分校では、「子どもの自立に必要な力の育成」をめざし、「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」を実感させる授業の実践に取り組んでいます。
　今回は、社会科を紹介します。

◎社会科　映画を見て気付いたことを書いてみよう。

　1年生の社会科では、歴史の授業内容が戦国時代になるため、導入として3月22、23日の2時間を使って映画を見ました。
　この授業で子ども達は、先生から「映画を見て何か気付いたことや感じたことを書く」と課題をもらい一生懸命に映画を見ながら、メモを取っていました。

　「子ども達は『身分の違い』、『戦い方の違い』、『服装の違い』など、現在生活との違いについてよく気が付いていました。」と、教科の先生からコメントをいただきました。

　3月24日(木)の3、4時間目は、今年度最後の行事となる小学部、中学1、2年生合同の百人一首大会がありました。
　学級代表委員会の開会宣言の後、中学生男子はA〜F、小学部・中学生女子はG〜Hコートにて予選リーグを行いました。
児童・生徒たちは詠まれた札を取ろうと札が詠まれ始めると一斉に静かになり、中には上の句の段階で札を取りに行くなど、皆一生懸命にそして、集中して試合を行っていました。

　決勝リーグは予選リーグでの順位でコート分けされて行われます。それぞれのコートでは1位を目指して必死に頑張っていました。特に予選リーグ1位のメンバーで構成されたコートでは、かなりの実力者が集まり、ピリピリとした雰囲気の中で試合を行いました。
　近い実力の児童・生徒が競い合う決勝リーグでは、予選よりも白熱した試合となりました。

　3月24日(木)に修了式を行いました。

　式では、今岡副校長先生から一年間のまとめのお話と「自分の弱い心に負けるな、強い自分を育てよう。」と、来年度に向けて児童・生徒そして、学園や分校の先生方に向けてお話をいただきました。
　その他の先生方も、子ども達の今年度を振り返り、成長を褒めつつも「行動しなければならないときはしっかりと行動する」ということを、新年度が始まった時の目標としてお話しをされました。
　今年度も子ども達は大きく成長しました。来年度は、さらに成長し、自立に必要な力を身に付けることができるように頑張りましょう。1年間お疲れ様でした。

　また、今年度を以て学園を離任される先生方の挨拶がありました。新天地でもご活躍されることをお祈りします。お疲れ様でした。

　３月２２日（火）の５・６時間目を使って、小学部は調理実習を行いました。今年度初めての調理実習ということもあり、子どもたちはとても楽しみにしていたようです。
　今回、調理実習で作ったメニューは「クレープ」です。事前学習の際に子どもたちと話し合って、６年生の卒業を祝い会と調理実習を合同で行うことにしました。
　生地を作る作業や薄くのばした生地を焼く作業、そしてトッピングする作業など、いつもとは違う雰囲気を楽しみながら活動することができたようです。たくさん食べて、たくさん笑って、楽しい調理実習＆卒業を祝う会となりました。

川を散歩する近所の人から「ここは５０年前は鮎も釣れ、夏は皆泳いでいたよ。」と教えてもらいました。ヘドロで汚れている所にＥＭ団子を投げ入れたので、これからどんな風に美しい川になるか楽しみです。