道徳教育 〜仲間づくり〜 Part2 教員研修編
7月12日も前回同様に、放課後は教職員向けの研修会が行われました。今回は座談会形式で行い、気軽に意見交換ができるようにしました。参加した教職員からは様々な疑問や質問が出ましたが、兵藤先生はそれらに対して一つひとつ丁寧かつ分かりやすく答えてくださいました。
質疑応答の後は、コミュニケーション能力を向上させるための実践を色々と教えてくださいました。今後は我々教職員が身に付けた知識を、発展させて児童生徒に返していく必要があると考えています。 道徳教育 〜仲間づくり〜 Part2 児童生徒編実践の趣旨としては、グループ全員が単純な課題に対して、どれだけ必死になれるかということでした。最初はどのグループも団結力に欠け、達成するには程遠い状態でした。しかし兵藤先生が色々な角度から声をかけることで、徐々に成功する可能性が高まるグループが出てきました。しかし一方では、取り組みに飽きてしまい、グループの空気をさめさせてしまう場面も見られました。 摂津峡ボランティア清掃学校、学園の近くにあり、多くの人が訪れる景勝地の摂津峡をきれいにしてきました。普段なかなか外出する機会の少ない子どもたちなので、すごく楽しんで摂津峡まで向かいました。 連日の雨による上流からのゴミや沢山の人によるキャンプ跡から出るいっぱいの生ゴミで、あっという間に袋が膨れあがりました。 清掃活動で汗を流した後、きれいになった川を見ながらみんなで食べるお弁当がまた格別でした。 今日流した汗が、誰かの笑顔につながっていると、子どもたちにも伝わったらいいなという日でした。 今週の月曜講話さて、今週も恒例の今岡副校長先生による講話が月曜日に行われました。最近の講話では、ほめられることが多かった子どもたちでしたが、ここ最近、特に先週は夏の暑さのせいか少し気が緩んできていると、喝を入れられ、暑い時こそ踏ん張ることが大切だとおっしゃられました。 また、何事もあきらめず一生懸命がんばって欲しいともお話しされました。一生懸命頑張っている姿は、人に感動を与え、自分にかけがえのない経験や忘れられない思い出をもたらしてくれる。そして、生きていく上で絶対に無駄にはならないとおっしゃられました。先週の野球大会での野球部員や応援団の一生懸命な頑張りも例に出してお話しをしていただきました。子どもも考えるとこがあったのか真剣な眼差しで話しをきいていました。 これからの人生で、一生懸命になれるものを見つける手助けを今後もしていけたらなぁと思います。 児童自立支援施設の近畿大会に野球部が参加しました今年のチームは、経験者やセンスのある生徒が多くとても安定した力を持っていました。練習試合では、近隣の中学校相手でも好勝負できるほどでした。選手はもちろん、監督、コーチや職員も久しぶりの全国大会出場、そして全国制覇を期待していました。 抽選の結果、1回戦の相手は同じ大阪の修徳学院でした。優勝候補であり因縁の相手ということもあって気合が入っている一方で、少し硬さがあったように見えました。 2回にランニングホームランによる得点はあったものの、攻撃でのミスが所々に見られました。しかし練習試合を数多く経験したこともあり、守備は堅実でした。試合の中盤までは無失点で進み、大きなピンチも見られませんでした。 しかし攻撃の細かなミスが精神的な焦りを呼び、守備の連係ミスなどから失点をしてしまいました。応援団も懸命に声をだし阿武山ナインを盛り立てましたが、流れの悪さは最後まで断ち切ることができませんでした。結果は逆転負けで惜しくも1回戦敗退となりました。 熱意を持って真剣に取り組み、経験したことがないほど努力した阿武山ナインだからこそ悔しさは人一倍だったようです。本気で取り組むことの楽しさや悔しさを、思う存分味わった一日になりました。 |