本日の献立/2月8日(月)・筑前煮 ・ほうれん草ともやしのごまあえ ・さつまいもの甘煮 ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 21.2g ☆ゆば(湯葉)☆ ユバは、豆腐やみそのように大豆から作られる加工品のひとつで、鎌倉時代に中国から僧侶によって伝えられ、お寺を中心に発達しました。中国では「豆油皮(トウユーピー)」、「豆腐皮(トウフーピー)」、「腐竹(フーチュー)」などと呼ばれるそうです。江戸時代には巻き湯葉や糸巻き湯葉などの加工湯葉もつくられるようになりました。現在では京都や日光が名産地となっています。 作り方は、大豆を水につけて柔らかくし、これに水を加えながらすりつぶしてしぼると、「豆乳」ができます。これを固めると豆腐となりますが、この豆乳を80度くらいに温めると表面に薄い膜ができます。ちょうど牛乳を温めた時にできる膜のようなもので、この膜をすくい上げたものが「湯葉(湯波とも書く)」となります。この中には、豆乳中のたんぱく質や脂肪、炭水化物などが取り込まれており、最初の10枚くらいがおいしいユバになるそうです。これを生のまま食べるものは「生湯葉」、乾燥させたものは「干し湯葉」といいます。独特の歯触りと淡白な味が特徴で、できたてのものは、そのまま生でも食べることができ、干したものは、汁物や煮もの、揚げもの、蒸しもの、鍋料理など、日本料理では、様々な料理に使われます。 今日の給食では、すまし汁の具に使っています。 修学旅行事前学習(長崎県)・長崎への原爆投下、平和について ・軍艦島および文化について ・長崎の食べ物について ・土産物や名物・名産について ・しおりの表紙制作、ファイルの使用・活用について 写真は、長崎ちゃんぽんを調理し、試食している様子とインターネットで調べ学習をしている様子です。生徒達は長崎ちゃんぽんの出来栄えに「とても美味しいです」と舌鼓をうっていました。 本日の献立/2月5日(金)・ミンチカツ ・だいこんのサラダ ・みかん ・牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 29.1g、脂質 24.8g ☆だいこん(大根)☆ ダイコンはかなり古くから栽培されていたアブラナ科の野菜で、4500年以上前に建てられたピラミッドにもダイコンの記述があるそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載されており、たいへん古くから栽培され、また、春の七草のひとつ「すずしろ」としても親しまれてきました。今では日本を代表する野菜であり、明治以来(実際は江戸時代のころから)、その生産量は第一位となっています。品種改良もされ、日本各地でそれぞれ特有の品種が栽培されていましたが、1970年代になって、みずみずしくて甘みが多く、辛味の少ない「青首だいこん」に人気が集中しました。そのため、現在では、漬物用などを除いて、栽培されているもののほとんどが、この青首だいこんとなっています。旬は、作型が、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため、特定しにくいですが、さらに辛味の少ない11月〜3月のものが好まれています。 ダイコンの特徴としては、根の部分(白い部分)には、アミラーゼ(ジアスターゼともいう)、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が多く含まれています。そして、アミラーゼはでんぷん、プロテアーゼはたんぱく質、リパーゼは脂肪、というようにそれぞれの消化を助ける働きがあり、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱すると効果が弱くなるので、ダイコンおろしなどにして食べるのはとても効果的です。また、最近では食べることは少なくなりましたが、葉の方は、緑黄色野菜として、カロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含んでいます。 今日の給食では、サラダとして使っています。 春がそこまで昨年秋頃に定期的に学校の近くを通られる方に、「ツタンカーメンエンドウ」と「グリンピースロング」の種を頂きました。お手紙も同封されており、植える時期やどんな土が適しているかが丁寧に書かれていました。 その「ツタンカーメンエンドウ」が紫色の可愛らしい花を、「グリンピースロング」が可憐な白い花を咲かせ、畑に彩りを加えています。 花から実になる成長過程も楽しいですよ。是非、観察してみてください。 ・ツタンカーメンエンドウ:校園東側畑(左の写真) ・グリンピース ロング:放送室前花壇(右の写真) 本日の献立/2月4日(木)・厚焼き卵 ・きくなとはくさいのおひたし ・キャベツの甘酢あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 22.8g ☆きくな(菊菜)☆ キクナは、春に黄色の花を咲かせることから、「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。原産地は地中海沿岸とされ、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていましたが、アジアに伝わる過程で食用として栽培されるようになったと考えられています。現在食用としているのは、日本以外では、中国、インド、東南アジアなどのようです。日本への伝来は、室町時代とされており、「高麗菊(コウライギク)」、「琉球菊(リュウキュウギク)」、「ローマ菊」などの名でも呼ばれていたことから、朝鮮半島、沖縄などから渡来したものと考えられます。 栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテンはホウレン草よりも多く、ビタミンB2・C・E、カルシウム、鉄なども豊富です。独特の香りは、α‐ペネン、ペリルアルデヒドと呼ばれる成分で、食欲の増進、胃もたれの解消、消化促進などの働きがあるそうです。旬は11月〜3月で、冬の鍋物には欠かせない食品となっています。また、柔らかいので、おひたしなどのあえものにもよく使われます。 今日の給食では、ハクサイと合わせておひたしとして使っています。 ※明日(2/5)は、チキンカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 |