中学部で各種テストを実施しました3年生は中間テストに続いて、5月24日に第1回目の実力テストをおこないました。出題される問題は1年生からの内容ということもあって、かなり苦戦している様子でした。テストの点数にがっかりするかと思いましたが、大半の3年生は現実を受け止め前向きな様子でした。 弘済分校に来る生徒は、以前の学校でテストはおろか授業もまともに受けていないケースがほとんどでした。しかし弘済分校での日々の授業や補習などの取り組みを通して、学習に対する意欲が高まってきたことに喜びを感じています。 興味・関心を高める授業の実践 <小学部 学習園の手入れと野菜作り2>1ヵ月前に苗を植えました。この1ヵ月間、子どもたちは水やりや雑草を抜く作業など、責任をもって行ってきました。 その甲斐もあり、野菜は順調に大きく育ってきて、子どもたちはとても喜んでいます。 今日は畑の周りにたくさん生えている雑草をカマで刈る作業を行いました。 子どもたちは、寮での作業でカマを使い慣れているので、その手さばきには感動を覚えました。 集中して作業できたということもあり、あっという間に草だらけだった畑の周りが、すごくきれいになりました。 これからも子どもたちが自主的に日々学習園の手入れを行い、野菜を栽培することにより、「責任感」や「継続する力」を身に付けられるようにしたいです。 今週の講話いつもは今岡副校長先生がお話しをされますが、本日は、岩本教頭先生が講話されました。 内容は、学習規律についてのお話でした。 今年度は学習規律について、特に力を入れて指導しています。 授業中の不必要な私語や授業内容を聞く姿勢など、授業を受ける態度は、随分と向上しています。 今後もそういった学習規律を意識して、一時間、一時間の授業を大切にしていこうと、お話しされました。 EM活動 〜団子づくり〜
今日は、EM団子づくりをおこないました。EM団子は水質改善の効果があるため、私たちの学校では毎年つくっています。あたたかな陽気に包まれたなかでの作業ということもあり、みんなで気持ち良く団子づくりに取り組めました。
団子づくりは、EM活性液を混ぜ込んだ砂を丸めるだけなのですが、砂中の水分含有量や握り方で固まりかたが変化するので、なかなか難しい作業でもあります。子どもたちもお互いにアドバイスしながら、試行錯誤して団子づくりに汗を流しました。でき上がった団子は、乾燥させてから学校近くの安威川に投げ込みます。 ささやかではありますが、子どもたちもEM活動や環境問題を通じて社会貢献できることに喜びを感じています。 興味・関心を高める授業の実践<小学部 総合的な学習の時間 お米づくりに挑戦>今回、阿武山学園のある一つの寮から「バケツ稲づくりセット」をいただき、せっかくの機会なので、総合的な学習の時間を使い、お米づくりに挑戦しました。 子どもの中には、既習内容とはいえ、忘れてしまっている部分もあるので、もう一度、田植えからお米が出来るまでを簡単に復習しました。 さぁ実際にお米づくりに挑戦です。まず一人一個のバケツを持って、すでにお願いしていた、学園の近くの田んぼに土をもらいに行きました。 まだ、水は張ってないとはいえ、水分を十分に含んだ土は、とても重そうでした。 そして、教室に戻り、種もみを軽く水に浸し、芽だしの準備を行いました。 暑い中の作業でしたが、子どもたちは一生懸命に準備に取り組んでくれました。 普段何気なく食べているお米ですが、家庭の食卓に並ぶまでには、農家の方をはじめ、たくさんお方の苦労があります。 今回の学習を通して、子どもたちには、食糧を生産する人々の苦労や、食のありがたみを再確認してほしいと思います。 |