今年度も週はじめは講堂で全校朝礼を実施していきます。いつものように学園歌を歌いましたが、新年度ということもあって胸に響くほどの歌声でした。
２８年度最初の講話は、副校長先生によるものでした。内容は学校目標でもある、学力向上と自立に必要な力の育成についてでした。その中でも特に強調されていたのは、授業規律についてのお話でした。規律に関する詳しい説明から何故ルールが必要なのかということまで、子どもたちにわかりやすく、理解しやすい内容でお話しをされました。弘済分校の子どもたちは丁寧に説明をすればするほど理解を示してくれるので、この日の講話もきっと理解してくれ、しっかりと規律を守り授業に集中してくれると思います。

　4月8日の金曜日から新年度の授業が本格的にスタートしました。今年度のテーマは”授業規律”です。規律ある授業をすることで、みんなが前向きに取り組む環境をつくることが目的です。そのための第１弾として、授業の始めと終わりの挨拶をしっかりすることに重点を置いていきます。
　この日は初日ということもあって、生徒からはやる気をひしひしと感じました。今後も様々な取り組みをして、全員が目標を持って授業に取り組む環境を作っていきます。

　入学式を終えた後、午後から寮舎の方で観桜会が開催されました。内容はクラス単位で桜を見ながら、たこ焼きパーティーをするというものです。天候が悪く寮の庭では行えませんでしたが、みんな楽しく過ごすことができました。
　新年度をスタートさせるにあたって生徒と先生が交流を図る大切な行事だったので、特に新転任の先生方には貴重な時間だったと思います。次の日から早速授業が始まりますが、色々な場面で子ども達と交流して、互いに良好な関係を築いていってほしいと思います。

　弘済中学校分校では、4月7日木曜日に入学式が行われました。今年度の新入生は1名でしたが全児童・生徒に祝福されて、とても和やかな雰囲気の中で終えることができました。弘済分校小学部からの入学なので小学生の時からよく知っている生徒でしたが、中学校の制服を着た姿はとても凛々しく見えました。あいにくの雨模様でしたが、新入生の門出にふさわしい良い入学式だったと思います。

新年度のスタートとともにソメイヨシノが満開になりました。自然に囲まれた我が校では、毎年見ることのできる絶景です。お酒も団子も必要ないほどの景色です。
弘済分校も節目の5年を終えて、今年度はさらなる飛躍が期待される大切な年です。
そんな6年目の年に新規採用の先生が、小学校・中学校あわせてなんと3名も来られました。新たな力を加えてより一層発展していく弘済分校に乞うご期待ください。