元気アップ学習会一日目 〜元気アップ地域本部〜
5月13日(金)いよいよ中間テスト一週間前になりました。
中野中学校ではボランティアさんが、元気アップ学習会として勉強を教えてくださいます。みんなしっかり頑張ろう! 本日の献立/5月13日(金)・白身魚のムニエル ・キャベツのドレッシングあえ ・オレンジ ・牛乳 栄養価 エネルギー 824kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 22.6g ☆ホキ☆ 今日の「白身魚のムニエル」に使用している白身魚は、「ホキ」という魚です。ホキはタラ目マクルロヌス科に属し、体長は1.2m、体重7kgらいの大きさになります。大きな口に鋭く尖った歯を持つ肉食の魚で、イワシや甲殻類、イカなどを捕食しているようです。生息域は、ニュージーランド南島周辺からオーストラリア南部にかけての水域、アルゼンチンとチリのパタゴニア水域、南アフリカ沖合などの水深10〜1000mの大陸棚やその斜面に生息しており、ホキの名はオーストラリアでの呼び名「Hoki」によるものです。産卵期は6〜7月で、寿命は12〜14年程度といわれています。世界各地で白身魚のフライなどに加工されて流通しています。 日本では1969年ごろから日本船による漁獲が始まり、1980年ごろから洋上でのすり身加工も開始されたようです。しかし、近年では、漁獲量が減ってきたため、近縁の「デコラ」という魚も、ホキの名前で流通しているようです。 味に癖がなく淡白なので、フライやムニエルなどの料理によく合い、加工食品やファーストフード、市販の弁当、惣菜などにもよく使われています。 教育実習生が来ています。
本日、5月13日より3週間の期間、教育実習生が来ています。みんな中野中学の卒業生です。よろしくお願いします。
本日の献立/5月12日(木)・ちくわと野菜のマヨネーズ炒め ・揚げ枝豆 ・チンゲン菜のおひたし ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 790kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 19.2g ☆豚肉(ヒレ)☆ 豚はイノシシを祖先にもつ動物で、学術的にもイノシシ科イノシシ属とされています。世界各地に生息した野生のイノシシのうち、ヨーロッパと東南アジアに生息していたものが、それぞれの地域の祖先となって、肉や脂肪の供給源として改良され、飼育されてきました。 日本では、昭和30年ごろまでは、牛肉の3分の1程度の生産量でしたが、その後、食肉消費に増加する中、繁殖や飼料の効率がよいことから、豚の飼育が盛んになり、現在では、生産量、消費量ともに牛肉のおよそ2倍となり、肉類の中では、第1位を占めています。また、最近では「SPF豚」と書かれたものがありますが、これは「Specific Pathogen Free」の略で、「特定の病原体を持たない」という意味で、「清浄豚」ともいわれ、抗生物質の使用を控え、病原菌に汚染されない状態で飼育し、安全性を高めています。 豚の体重は300kgにもなり、品種によっては400kg近くにもなりますが、肉用の豚は、肉質と経費的な面から、約6か月で、体重110kgくらいになると出荷されます。110kg豚からは、約54kgの肉がとれ、それを大きく5つの部分に分けられ、カタ、モモが16〜18kg、ロースが約10kg、バラは約9kg、そしてヒレが1キロ程度というようになります。さらにカタは、ネック、肩ロース、ウデ、モモはモモとソトモモに分けられ、一般的には計8つの部位に分けられて、市場に出回ります。 栄養面では、牛肉とよく似た組成を持っていますが、ビタミンB1を多く含み、部位にもよりますが牛肉のおよそ10倍も含まれています。とくにヒレの部分にはビタミンB1が多く、夏バテ防止として知られる鰻(生のもの)と比べて約3.5倍も含まれ、同じ豚肉のロース赤肉と比べても約1.7倍になります。疲労回復には、価格が高騰しているウナギよりも豚肉の方が効果は高いと考えられますので、うまく献立に取り入れるとよいと思います。 今日の給食では、このヒレの部分を使って、照り焼きにしています。 ※明日(5/13)はビーフカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 本日の献立/5月11日(水)・金平ごぼう ・もやしのごま酢あえ ・ふきの青煮(かつおぶし) ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質 37.8g、脂質 16.4g ☆ふき(蕗)☆ フキは、日本原産のキク科フキ属の野菜で、野生種は北海道から琉球諸島および中国・朝鮮半島に自生しています。「延喜式(えんぎしき/927年)」にも記載があり、古くから食べられていた日本特産の野菜です。江戸時代の「農業全書(1697年)」には、商品として栽培されていたというようなことが記載されています。品種は少なく、愛知早生、水フキ、秋田フキ、八つ頭などがあり、現在流通しているのは、ほとんどが、愛知早生です。水フキは愛知早生よりおいしいといわれますが、収穫量は少なく、あまり出回りません。秋田フキは大型で、おもに加工用として利用されています。八つ頭は主にフキノトウの収穫や観賞用として使われます。 雌株と雄株があり、地中で7〜8節の地下茎をのばし、各節から長い葉柄が伸び、そのさきに大きな円形の葉をつけます。葉は2〜3月から5月くらいまでよく成長します。夏になると一時的に衰えますが、秋になると再び成長し、冬になると地上部分は枯れてしまうそうです。葉の出る前に大きい鱗片の苞(ほう/芽やつぼみを保護する葉)に包まれた花序(かじょ/花をつけた茎)が地表部に出ます。これがフキノトウといわれるものです。 一般家庭では、あまり利用しなくなりましたが、4〜5月に最も収穫量が増え、春を告げる野菜としてよく利用されます。一年を通しての需要もあり、7〜9月を除いて、ハウス栽培のものが出荷されています。一般的には、軽くゆでて、皮をはぎ、煮もの、浸しもの、あえもの、酢のものなどに利用され、独特のさわやかな香りとほろ苦さが好まれています。そのほか、伽羅(きゃら)ぶき、葉の佃煮、粕漬け、みそ漬けなどに利用され、また、茎を砂糖漬けにして製菓材料の「アンジェリカ(本来はセリ科のアンジェリカの砂糖漬け)」としても利用されています。 今日の給食では、青煮にして、かつおぶしをかけて食べるようにしました。 |
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