６年生の平和学習で八幡屋小学校の卒業生でもある佐原さんに来ていただきました。戦争中の学校生活や疎開先での話、日常生活などたくさんのお話をいただきました。
今の子ども達には、なかなか想像もつかない様な生活のお話に驚きがたくさんありました。お腹が空いて、物がなくて、いつも監視の目にさらされている。言いたいことをいう自由がない、勉強ができない。戦争というのは戦場だけで起こっているわけではなくて、それを支える国民生活の中にも起こっている、一番被害を被るのは子どもだ、というメッセージが貫かれていました。

何度も繰り返してお話しされていたのが、「いまはいくらでも勉強できる。しっかり勉強してくださいね。」ということ。子ども達も感じるところが多かった様です。
　
この先は、大阪城公園のフィールドワークやピースおおさかで疎開の学習をします。そして、自分達で学校中にメッセージを発信していく八幡屋の日の集会づくりと、学習は進んでいきます。

写真：昨年度の聞き取り学習の様子

　主催の港区役所・港警察署の方々だけでなく、たくさんの地域の方々が、ポイントに立って注意していただくなど、役割を分担して、子どもたちに関わっていただきました。暑い中、本当にありがとうございました。

　４年生は、昨年の経験と体もしっかりしてきたこともあり、しっかりできていました。ただし、慣れてきた時が一番怖いそうです。自分でコントロールできる安全なスピードで乗ることが大切です。

　３・４年生は、講堂で１時間講義を受けた後、運動場で実技訓練をしました。３年生は練習の後、実技テストもしました。

　１・２年生は、歩道を歩くときの練習をしました。危険な場所では必ず安全確認をして進むことを教えていただきました。