一学期終業式7月22日の金曜日、大阪市内の学校より2日遅れで一学期の終業式が行われました。一学期の振り返りの話しであったり、夏休みの過ごし方であったりと、分校、学園の先生方から大切なお話しをしていただきました。また終業式後には、一学期のがんばった結果である表彰式が行われ、子どもたちは努力の成果である賞状を気持ちよく受け取っていました。照れくさそうな様子がありながらも堂々と受け取る姿が、成長したあかしなのかなと思いました。 この一学期は、子どもたちの良いところを沢山見ることのできた良い学期だったと思います。夏休みは何事もなく、二学期も良いスタートが切れることを願っています。 興味・関心を高める授業の実践 <中学部 家庭科調理実習>さあ、いよいよ学習したことの実践です!生の肉を手でこねるのが初めて体験する子どもも多く、また、玉ねぎのみじん切りで涙を流しながら苦戦している子どもも多くいました。ハンバーグが焦げないように、慎重に焼いている時は皆の視線はフライパンに集中!いつの間にか実習室にはいい臭いが充満していました。寮長先生から採れたてのトウモロコシを差し入れして頂き、湯がいてハンバーグと一緒に頂きました。 1学期の家庭科の授業を楽しく、美味しく締めくくることができました。 道徳教育〜つながる力向上プログラムパート4〜最後にペアの人の好きな食べ物や音楽、スポーツなど趣味を発表し合いました。毎日顔をあわせていながら初めて分かったこともあって、良かったと感想を書いてくれた子どももいました。 コミュニケーション能力の育成は、分校の子どもたちにとって大きな課題の一つでもあるので、このプログラムは2学期以降も継続して実施して行きたいと考えています。 プログラムを通して、人とつながる練習をすることで、卒業までに力をつけてほしいと願っています。 今週の講話今週の講話では、二つのことを今岡先生がお話しになられました。まず一つ目は、努力は無駄にならないということです。全国大会出場をめざし、暑い日も雨天時も必死に練習しながら、残念な結果に終わった野球部を例に講話していただきました。努力がすべて結果に結びつく訳ではないです。しかし努力するということ、そしてその過程が大切だとお話しいただきました。一生懸命頑張ったり努力したことは、人生の中で貴重な財産になり忘れられない思い出になると熱いお言葉をいただきました。 二つ目は、一学期の始めから言われている集団の力についてのお話しでした。集会の規律とあいさつについては、今年度こだわって取り組んできました。春にくらべ新入生が増えてきても、規律のとれた集団であることができたので、乱れることなく秩序が保たれているとほめてくださいました。一学期は、気持ちの良いあいさつ等ができたので、高い評価をいただきました。 梅雨が明け、暑い夏がやってきましたが、子どもたちは元気です。子どもたちの元気に負けないように私たち教職員も夏を乗り切りたいと思います。 興味・関心を高める授業の実践 <小学部 学習園の手入れと野菜作り3>最近は梅雨で雨の日が多かったため、畑の世話があまりできていませんでした。子どもたちは世話をできていないことが気になっていたようで、 「いつ畑に行くの?」「畑の手入れがしたい!」 と声があがったこともあり、いつも以上に集中して畑の手入れを行うことができました。 子どもたちが一生懸命育てたので、トマト・パプリカ・トウモロコシ・スイカ・カボチャの全てが大きな実をつけて立派に育っています。「自分たちで育てた」ということが達成感につながり、とても満足そうにしていました。 実際に育ったトマトを食べて、 「おいし〜!やっぱり無農薬だから味が濃いね!」 と言いながら笑顔が溢れていました。 小学部では、これからも子どもたちが達成感を得られるような学習を行えるようにしていきたいです。 |
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