図書委員会の取り組み図書室利用のマナーやルールを意識して守るように、図書委員会が中心となって声掛けを行う。 図書室の中にある本から名言を選び、その名言と本のタイトルを書いたものを「しおり」にする。 今回の活動では、しおりを作成するための名言を選ぶ作業を行いました。 子ども達は、今まで読んだ本の中から名言を選んだり、今まで読んでいなかった本から探したりと楽しそうに活動していました。中には、「これは名言ですか?」、「この言葉は心に響きますか?」といった質問をする子どももいました。 作成した「しおり」は、創立祭の時に参加された前籍校の先生方に配布をしたいと考えています。 「しおり」に書かれた自分の選んだ名言をきっかけとして、多くの人に本を読んでもらえるようになるといいなと思っています。 学級代表委員会の取り組み委員会が中心となって取り組んだ「さわやかあいさつキャンペーン」が終了し、あいさつの声や姿勢が良くなるなど、成果があがる中、次の取り組みとして、「意見箱」を設置しようというアイディアが出ました。 具体的な内容は、本校にはみんなが安心して学校生活が送れるよう、様々な決まりやルールがあります。 そうした中で、子どもたちが疑問に思うことや、これは自分たちでマナーとして守れそうなことがあれば、自分の意見として投稿し、それを受けて職員が検討しようという取り組みです。 この取り組みを通して、子どもたちが、なぜ決まりがあるのかを考え、少しでも学園や学校の「ルール」から「マナー」へ変わっていってくれればと思います。 道徳教育 〜仲間づくり〜 教員研修編
子どもの実践授業に引き続き、放課後からは兵藤先生による職員対象の研修会が開催されました。
兵藤先生は愛知県の刈谷東高校に勤務されてしています。そこで数多くの不登校経験のある生徒と接する中で、生きる力の重要性に気付かれたそうです。そして生きる力を育成するために『演劇表現』という授業を実践されています。 研修会では、まず授業の感想をひとりひとりの職員から聞き、その内容をもとに実践授業の目的を細かく解説していただきました。兵藤先生は単純な作業を通じて、人との関わり方を教えて下さいました。また、このような取り組みが生きる力につながり、教職員は卒業までにその力を育成する義務があると言っておられました。 兵藤先生は演劇部の顧問をされていることもあって、言葉のひとつひとつに説得力がありました。様々な話を聞く中で、研修を終えるころには全職員すっかり兵藤ワールドに浸かっていました。 道徳教育 〜仲間づくり〜 児童生徒編児童生徒には仲間作りをテーマとした実践授業が行われました。 まずは1グループ15名程度でお題ごとに並べ替えるというものでした。お題は単純なもので、誕生月や名前の頭文字で順番に並び替えるというものでした。最初はどのグループも真っすぐ列を作って並ぶのに2分ぐらい掛かっていました。しかし回数を重ねるうちにグループ内で工夫をするようになり、30秒を切るグループが出てくるほどになりました。早く並ぶには、互いに声を掛け合う事が必要であることを学びました。 次に取り組んだのは、二人組で割り箸を使って座り立ちするというものでした。お互いに黙って目を閉じて行うので、指先から感じる相手の力に合わせて動かなくてはいけません。とても単純な動作でしたが、成功した時の二人の達成感はとても大きなものでした。 このワークでは、自分だけでなく相手の気持ちをしっかり理解する事が必要であることを学びました。 最初は取り組みに対して前向きでなかった生徒も、授業の最後は兵藤先生の話を食い入るように聞いていました。 今週の講話さて、恒例の月曜講話が行われました。今週は、二週間に渡って行われた「さわやかあいさつ週間」について、副校長先生からお話しがありました。今回みんなが意識して、とても気持ち良いあいさつができましたが、これで終わりというのでなく、この良い意識を続け、みんなの当り前になって欲しいとお話しされました。 弘済小中学校分校の生徒の元気でさわやかなあいさつの声が、伝統となり続いていくといいなと思います。 |