発達障がいについての校内教員研修を行いました
6月10日金曜日に大阪市教育委員会指導主事の小西浩之先生を講師に招いて、発達障がいに関する研修を行いました。
昨今、少年非行と発達障がいは密接に関係していると言われています。この問題は阿武山学園の施設内学校である弘済分校も例外ではなく、何らかの発達障がいを持つ児童生徒が多数在籍しています。このような現状があるので、子ども理解のための教員研修を毎年行っています。 研修の内容はインクルーシブ教育からみた、発達障がいを持つ児童生徒への指導方法でした。基本的な内容だったのでベテランの先生は再確認し、若手の先生は新たな知識を身に付けたと思います。 弘済分校では児童生徒への理解を第一に、日頃から子どもの変化に気を配り接しています。今回の研修はそういった意味でも、とても参考になったと思います。 今週の講話毎週月曜は今岡副校長先生のお話しから始まります。今週は学級代表委員会による「さわやかあいさつ週間」の表彰が行われ、あいさつについてのお話しがありました。このあいさつ週間で、子どもたちのあいさつがとてもさわやかで、本当に気持ちがよかったとほめていただきました。「ほめる、ほめられるというのは、お互いがとても気持ちよく過ごせることになるよ」とお話しいただきました。 今週も生徒たちをほめてあげるような機会、場面があると、思いっきりほめてあげて生徒たちの持っている力を伸ばしてあげられたらな、と思います。 興味・関心を高める授業の実践<小学部 外国語活動>小学校での外国語活動は、子どものコミュニケーション能力の育成を図るために行います。 今回は初めての授業だったので、はじめに次の約束を提示しました。 1、 とにかく声に出す。 2、 恥ずかしがらない。 3、 できるだけ英語を使う。(ジェスチャーでも良い) 初めて触れる英語に最初は不安が大きい様子でしたが、この約束を提示すると、 「上手でなくてもいいから、とにかく声に出して楽しむことが大切である」 と理解したため、ワクワクしている様子でした。 デジタル教材と大型モニターを使って、今回は簡単なあいさつと自己紹介の仕方を学習しました。 友達や先生とロールプレイングを行ったり、歌を歌ったりして、たくさん声に出して英語に触れることができました。 小学部の子どもたちは、「もっとやりたい!」と口ぐちに言い、次回の学習も楽しみにしている様子です。 子どもの興味・関心を高めるためにも、様々な工夫を凝らして授業を行っていこうと思います。 保健委員会活動について
今月の保健委員会は、保冷剤作りとEM発酵液作りの2つの作業をしました。
保冷剤作りでは、自分達の好きな色をつけてオリジナルのものを作り、お互いのものを見せ合い ながら、子どもたちはとても満足げな様子でした。自分用と学校用に分けて、けがの処置や暑さ対策用など、これからの 季節大活躍となりそうです。 EM発酵液は、校舎のトイレ掃除用に使用します。みんなの健康と環境のために、汗だくになりながら 作りました。厨房で働く方にも、水を汚す一つである「米のとぎ汁」をタンク一杯用意していただきました。多くの方々の協力を得ながら、充実した委員会活動となりました。 図書委員会の取り組み図書室利用のマナーやルールを意識して守るように、図書委員会が中心となって声掛けを行う。 図書室の中にある本から名言を選び、その名言と本のタイトルを書いたものを「しおり」にする。 今回の活動では、しおりを作成するための名言を選ぶ作業を行いました。 子ども達は、今まで読んだ本の中から名言を選んだり、今まで読んでいなかった本から探したりと楽しそうに活動していました。中には、「これは名言ですか?」、「この言葉は心に響きますか?」といった質問をする子どももいました。 作成した「しおり」は、創立祭の時に参加された前籍校の先生方に配布をしたいと考えています。 「しおり」に書かれた自分の選んだ名言をきっかけとして、多くの人に本を読んでもらえるようになるといいなと思っています。 |