セカンドチャンス! 〜人は変われる、弱さを抱えたままでも〜12月15日(火) 元暴走族のリーダーで、少年院出身の牧師、野田詠氏さん(元少年院当事者の会セカンドチャンス理事)に来て頂き、子どもたちに自らの経験談と更生支援のエールを贈ってもらいました。 野田さんは10代の頃暴走族として荒れた生活を送り、薬物にも手を出した事もあったそうです。母子家庭で育った中、母親のある一言から愛されていないと思い込み、淋しさをまぎらわすために、反社会的な行動を繰り返していました。 しかし、自らの著書にもある「私を代わりに刑務所に入れて下さい。」という母の叫びを裁判所で聞いて、愛されていたんだと気づいたと話されました。 現在は、少年院を出て非行から更生を目指す人たちを、自腹を切って支える活動をされています。 子どもたちには、あきらめずに頑張っていれば、必ず見てくれている人がいて助けてくれるので、夢を持って頑張って欲しいというメッセージを頂きました。 迫力あるお話に子どもたちは聞き入っていました。 子どもたちへのお話の後、分校教員に研修をして頂きました。 「精神的に不安定な人を支える活動をしている自分と学校の先生方の仕事は重なる部分が多々あると思います。それは、相手の中の写る姿こそ真実の姿で、困ったやつだと思っていれば、相手もそう感じているはず。もし、どうしても子どもに対して愛情が持てない場合でも、とにかく丁寧に対応してあげてください。」と、本音のアドバイスを頂きました。 道徳教育の公開授業をしました。教育センターから教育指導員である芝田先生にもお越しいただいて、有意義な時間を過ごすことができました。弘済小中学校分校では、来年度以降も道徳教育の充実を図っていきたいと考えています。 1月9日 土曜授業 「ラグビーから学んだ大切なもの」今回の土曜授業の内容は、ラグビー元日本代表の選手であり、トップリーグでも活躍された 冨岡耕児さん、守屋篤さんのお二人をお招きして「ラグビーから学んだ大切なもの」という内容でした。 前半は講話、後半はタグラグビーの基礎となるタグを使った実技指導でした。 講話の内容は、お二人がラグビーを通して学ばれた体験談で「人への思いやり」「自己犠牲の精神」そして「集中する時と気を抜く時の切り替え」について熱く話されました。 幼き頃、落ち着きがなく、やんちゃ坊主だった自分がラグビーというスポーツに出会って、我慢する事、挑戦する事、努力する事を学んだとお話されました。 自立支援が必要な子ども達にとって、とても大切な内容でした。 後半の実技指導は、運動の基礎となるコミュニケーションや周りの状況判断力を高める為、タグという紐を使ったゲームを中心に指導をしていただきました。 内容がとても楽しかったため、子ども達も一生懸命に説明を聞いて、スムーズにゲームが進み、あっという間の半日でした。 冨岡さん、守屋さん、本当にありがとうございました。また、来年もぜひ指導をお願いします。 3学期 始業式短い冬休みが終わり、1月7日(木) は3学期の始業式がありました。 始業式では今岡副校長先生から1・2学期でみんなが頑張って行った「朝学習週間」、「朝読週間」、「コグトレ週間」、「チャイム着席週間」、「挨拶キャンペーン」の5つの取り組みを、その期間だけでなく、続けていくことが大切であり、ぜひ3学期は自分の力で実行してみようとうお話がありました。 3学期が始まり、今年度も残り3ヵ月となりました。3年生は卒業に向けて、1・2年生と小学生は進級に向けての準備の期間です。卒業や進級することを目標にするのではなく、卒業や進級した後に何をするのかを目標にして、しっかりと準備をして欲しいと思います。 新学期が始まり、子どもたちの元気な姿を見ることができ、大変うれしく思いました。 2016年もよろしくお願いします。 餅つき大会朝7時という早い時間から、もち米を蒸篭で蒸してからスタートしました。みんなおいしいお餅が作れるように、一生懸命にもち米をついていました。つきあがったお餅は、すぐさま丸める作業に入りました。子どもたちにとっては、しっかりときれいに丸められる子や、苦戦している子など様々でしたがみんな楽しそうにお餅を丸めていました。 お餅は普通のお餅のほかに、餡子入りやイチゴ大福など様々なものを作りました。 ひまわり寮に招待されて、分校の先生方もお昼には作りたてのお餅をいただきました。 お雑煮や砂糖醤油、きな粉といった一般的なものから、おろしポン酢や納豆といったものまで、様々な食べ方を味わいました。どれもとてもおいしかったです。 お餅をつく大変な作業、お疲れ様でした。 |