5月9日全校朝会 校長講和『ナイル川を渡るアリ』アフリカにナイル川(世界一長い川。長さは約67,00km<北海道から九州までの距離の二倍以上、川幅は狭いところで500m、広いところで50kmから6km>)という大きな川があります。 長い長い日照りが続き、大地が乾ききって食べ物がなくなったある夏の日のことです。この川のほとりにたくさんのアリが現れます。アリのリーダーが「巣を変えよう」と決心します。 アフリカの大地を吹き抜ける風からわずかに食べ物のにおいをかぎとり、アリの大群はその方向に向かって大移動し始めます。「黒いじゅうたん」と呼ばれるこのアリの大群は、やがてこの広いナイル川をわたっていきます。 どのようにして渡るのかと言うと、川岸に集まってきたアリたちは、やがて3000匹ずつぐらいのグループとなり、互いに体の上に乗り始めます。そして、ボールのような丸い塊をつくります。 ボールのようになったアリの塊は、転ぶように川の中に入っていきます。3分の1は水面。3分の2は水中。水面にいるアリたちは、空気をいっぱい吸いながら、水中のアリのために必死に足を動かし、ボールの塊を回転させます。 水中のアリと水面のアリが入れ替わりながら、一匹も死ぬことなく、アリたちはナイル川を渡りきります。 アリたちは、「一匹は、みんなのために、みんなは一匹のために」我慢するところは我慢しながら、全てのアリが川を渡りきることができるように頑張るのです。すごいですね。 学校生活も決して楽しいことばかりではありません。苦労しなければならないこともあります。互いが支え合って目標に向かって、みんなで進んでいくことをこのアリたちの行動から教えてもらったような気がします。 先ほどのアリの話に戻りますが、自分だけずっと空気を吸っておきたいということで、水の中に入ろうとしなかったら、自分たちを支えているアリが死に、土台がなくなり、自分たちも川の中に放り出されて、全てのアリが死んでしまうことになります。集団生活では、お互いにしんどいことやいやなことがあっても、我慢しなければならないということがあるということです。 新しい学年がスタートして1か月が過ぎ、今日から、5月29日の運動会に向けての練習が始まります。練習できる時間は限られています。その少ない時間の中で「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を合言葉に、各自がどのように練習に取り組めばよいのか、考えながら行動するようにしてください。 明治CUPでみごと優勝!おめでとうございます。 高学年遠足2
美味しくお弁当をいただきました!
高学年遠足 奈良方面
天候に合わせて予定を少し変更しながら、午前中は東大寺ミュージアム・大仏殿の見学をしました。特に東大寺ミュージアムでは、千手観音像や発掘された埋蔵品など貴重な展示物に多くの児童が興味をもって見学していました。大仏殿ではやはりその大きさ・迫力に歓声があがっていました。聖武天皇が「平和の願い」を込めて造った大仏。子どもたちもそれぞれの願いを込めて手を合わせていました。
次は、一番の楽しみであるお弁当の時間です。屋根のある場所でゆっくりとお弁当を楽しむことができました。朝早くから準備をしてくださりありがとうございました。 午後は、グループで協力してオリエンテーリングを楽しみ無事に帰校しました。 こうないオリエンテーリング がっこうたんけんにいこう
2年生が1年生とペアになり、学校をあんないしました。
2年生は優しく1年生の手をひいて、9つのポイントを一つずつていねいにあんないしました。先生が立っているポイントでは、先生が出す学校クイズに、1・2年生で協力して答えました。1年生は2年生の話をしっかりと聞いて、学校をまわることができました。 |
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