自らの体験談を話しながら研修しました。 学校の教員も学園の支援職員も、井上先生のわかりやすい説明に、自分の怒りをうまくコントロールして、後悔しない怒りを出せるようになろうと思いました。 火曜6限の道徳授業「アンガーマネジメントについて」井上先生は、アンガーマネジメントとは、「怒りを後悔しないこと」が大事だとお話されていました。怒りを持つことは自然な感情であり、「怒るもの」と「怒らないもの」を区別できないことが問題だそうです。 「怒らないもの」を怒ってしまい後悔しないために 1. 今どれくらいの怒りなのかを計ること。 2. 怒りの感情のピークは長くて6秒なので、この6秒をやり過ごすこと。など 2つの怒りをコントロールする方法を教えていただきました。 また、怒るときは、「人を傷つけない」、「自分を傷つけない」、「モノにあたらない」という3つのルールも教えていただきました。 子どもたちにとって、とても大切な内容であるので、一人一人が真剣にしっかり話を聞いていました。 第2回生徒向け進路説明会開催
11月17日火曜日の6時間目に中学3年生を対象とした進路説明会を行いました。高校入試に関する基本的な説明に加えて、今年度の変更点などを進路指導主事の前田先生から説明していただきました。
3年生が始まった当初は就職希望者や進路に無関心な生徒が多数いましたが、2学期終了を目前にして進学希望者は100%になりました。受験に向けて全体的に学習意欲が高まりつつあるので、教職員全体でバックアップしていきたいと思います。 駅伝大会の結果報告学園からもランニング部が参加しました。女子はランニング部がないため、選抜チームで駅伝のみ参加しました。 当日は朝からバスで会場に移動し、緊張しながらも、ウォーミングアップからやる気を前面に出し、ロードレースと駅伝に臨みました。 各施設も必死に走り、抜き抜かれつの接戦でしたが、子どもたちは持てる力を十分に発揮し頑張ってくれました。結果は以下の通りです。 駅伝の部 女子 4位 男子 3位 ロードレース 男子 4位 5位 ランニング部は、9月下旬より活動を始め、毎日ハードな練習を行ってきましたが、この大会をもって一旦休部となります。そして、12月下旬より次の大会に向けての練習が再開される予定になっています。 監督をはじめ、スタッフのみなさん、ランニング部のみなさん、女子の選抜チームのみなさん、本当にお疲れ様でした。 |