「いじめ」ってなに?? Vol.4今、私の手元に、2013年の古い新聞の切り抜きがあります。 内容は、2012年に文部科学省が実施した「いじめ把握件数」 ●目を引くのは、九州「鹿児島県」です。 2011年の395件から、2012年は32,167件、 なんと一気に100倍近く増えているんです。 鹿児島県にいじめの波、学校崩壊の前兆か…???ではないんです。 県教委によると、 「児童生徒が不快に感じたケースをすべていじめとみなすように視点を改め、対処した結果」だといいます。 今回の講師、文部科学省の 平居 秀一 室長も、 「いじめの認知件数が多い学校は、いじめを初期段階から積極的 に把握し、解消の取り組みのスタートラインにたった学校で、 極めて肯定的に評価する。」 と言っています。 つまり、 これだけいじめの定義が広いと、 相手に不快感を与える言動「いじめ」は必ず起こる。それを初期段階からしっかり把握して対応し、適切な措置にあたることが何より大切です。 それじゃあ、「豊里小学校」では… という保護者のみなさんのために、続きの解説はVol.5に… (学校長) 自転車保険の加入が義務化です6月27日(月)、 まぶしい太陽、今日は暑い暑い一日になりそうです。 平成28年4月1日に施工された『大阪市自転車条例』 その大きな柱は4つです。 (1)自転車保険の加入義務化 (2)交通安全教育の充実 (3)自転車の安全利用 (4)交通ルール・マナーの向上 その中の1番目、 「自転車保険の加入義務化」の施行日は7月1日、目の前です。 今全国で、自転車事故による高額な賠償判決が出ています。 万が一の事故に備えて、早急にご検討ください。(ただし、義務化されたとはいえ、罰則規定はありません。) (学校長) ナップサックをつくろう 〜6年生〜6年生の家庭科、裁縫の時間です。 「ナップサックを作ろう。」 一人一人が選んだ個性あふれる布生地を使ってのナップサック 作りです。 すでに出来上がった児童を横目に、 慣れないミシンに四苦八苦、手縫いですすめてもOK! 完成後は、学校生活のいろんな場面で活用されそう、きっと「修学旅行」でも…?? (学校長) 学び続ける先生事業 〜尾山先生〜より良い授業をめざし「授業力」をつけることを目的に「学び続ける先生事業」が始まりました。 これにより、大阪市のすべての教員は、年に1度、校内での「研究授業」が義務付けられました。 しっかりとした授業案を作成し、管理職を含む複数の教員が授業を見学します。授業が終わった後は、授業に関しての批評・高評です。 ●今回は、 2時間目、4年3組(尾山先生)、国語の授業風景です。 単元は「筆者の書き方の工夫を見つけ、文章にまとめよう」 教材は「ヤドカリとイソギンチャク」 ・ヤドカリについたイソギンチャクの利益を読み取ります。 落ち着いたクラス状態、 一人ひとりがしっかりと大きな声を出して音読です。筆者の技(ここでは「比べ技」と言っていました)に注目しながら、イソギンチャクがヤドカリにつく理由とついた時の利益を考えます。 最後に、何でもいいから感じたことを… 「イソギンチャクの気持ちがよくわかる。」すっごく素直な感想です。 (学校長) 「いじめ」ってなに?? Vol.3◆学校で、AちゃんがBちゃんの頭をポカリとたたきました。 たたかれたBちゃんは、泣きながら先生のもとに… AちゃんがBちゃんに手を出したのはこれが初めてです。 これが「いじめ」やったら、こんなことなんぼでもあるやん?? そうなんです。 今の法律の定義でいうと、相手に(精神的)苦痛を与えてしまったらすべて「いじめ」なんです。 だとすれば30人以上の児童生徒が1年間教室で過ごす中で、何も問題が起こらないはずがない。それにもかかわらず、例年実施される問題行動調査では、全国小学校の約4割が「いじめゼロ」。 「こんなことはありえない」と平居 秀一室長は言います。 つまり、多くのみなさんが「いじめ」と感じている、 平成17年度までのいじめの定義、それが今でもスタンダードな「社会通念上のいじめ」として定着し、教職員の考え方も切り替わっていないのが実情です。 ややこしい話ですが、「いじめ」には、 『社会通念上のいじめ』と『法律上のいじめ』の2つが存在すると いうことを知ってください。 「でも、そんなんいちいちあげてたらきりがないやん。」また、全部あげてたら「いじめの多い学校(地域)という悪いイメージがつくわなぁ。」と感じられるかもしれません。 という保護者のみなさんのために、続きの解説はVol.4に… (学校長) |
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