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本日の献立/3月8日(火)

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献立名 ・鰤の照り焼き
    ・一口がんもと野菜のみそ煮
    ・ふかしいも
    ・小松菜のおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 791kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 22.0g

☆鰤(ぶり)☆
 ブリは、成長によって呼び名が変わる代表的な「出世魚」です。地方によってかなりの違いがあり、明確には言えませんが、関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→メジロ→ブリ、関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、というように変化し、20cmくらいまでをワカシ、ツバス、40cmくらいまでがイナダ、ハマチ、70cmくらいまでをワラサ、メジロ、70cmくらいを超えるとブリというふうになるようです。あるいは、15〜50cmをハマチ、それ以上をブリということもあるようです。このように大きさとその呼び方はいろいろあるので、どれが正解とは言いがたいです。
 また、典型的な回遊魚で、カムチャッカ半島沖から台湾近海にかけて回遊し、日本近海、朝鮮半島沿岸、沿海州南部沖などが生息域となり、全長1.3m、体重15kgくらいになります。巻網、曳縄、釣り、刺網、定置網などで漁獲されますが、今では、養殖が主流になっています。
 おいしくなるのは、12月から2月ごろの寒い時期で、この時期に獲れるものをとくに「寒ブリ」といいます。また、師走(しわす/12月)のころからおいしくなるため、漢字で魚へんに「師」と書くようになったようです。
 ブリには良質なたんぱく質や脂質が豊富で、ビタミンB1・B2・D・E、鉄分なども多く含みます。これらのビタミンやミネラル成分は、「血合肉」の部分に多く含まれます。この血合肉は、魚が泳ぐためにたいへん重要な筋肉で、ブリ、サバ、マグロ、イワシなど高速で泳ぐ回遊魚ではよく発達しています。
 今日の給食では、ブリでは最も一般的な料理ともいえる照り焼きにしました。

※明日(3/9)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/3月7日(月)

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献立名 ・チキンカツ
    ・ボイルブロッコリー
    ・スパゲッティソテー
    ・キャベツのドレッシングあえ
    ・いちご
    ・ポタージュ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 862kcal、たんぱく質 30.0g、脂質 20.9g

☆ポタージュ☆
 日本では、「ポタージュ」というと、とろみのある不透明なスープをあらわし、澄んだスープは「コンソメスープ」などと呼ぶのが一般的になっており、スープの分類として、ポタージュとコンソメスープがあるように思われています。しかし、もともとポタージュ(potage)はフランス語で、日本語で言うスープ全般を意味し、とろみがあり不透明なものは「potage lies(ポタージュ・リエ)」、澄んだものは「potage claire(ポタージュ・クレール)」というふうに分類されます。ここで、ポタージュの語源を考えると「pot」は鍋などの入れものをあらわし、「age」は集合物というような意味をあらわすそうで、鍋に肉や野菜を入れた様子からできた言葉のようです。
 また、「スープ」という言葉をさかのぼると、もともとブイヨン(日本語で言うスープ)に浸して食べるパンのことだったようで、大きく硬いパンをふやかしてそこに具材をのせて食べていたそうです。それが時代の流れの中で、いつの間にか、ブイヨンの方に注目が集まり、スープの意味が変わってきたようです。今でもクルトンを添えることがあるのは、そのなごりだそうです。
 もともとの意味を考えると、間違った表現になると思いますが、今日の給食では、日本での一般的な呼び方に合わせ、とろみのあるスープとして、ポタージュという献立名を使いました。

本日の献立/3月4日(金)

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献立名 ・じゃこごはん
    ・鶏肉の塩焼き
    ・ちくわとじゃがいもの煮もの
    ・はくさいの酢のもの
    ・豚汁
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 35.6g、脂質 21.5g

☆ちりめんじゃこ(縮緬雑魚)☆
 カタクチイワシをはじめとして、マイワシなどを含むイワシ類の稚魚は、白く透明なので「白子(しらす)」と呼ばれます。これを塩水で煮詰め、冷却した釜揚げシラスを乾燥機または天日で乾燥させたものを関東では「しらす干し」、関西では「ちりめんじゃこ」といいます。これらは、乾燥の度合いで少し違いがあり、しらす干しは微乾燥品で、水分約70%、ちりめんじゃこは半乾燥品で、水分約40%のものとなります。このとき、ちりめんじゃこは乾燥度が高いので、煮る時の食塩水の濃度は、しらす干しが3〜6%であるのに対し、1〜3%とやや低くします。秋の終わりから春のはじめごろに獲れるものがおいしいといわれます。おろしあえ、酢のもの、天ぷらなどに使用されるほか、ちりめんじゃこでは、味をつけて炒って食べることもあります。
 魚を骨ごと食べることになるので、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれます。ただし、塩分も多いので、カリウムを多く含む野菜、芋類、果物、海藻などといっしょに食べた方がよいと思われます。
 今日の給食では、いりごま、砂糖、しょうゆで味付けしたものをご飯にふりかけ、または混ぜて、じゃこごはんとして食べてもらうようにしています。

※来週(3/7〜3/10)は、卒業式にかかわる予行、準備等により、3年生は給食中止となりますので、1・2年生のみの実施となります。3/11(金)は、卒業式のため全校中止となります。

本日の献立/3月3日(木)

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献立名 ・三色丼(鮭そぼろ、ほうれん草、錦糸卵)
    ・菜の花とちくわの天ぷら
    ・だいこんの酢のもの
    ・三色ゼリー
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 811kcal、たんぱく質 27.7g、脂質 22.8g

☆菜の花(なのはな)☆
 「菜の花」というと地中海沿岸や中央アジア、北ヨーロッパなどを原産とするアブラナ科の植物全般の花をさしますが、食品としての菜の花は、花が咲く前の蕾(つぼみ)がついた茎と葉の部分を野菜として食べるものです。アブラナは古くから主に灯油や食用油をとるためや、食用、観賞用として栽培されていました。明治時代に入ると、油をとるための作物は「菜種(なたね)」として栽培が広がり、そして、一部の地方で、野菜として食べるものは「菜花(なばな)」、観賞用は「花菜(はなな)」として残りました。
 食用のものは、冬から早春にかけて(12〜3月ごろ)が旬で、春を告げる緑黄色野菜として親しまれています。少し苦味がありますが、ゆでることで抑えられ、おひたしや漬物、汁物として利用されます。栄養価はたいへん高く、同じ重さで比べると、カルシウムは牛乳の1.5倍、鉄はホウレン草の1.5倍、ビタミンCはみかんの4倍も含まれています。その他のミネラル成分やビタミン類、食物線維なども多く含まれています。カゼや貧血の予防など、その他いろいろな効果が期待される食品です。
 今日は、桃の節句ということで、春らしい食品として天ぷらにしました。
 桃の節句は五節句のうちの一つとなりますが、日本では、古くから伝統的な行事として位置づいてきました。ほかには、人日(じんじつ、1/7)、端午(たんご、5/5)、七夕(たなばた7/7)、重陽(ちょうよう、9/9)がありますが、ちなみに今の暦では3/3、5/5、7/7は、同じ曜日となります。

本日の献立/3月2日(水)

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献立名 ・マーボー豆腐
    ・焼きそば
    ・揚げシューマイ
    ・ボイルブロッコリー
    ・はっさく
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 872kcal、たんぱく質 28.8g、脂質 23.8g

☆はっさく(八朔)☆
 ハッサクは、1860年ごろ、広島県因島市の浄土寺境内で発見されました。明治時代後期から因島を中心に普及しはじめ、第二次世界大戦後になって栽培が広まりました。ブンタンの近縁種のかんきつ類で、ハッサクという名は、旧暦の八月朔日(8月1日/現在の9月中旬)から食べることができるということからついた名です。しかし、実際には秋口ではまだ未熟でおいしくはありません。樹になっている状態では、3〜4月ごろにおいしくなりますが、一般的には12〜1月に収穫されて貯蔵した後、3〜4月を中心にイヨカンに続いて出荷されます。主産地は、和歌山、愛媛、広島などです。
 皮が厚くてむきにくいですが、中の袋(じょうのう膜)と果肉(砂じょう)の部分ははがれやすいので、食べやすいです。少し苦味がありますが、これはナリンギンという成分によるものです。しかし、最近では、以前より皮もむきやすくなり、苦味も少なくなり、甘味が増してきているようです。

※明日(3/3)は、3年生は公立高出願等のため給食中止となりますので、1・2年生のみの実施となります。また、明日の献立には、ゼリーがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

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