本日の献立/3月22日(火)![]() ![]() ・マカロニサラダ ・じゃがいものしょうゆバター焼き ・りんご(缶詰) ・ごはん・牛乳 栄養価 エネルギー 779kcal、たんぱく質 26.8g、脂質 18.1g ☆じゃがいも☆ じゃがいもは植物としては、ナスの仲間になりますが、その果実ではなく、土中の茎に栄養がたまってできる「塊茎(かいけい)」という部分を食べるものです。原産地は、南米のペルーからボリビアにかけてのアンデス高原、チチカカ湖周辺といわれ、紀元500年ごろから、標高3000〜4000メートルの土地で栽培され、インカでは重要な作物となっていたようです。そして、16世紀になって、スペインの南米遠征軍が、ヨーロッパに持ち帰り、比較的短い期間で塊茎を肥大させる性質があるため、救荒用作物として広く普及しました。日本へは慶長年間(1596〜1615)に、オランダ船によって、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から、長崎へと伝えられ、このことが、ジャガイモという名の由来となりました。また、「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼ばれますが、これは、江戸時代の小野蘭山(1729〜1810)という学者が、もともと中国にあった馬鈴薯(現在のホドイモ)というイモと勘違いしたことからこの名で呼んだそうです。その後、1912年になって、中国でもジャガイモの方を馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。馬鈴薯という名は、馬の首につける鈴の形に似ているところからきています。伝わった当時は、あまり好まれなかったそうですが、明治時代になって本格的な栽培が始まり、北海道の開拓とともにアメリカやイギリスなどから多くの品種が導入され、現在では日本でも主要な作物となっています。年中出回っていますが、4〜7月ごろがおいしいとされています。 主成分はでんぷんで、ビタミンCも豊富に含まれています。そして、ジャガイモのビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱や保存によっても壊れにくいということが特徴となっています。 今日の給食では、しょうゆとバターで味付けしてオーブンで焼いています。 2年生 スポーツ大会![]() ![]() ![]() ![]() 上手くいかなかった所などたくさんありましたが、最後はみんな楽しかったという声が多く聞けたので、合唱コンクールに向け、いいクラスの団結ができたと思います。 なお、2年生の合唱コンクールは、3月23日水曜日の午後に行われます。 本日の献立/3月18日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ・白身魚のムニエル ・キャベツのドレッシングあえ ・デコポン ・牛乳 栄養価 エネルギー 835kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 24.0g ☆デコポン☆ デコポンは、1972年に長崎県の果樹研究所で、3/9に紹介した清見オレンジとポンカンを交配させ、育成された品種です。当時は、凸(でこ)が出やすく、皮の表面も粗いので、見た目が悪いという理由からあまり出回ることはありませんでした。その後、熊本県宇土郡不知火町に伝わり、「不知火(しらぬい)」の名で栽培が広まり、1990年ごろになって、その味の良さが認められ、広く普及することになりました。そして、1993年になって、「デコポン」の名が、熊本県果実農業協同組合連合会の登録商標となり、不知火の中で、糖度13度以上、クエン酸1.0以下などの基準を満たしたもののブランド名となりました。暖かい地方での生産が多く、主産地はやはり熊本県となっています。 ユニークな「デコ」が特徴で、これには気温が関係しており、昼と夜の気温の差が大きければ、大きいほどデコができやすくなるそうです。中にはデコの出ないものもありますが、味には影響ありません。4月ごろに小さくて白いかわいい花を咲かせ、12〜2月にかけて収穫されます。収穫直後は酸味が強いので、一定期間貯蔵し、酸味をぬいて、2〜3月ごろに出荷のピークを迎えます。 皮の表面は粗いですが、むきやすく、じょうのう膜は薄くて食べやすく、果肉は柔らかで果汁が多く、そして甘味が強くておいしいです。 ビタミンCがたっぷり含まれているので、カゼなどの予防に効果が期待されます。 1年生合唱コンクール![]() ![]() ![]() ![]() 練習の成果がどのクラスも出ていて、目に涙を浮かべる先生や保護者の方もいました。 金賞は1組、銀賞は3組でした。 皆さん、お疲れ様でした!! 本日の献立/3月17日(木)![]() ![]() ・高野どうふの煮もの ・さつまいものてんぷら ・ほうれん草とはくさいのおひたし ・ごはん・牛乳 栄養価 エネルギー 815kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 23.1g ☆みりん(味醂・味淋)☆ みりんは、蒸したもち米と米麹(こめこうじ)、焼酎あるいは40%のアルコールを混ぜて仕込み、熟成させたもので、調味料として使われることが多いですが、実はお酒の一種です。本みりんにはアルコールが14%程度含まれ、昔は、甘味を備えたお酒として親しまれていたようです。関西では「柳蔭(やなぎかげ)」と呼び、氷を加えて夏の飲み物とされることもあります。 みりんの歴史については諸説がありますが、戦国時代に中国から渡来した「密淋(ミイリン)」という甘い酒が起源とされる説や、博多の「練貫酒(ねりぬきざけ)」という甘い酒に腐敗防止のため焼酎を加えたものがみりんになったという説もあります。密淋については、日本に伝来したことが「貞徳文集(ていとくぶんしゅう/1649年)」に、練貫酒の発祥については「蔭凉軒日録(いんりょうけんにちろく/1466年)」にそれぞれ記載されているようです。1593年には、豊臣秀次の書記役である駒井重勝が書いた「駒井日記」にみりんの記述があるそうで、戦国時代では、みりんは甘味のある高級酒として貴族たちに珍重されていたようです。現在のように調味料として使われるようになったのは、江戸時代の中期で、かば焼きのたれやそばつゆなど、料理の甘味として広まったようです。 本来のみりんは「本みりん」と呼ばれ、酒として扱われるので酒税がかかるため、料理用として、塩を2%程度加えて飲めなくした「発酵調味料」や、ブドウ糖や水あめにグルタミン酸、香料を加え、アルコールを1%未満にした「みりん風調味料」なども製造されています。 今日の給食では、さごしのおろしじょうかけと、高野どうふの煮ものの味付けに使っています。 ※明日(3/18)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 |