授業風景 1年生本当にICT機器の進化の速さに学校が追いつくのも大変です。 運動会学年練習2年生足を揃えたり、腕を肩の高さまで上げたり、考えることと身体がうまく合わせるのに手こずる生徒もいますが、まずは身体で何度も繰り返して習得していきましょう。地面を踏み鳴らす音が揃ってくると気持ちも高まります。頑張れ〜 5月31日 全校集会 「オバマ大統領の広島訪問」先週金曜日、全世界が注目したオバマ大統領の広島訪問がありました。17分に及ぶ声明の全文が新聞等に掲載されています。ニュースで読んだり聞いたりした人はいますか?この声明を読んで心が震える思いがしました。その一部を紹介します。みんなの心がどのように感じるのかしっかり聞いてみてください。 「71年前の改正の朝、空から死が降ってきて、世界は変わってしまった。閃光と火の塊が町を破壊し、人類が自らを滅ぼす手段を手にしたことを見せつけた。われわれはなぜこの地、広島に来たのか。それほど遠くない過去に解き放たれた恐ろしい力について思いをはせるためであり、10万人を超える日本の男性、女性、子どもたち、多くの朝鮮半島出身者、捕虜になっていた米国人を含めた犠牲者を追悼するために来た」 「ほんの数年の間に、私たちと変わらない6000万人もの男女や子どもたちが、打たれ、殴られ、行進させられ、爆撃され、捕らわれ、飢えさせられ、毒ガスで殺された。世界中にこの戦争を記録した場所がたくさんある。慰霊碑は勇気や英雄的なもの語たりを伝え、墓標と空っぽの収容所は、言語に絶する悪行をこだまさせる。しかしこの空に広がったキノ雲の姿は、我々の考えや想像力、言語、道具を作る力といった、人類が自然とは違うことを示してくれる能力が、我々に不相応な破壊力も与えている」 「我々はこの街の中心に立ち、爆弾が落ちてきた瞬間に思いをはせずにはいられない。われわれは目にしたもので混乱していた子どもたちの恐怖を感じずにはいられない。われわれは、あの悲惨な戦争、それ以前に起きた戦争、今後起こりうる戦争で命を落としたすべての罪のない人々に思いをはせる。」 「我々のように核の備蓄を持つ国々の間で、核兵器が完全に廃絶される世界を求め、恐怖の論理から脱却する勇気を持たなければならない。我々は、私が生きている間にこの目標を実現させることはできないかもしれない。」 「おそらく何より、我々は人類の一員としての互いのつながりを考え直さなければならない。これが我々、人間としての種をほかにないものにしている。我々は過去の誤りを繰り返すように遺伝子に組み込まれているわけではない。」 「我々は学ぶことができる。我々は選択することができる。我々は子どもたちに異なる物語を伝えることができる。共通の人間性を語り、戦争が起きる可能性を提言し、残酷な行いを用意に受け入れないという物語だ。」 「朝に我々の子どもが見せる最初の笑顔。キッチンテーブル越しの配偶者の優しいふれ合い。親からの優しい抱擁。我々はそうしたことを考えることができ、71年前の広島で、同様の基調な時間が営まれていたと知っている。」 「広島と長崎は、核戦争の夜明けとしてではなく、我々の道義的な目覚めの始まりとして知られなければならない」 さあ、みんなの心は何を感じたでしょう。被爆者の森重昭さんとオバマ大統領が抱き合っている写真がありました。被ばくした中には捕虜になっていたアメリカ兵もいたことを伝えようとしてきた方です。抱き合った姿からこの71年間の想いがつながった感じがします。 私たち教員は71年間の想いを引き継ぐ子どもたちを育てなければなりません。みんなに伝えたいことは2つ。 1つ目は、どんな言葉を発しているかということです。人とつながるための言葉なのかどうか。「死ね」という言葉、友達をからかったり、傷つけたりするような言葉を発していることはないでしょうか。成南中学校創立69年ですが、創立前から、人としてのあり方を問い続けた71年です。まずは、自分が発している言葉の重みを知ってください。 2つ目は、この声明の中にもあるのですが、争うために「団結すること」が使われてきたという歴史があります。6月10日の運動会に向けて、学級が団結して競い合う運動会です。でも、その団結が成南中学校のつながりや成長につながるように、互いの頑張りを認め合い、励まし合える運動会にしてもらいたいと思います。 これからの平和な未来を作る担い手になっていきましょう。 5月30日 次は運動会修学旅行で培ったつながりを団結させる時がやってきました。さあ、優勝候補は何組かな。 帰校式
保護者の皆さんがたくさんお迎えに来ていただきました。ありがとうございます。
《校長のお話を》予定の時刻を1時間程遅れて申し訳ありませんでした。 修学旅行の目標としていたホームページの700のアクセスですが、初日877、昨日はなんと1021。過去最高になりました。(拍手) 民家泊の話を違う班に一生懸命話をしていましたね。こんなことしたって楽しかったり、嬉しかったりしたことを伝えたくて仕方がないのと同じで、君たちの笑顔や素敵な様子を伝えたくて一生懸命ホームページにあげました。そのホームページを楽しみにしてくれた家族の人がいてくれたことも本当に嬉しいです。 さて、3日間、君たちと一緒に過ごす中で、君たちの良いところがたくさん見ることができました。それは、この「パー」の力です。この手のひらは、人と握手したり、やあ元気って手のひらを向けたり、人とつながる手です。民家の方が、成南中学校の生徒さんは本当に素晴らしいですとおっしゃってくれました。挨拶や笑顔。お腹一杯食べること。おいしいと素直に言うこと。ある人たちは、「家にある神棚に手を合わせてくれた、こんなことは今までありませんでした」と感心されていました。69期生の良いところはこの「パー」の力です。 弱いところもありました。それは「グー」の力です。しっかり話を聞く力です。聞くことで人の気持ちももっとわかるようになります。トレーニングで手の筋力をつけるにはグーパーグーパーを繰り返します。パーの力をさらに伸ばすには、グーすることが大切です。これからの10ヶ月、しっかりグーすることができるようにトレーニングしていきましょう。 |
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