本日の献立/9月1日(木)・スパゲッティソテー ・野菜のごまだれかけ ・巨峰 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 28.1g、脂質 18.6g ☆巨峰(きょほう)☆ 巨峰は、大粒で黒紫色のブドウで、日本で育成され1945年に発表された品種です。果汁が多く、甘が強い上に皮離れもよいので、人気も高まり、1970年代から増殖されました。現在では、国内生産量は1位となっており、とくにジベレリン(植物ホルモンの一種)処理された種無しのものが好まれています。巨峰の旬は8月下旬から9月上旬ですので、今まさに、真っ盛りです。 ブドウは今では1万を超える品種があり、「ヨーロッパブドウ」と「アメリカブドウ」に大別されます。ヨーロッパブドウの原産地は、西アジアから南ヨーロッパあたりと考えられており、栽培の歴史は、5000年以上前にさかのぼります。アメリカブドウは、北アメリカに自生する野生のブドウから選抜されたものや、その野生ブドウとヨーロッパブドウとの交配により育成された品種のことを言います。ヨーロッパブドウは乾燥した気候を好むので、雨の多い日本では栽培は難しいですが、アメリカブドウは病害に強く、多湿な日本の気候でも栽培できます。 ブドウの利用については、世界のブドウの生産量のうち8割がワインの原料となっています。しかしそれに対し、日本で栽培されたブドウでは9割が生食用となっており、その利用の違いが明らかになっています。 ブドウの主成分は、果糖、ブドウ糖などの糖質ですが、カリウムなどのミネラルも含んでいます。また、皮が黒や赤のブドウには、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれ、活性酸素を取り除いて老化を防ぐ効果や、視力の回復、肝機能向上などの効果があるとして期待されています。 |
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