校長室の隣人上の写真、なんだかわかりますか?そうですハチの巣です。ハチといってもスズメバチのような大型ではありません。人にも向かってくるようなことはありません。(私の経験上)先日ふと窓の外を見ると一匹のハチが窓際を飛んでいました。私はぼーっと見ているとさらにもう一匹が飛んできたので今度はじっとどこへ飛んでで行くのかを見ていました。すると窓際のアサガオの生い茂った中に入っていくのでよく見ると、握りこぶし大の蜂の巣があるではありませんか。昨年スズメバチの巣を二つ除去したのですが、今回は「怖いなぁ」という感情よりもむしろけなげに働く姿になぜか愛着がわいてきました。もちろん生徒が行き来するところなら除去するのですが、校長室の窓際なので刺されるとすれば私でしょう。こうして窓を閉めて、日ごとに大きくなる巣を見ているとそれをちぎって退治するのが何ともかわいそうで。とりあえず夏休みの間だけはそっとしておいてあげようと思います。そして休みなく働くその姿に感心しながら共存していこうと思います。ちなみに校長室の網戸にはセミやカマキリなどもちょくちょく遊びに来てくれるので、生物好きの私には癒しの空間でもあります。気軽にのぞいてくださいね。 さりげない優しさ翌朝の出勤時その道を通ると一人のおじいちゃん(失礼)がガサゴソと何かをしていました。近くを通り過ぎる時によく見ると雑草を手で丁寧に抜いていたのです。「えっ、もしかして」と思いながら、翌日の朝にそこを通るときれいになっている範囲が広がり、その横で昨日のおじいちゃんが今日も手入れをしておられました。私は「ありがとうございます。きれいになりましたね。」と声をかけさせてもらうと、「みんなの歩道やから。これぐらいしかでけへんけどな。」と笑顔で答えてくれました。私は汗をだらだら流しながら歩道をきれいにしているその姿を見て、すごく爽やかな朝に感じられました。こういったさりげない優しさってすごく素敵に思いませんか。 |