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本日の献立/2月26日(金)

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献立名 ・ビーフシチュー、ブロッコリー
    ・グリルチキン
    ・野菜ソテー
    ・いちご
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 793kcal、たんぱく質 32.6g、脂質 21.4g

☆いちご(苺)☆
 イチゴはバラ科の植物で、学問の上では、園芸学等で、スイカやメロンとともに野菜として分類されています。しかし、栄養学の上では、甘さやその特性による食べ方などにより、果実類として分類されています。また、その果実を食べていると思いがちですが、赤くて甘い部分は果実ではなく、「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、本来の果実は、小さいつぶつぶの部分となります。
 日本では、平安時代のころからイチゴといわれるものを食べていたようですが、これは今のものとは違った「木イチゴ」を食べていたと考えられています。現在私たちが食べているイチゴは、南アメリカのチリや北アメリカが原産のものが、ヨーロッパに伝わって改良されたものです。これを江戸時代の終わりごろオランダの人が長崎に持ち込み伝えたことから、「オランダイチゴ」とも呼ばれています。
 1960年代までは、5〜6月ごろの春から初夏にかけてが旬の食品でしたが、今では食生活の変化で需要が増加し、ハウス栽培の普及や品種改良によって収穫時期にも変化が起こり、また、クリスマスの需要にも合わせて栽培されるようになりました。そのため、12〜5月に収穫が集中し、とくに3〜4月にピークを迎えるようになりました。
 栄養面では、ビタミンCが豊富に含まれており、10個程度食べると1日の必要量がとれるほどです。ビタミンCには抗酸化作用があり、動脈硬化や脳卒中の予防効果も期待されています。また、カゼなどの病気を予防したり、肌をきれいにしたりする働きもあります。そのほか、赤血球の造成にかかわる葉酸や余分な塩分を排出する効果のあるカリウムなども多く含まれています。

本日の献立/2月25日(木)

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献立名 ・酢どり
    ・赤魚の中華焼き
    ・もやしの炒めもの
    ・茎わかめとキャベツのあえもの
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 830kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 25.9g

☆酢(す)☆
 酢は酒と並ぶ最古の調味料と考えられ、紀元前5000年ごろのメソポタミア南部にあったバビロニア(現在のイラクの辺り)の古文書に、デーツ(ナツメヤシ)や干しブドウを利用して酢をつくっていたという記録が残っているそうです。紀元前400年ごろには、ギリシャの医師ヒポクラテスが、病気の治療に酢を使っていたといわれています。日本に酢が伝わったのは、酒造りの技術と前後する4〜5世紀ごろに中国から伝わったとされており、「万葉集」には「酢」の文字が使われた和歌があります。
 ※「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗(つ)きかてて鯛願ふ・・・」
 酢じょうゆににんにくをつぶして鯛を食べたいなぁというような意味。

 現在、日本でよく利用される米酢は「延喜式(927年)」に記録があり、平安時代にはつくられていたようです。このころはまだ卓上調味料として使われていたようですが、鎌倉から室町時代になると料理の味付けにも使われるようになりました。そして江戸時代になると酒粕を利用して酢をつくる方法も考えられ、庶民にも広まり、「にぎりずし」などの料理ができたそうです。
 酢をつくるには、米酢の場合、まずその前身となる酒をつくるために、蒸した米に米麹と水を加えて糖化させ、酵母を加えてアルコール発酵させて酒の状態にします。そこに種酢を加えて表面に食酢菌膜を植え、酢酸発酵させて酢をつくります。これを熟成させて酸味をまろやかにしたのち、ろ過、殺菌をして仕上げます。ここで何を原料にした酒を使用するかで、米酢、りんご酢、ワインビネガーなど異なる種類の酢となります。
 今日の給食では、酢どりの味付けに使っています。

※明日(2/26)は、ビーフシチューがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/2月24日(水)

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献立名 ・鯖のカレー風味焼き
    ・鶏肉と野菜の煮もの
    ・はくさいの甘酢あえ
    ・のりの佃煮
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質 36.9g、脂質 18.4g

☆白ねぎ☆
 ネギは、中国が原産とされ、栽培が始まったのは、2000年以上も前といわれています。日本でも「本草和名(918年)」をはじめとする多くの書物に見られ、古くから栽培されていたことがわかります。寒さに強いことから、全国に広がり、土地にあった品種がつくられるようになりました。大きく分けると、西日本では主に葉の部分を利用する「葉ねぎ」、東日本では根の部分を利用する「根深ねぎ」がそれぞれ多く栽培されるようになりました。一般的には、葉ねぎは「青ねぎ」、根深ねぎは「白ねぎ」といわれ、どちらも年中出回っていますが、もともとは冬が旬の野菜で、西日本でも、冬が近づくにつれ、普段あまり多く使われていない白ねぎも鍋物などで使われることか増えてきます。ねぎの白い部分には、ねぎ特有の辛味成分であるアリシンが多く含まれ、これは、からだを温めたり、ビタミンB1を吸収しやすくしたりするので、カゼなどで弱ったからだを回復する効果があります。
 今日の給食では、みそ汁の具として使っています。

バレーボール部指導者講習会

 2月21日(日)、本庄中学校のバレーボール部の練習方法やチームをどうつくっていくのかということを学ぶために、石川県から14名の先生が来られました。本校バレーボール部の生徒がモデルになりがんばってくれたので、よい研修会になりました。

本日の献立/2月23日(火)

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献立名 ・豚肉の甘辛炒め
    ・ちくわの磯辺揚げ
    ・小松菜の煮びたし
    ・はくさいのごまあえ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 31.2g、脂質 22.3g

☆しょうゆ(醤油)☆
 醤油の起源は、みそとともに古代中国の「醤(ジャン)」にさかのぼり、これが日本に伝わり「醤(ひしお)」として定着しました。これは、食材を塩漬けにして発酵させたもので、魚介や肉を原料とした塩辛のようなものや、野菜を原料とした漬物のようなもの、穀類を原料としたものなどがあります。「大宝律令(701年)」によると、大豆を原料とする醤(ひしお)が作られていたようで、これは今のしょうゆとみその中間のようなものといわれています。さらに13世紀に信州の禅僧覚心が、中国の宋より、金山寺みそを紀州の湯浅に伝え、その製造過程でできた上澄みや桶の底にたまった液汁が今のしょうゆに近いものとなったそうです。そののち室町時代になって、はじめてこれが工業化され、しょうゆという名が生まれ、戦国時代には庶民の間にも広まったそうです。当時はどちらかというと淡口しょうゆが中心であったものが、江戸時代になって本格的な製造がはじまり、政治経済の中心が関西から江戸に移るとともに、濃口しょうゆが中心となっていったようです。
 製造法は濃口しょうゆでは、大豆と小麦を合わせて麹をつくり、これに塩水を加えて発酵・熟成させたもろみを圧搾して生じょうゆをつくり、さらに加熱し、殺菌とともに色や風味を整えます。淡口しょうゆもほぼ同じつくり方ですが、塩分濃度を高くし、醸造期間を短くするなどして、色が濃くなるのを抑え、また熟成終了時に甘酒を加えるなどの製造法の違いで、色や風味に違いがあります。
 今日の給食では、豚肉の甘辛炒めには、濃口しょうゆを、小松菜の煮びたしとはくさいのごまあえには、淡口しょうゆをそれぞれ使っています。

※明日2/24(水)から26(金)まで1・2年生は学年末テストのため給食中止となりますので、3年生のみの実施となります。

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