平和記念事業は、「講演会と歌で検証する戦争と平和」と題して、行われました。

　ナビゲーターは、ピースおおさか特別顧問で、作詞家の、もず唱平さんです。もずさんは、大阪のご出身で、浪速の街をテーマにした作詞家として知られています。

　講演は成瀬さんの「時空の旅」。
　滋賀県近江への学童疎開のお話でした。

　講演会の行われる講堂は、開演前から大勢の人でいっぱいに。

　ホール内には、東中学校や西中学校生徒の「平和ポスター」が展示されていました。

　たった７１年前。
　私たちの祖父母の時代、戦いが当たり前のように行われ、尊い命が数多く失われていきます。
　ブレーキをかけることができなかったのか・・・。とても残念です。

　その時代を子どもで過ごした、イラストレーターの成瀬國晴さんが、本日の講演会の主役です。

　施設内は、ＡＢＣなど６つのゾーンに分かれ、戦時下の大阪の景観や、人々の暮らしぶりがわかります。

　旭区の旭陽中学校の取り組みが、発表されていました。

　ピースおおさかは、平和の首都大阪の実現を目指し、世界平和に貢献することを目的に、平成３年に開館した施設です。

　大阪城を取り囲む、豊かな木々の緑のトンネルを抜けると、その施設はありました。