文化祭(8)〜合唱コンクール生き生きとした表情と大きく響く歌声でした。確かな旋律と響きあうハーモニーに練習に費やした時間とエネルギーが想像されました。タクトの一振り一振りに「ひとつにしたい」という指揮者の強い意志を感じました。伴奏者は心を込めて一音一音の鍵盤をたたき合唱を支えたいと願いました。 練習の段階からレベルの高い合唱コンクールが予想されましたが、本番は期待どおりの完成度だったと思います。もしかしたら、上手く音がとれなかった--もっと大きな声をだせたはず--等々、悔やむ気持ちもあるかもしれません。ですが、どのクラスもそれぞれのカラーを表現した魅力的な合唱であったことは間違いありません。クラスの仲間・先生たちと取り組んだ練習の苦労やよろこびを共有してほしいです。やりきった充実感を忘れないでいてほしいです。 「歌が好きでうたっている」--そんな気持ちが一人ひとりの表情にあふれていました。感動とともに温かく素敵な空気が会場に満ちていきました。 文化祭(7)〜PTAコーラスいざ子どもたちを前に舞台にあがると、いつもとは違う緊張感を感じます。上手く音をとれるかな--声がつまったりしたらどうしよう--指揮者を見つめます。ピアノの演奏が始まり、あとはもう思い切って歌いきるだけです。 ♪会うべき糸に 出会えることを ひとは幸せとよびます♪--最後の和音が響きます。子どもたちに大きな拍手をもらうことができました。とてもうれしかったです。子どもたちの前で力いっぱい歌えてよかった。きっと誰もがそのような気持ちになったことと思います。お忙しい中、コーラスに参加していただいた保護者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。 文化祭(6)〜展示発表の部も素晴らしい作品ばかりです文化祭(5)〜音楽部の演奏■「崖の上のポニョ」--琴の演奏に、シロフォン・ハンドベル・シェイカー・リコーダーの音を重ねます。楽しく明るい曲調に気持ちが和やかになりました。 ■「鞠つき」--本格的な筝曲です。部長と顧問の先生の2人で演奏しました。さまざまな演奏技術が必要な難易度の高い曲です。ときに重なり、ときに追いかけあい--演奏に引き込まれていきます。手まりが弾むさまが目に浮かぶようでした。筝曲の素晴らしさに 心をつかまれました。 ■「百花繚乱」--花が美しく咲き乱れるさまを表現した迫力のある演奏が迫ります。ドラムスのビートに支えられ箏の音色が躍動しました。顧問の先生のフルートが加わり優しく澄んだ音色が重なります。感動の演奏でした。 音楽を奏でる楽しさを伝えたい--その思いで日々練習を重ねてきました。演奏技術が高まるほどに想いを伝える自由を手に入れたような気持ちになりました。地域の方々にたくさんの演奏の機会をいただき、ほめていただいたことが自信につながっていきました。音楽部のみなさんの想いは会場いっぱいに届いたと思います。 文化祭(4)〜「どきどき・四者活動」の発表がつづきます劇「しまうまの誕生日」では、さまざまな動物たちが、なくしてしまった誕生日ケーキ探しを通じて、個性を生かし合うことの大切さに気づきます。きりん、ぞう---それぞれの個性を生かして探しものを見つけます。さまざまな違った個性は自分たちのまわりの世界でもあります。劇の終わりに手話合唱「ともだちになるために」も発表しました。 「日本の昔について」の発表がつづきます。今はなくなりつつある昔の文化について、寸劇と映像をつかって楽しく発表しました。両親や祖父母からきいたことのある記憶、あるいは、自分自身が体験した記憶になつかしい思いを感じた人もいるのではないでしょうか。一生懸命な演技が伝わります。 「世界上唯一的花」---中国語による「世界で一つだけの花」の合唱です。流れるような中国語の響きに興味が深まります。むくのき学園で学ぶ中国にルーツをもつ子どもたちにとって、美しい響きに誇らしい思いがつのったのではないでしょうか。 チョゴリに身を包み、民族楽器を手にした子どもたちが会場に入場してきます。「プンムル」です。照明をあびて華やかにきらめきます。普段、なかなか着る機会のない民族衣装の美しさに晴れがましい気持ちが胸にひろがっていきます。少しばかり照れくさい気持ちもあるかもしれません。 多文化について学び、共生をめざす心を育てる。むくのき学園が大切にしている学習の成果を発表することができました。 |