大阪大空襲、そして終戦
「空襲で、大阪の街が焼け野原になっている。」
「家も、何もかもなくなった。」 成瀬さんは、疎開先で耳にされました。 そして、終戦。 時代は過ぎて、疎開先に仲間とともに「植樹」を。 あの時の生活は、今なお成瀬さんの心に生きています。 学童疎開での生活
成瀬さんの、疎開先での生活。
鮮明に覚えておられるようです。 空襲で攻撃される大阪を離れて、近江に。 しかし、こんな田舎でも米軍機が飛んできて攻撃を。 防空壕を掘ったようです。 講演会と歌で検証
平和記念事業は、「講演会と歌で検証する戦争と平和」と題して、行われました。
ナビゲーターは、ピースおおさか特別顧問で、作詞家の、もず唱平さんです。もずさんは、大阪のご出身で、浪速の街をテーマにした作詞家として知られています。 講演は成瀬さんの「時空の旅」。 滋賀県近江への学童疎開のお話でした。 多くの皆様が参加
講演会の行われる講堂は、開演前から大勢の人でいっぱいに。
ホール内には、東中学校や西中学校生徒の「平和ポスター」が展示されていました。 71年前とは・・・
たった71年前。
私たちの祖父母の時代、戦いが当たり前のように行われ、尊い命が数多く失われていきます。 ブレーキをかけることができなかったのか・・・。とても残念です。 その時代を子どもで過ごした、イラストレーターの成瀬國晴さんが、本日の講演会の主役です。 |