第2回鉄人記録会鉄人記録会とは、原則月に2回行われ、学園敷地の隣にある畑周りを走り、タイムを計測する学園恒例の記録会です。子ども達は、この記録会で目標タイムをクリアするために、日々寮でのランニングに全力で取り組んでいます。 スタート前から、子ども達はやる気に満ち溢れており、その真っ直ぐな思いが伝わってきます。 スタートすると、走っている子どもに対して、次のレースを待つ子どもや学園の先生、学校の先生など全員で熱いエールを送り、皆大声で応援します。 そうすることで、自分ひとりでは出せないような記録も、沢山の人が応援してくれることで、自分の限界に挑戦する力が出せるようになります。 この日は日差しもきつく暑かったけれど、自己新記録を更新できた子どももいました。 この鉄人記録会を通して、「自分には沢山の人が応援してくれている」という実感を得て、「何事にも全力で取り組む」ことや「嫌な事から逃げない」など、「自分に負けない心」を身につけてほしいと思います。 朝学習始めました。
今年度から、学力向上推進プロジェクトチームの提案で朝学習を実施することになりました。今年度の弘済分校の学校教育目標は「 学力の向上と自立に必要な力の育成 」なので、自主学習による朝学習は最適な取り組みだと思います。
時間の関係もあり毎日実施することができないので、朝学週間として一週間単位で定期的に行うようにしました。そして1回目が中間テスト対策として5月12日からスタートしました。自主学習なのでどの生徒も自分にあった教材を選んで取り組んでいました。特に3年生は熱心で、成績や受験に対する意識の高さを感じました。 “万里の道も一歩から”なので、コツコツ積み重ねていってほしいと思います。 人権教育 熊野伸一さんをお招きして。熊野さんは、15才で失明し、その後も次々に降りかかる多くの苦労を乗り越え、現在は盲導犬利用者であり、そして、 熊野鍼灸治療院の院長、ロックバンド「シャンテ」のボーカル、講演会の講師職の三つのわらじでご活躍されています。 熊野先生自身の人生の中で、様々な困難な場面に直面しながらも、笑顔で前向きに生きることの大切さを、歌や、笑いを交えながらの体験談を熱く語ってくださいました。 普段は、なかなか人の話を聞くのが苦手な子どもも、食い入るように話を聞いていました。特に熊野先生が、ご自身の母親の話をされた時、その話に共感し、涙を流す子どももいました。 弘済小中学校分校や、阿武山学園を卒業した後も、本日の講師である熊野さんのように、明るく、笑顔で、そして一人ひとりが前向きに生きて行ってほしいと願っています。 盲導犬 ロックバンドHP http://www.chanter80.com/ 第二回委員会活動各委員会の様々な活動内容を紹介します。 学級代表委員会は、朝の集会を生徒が主体となって行うという新しい取り組みに挑戦をするようです。 保健委員会は、6月の目標である「歯と口の健康」についての話し合いが行われ、啓発に必要な取り組み内容を決めました。 図書委員会は、6月の目標である閲覧や貸し出しのマナー向上に向けた取り組み内容について話し合いをしました。 月一回しかない弘済中学校分校の委員会活動ですが、その一回の委員会活動をとても大切にし、内容の濃い時間を過ごせています。学級や学校が変化し、生徒が主体的に活躍する姿を楽しみにしています。 小学部 図書の時間小学部では、水曜4時間目に本と触れ合う時間を大切にするため、図書の時間を設けています。 こども達は、その図書の時間を楽しみにしています。図書室にある様々な本を手に取って読むこどもの表情はとても輝いています。特にギネス記録の本に興味があるようで、色々な記録を見て、驚いている様子がとてもほほえましく思えました。 これからも、こども達に沢山の本と出合うきっかけを作り、どんどん視野を広げてほしいと思います。 |