カッター実習、若狭塗りばし体験を終え、食堂で牛丼の昼食をいただき、体育館で退所式を行いました。生徒代表がお礼の言葉を館員の皆さんに述べ、館員の代表の方からお話をいただきました。
　その後バスにて学校に帰り、体育館でまとめのお話、諸連絡等を行いました。

　今回の一泊移住は前・前日にかなりの雨が降り、当日はどうかなと心配しましたが、生徒たちの思いが通じたのか、２日間とも素晴らしい天候に恵まれ、予定通りの日程をすべて終了することができました。
　
　１年生の皆さん、たくさんの仲間を作ることができましたか、この２日間の体験をもとに思いやりのあふれた学年にしてほしいと思います。

　カッターは一度に全員が乗船できず、前後半とし、その間カッター乗船以外の生徒たちは若狭塗ばし作りを体験しました。幾重にも塗られた漆をやすりで削り、中に埋め込まれた貝殻を浮かび上がらせ、模様をつけるというものです。
　生徒たちは真剣な面持ちで箸作りに励んでいました。
　写真は箸作りに熱中する生徒たちとできあがった若狭塗りばしです。

　ようやく沖に向けて進みだしたカッターです。次第に要領を得始めたようです。しかし終わりの時間が来てしまいました。
　慣れ始めたころに終わってしまい、素晴らしい天気ということもあり、もう少し時間があればなあと思いました。

　最初は片側に寄せられているオールの一方を立てなければなりません。しかし、立てるとバランスが悪く、注意をしないと倒れてしまいます。みんなの協力と息があってなくてはうまくいきません。
　その後ようやくオールが左右におろされ、ようやくこぐ準備が整いました。ここまでが慣れていないとけっこう難しいです。

　カッターのオールはとても重く、１人ではバランスもとりにくくとても運べません。また、２人で一つのオールをこぎます。指導を受けて正しく乗船し、いざ出航です。