今週の月曜講話私たちの学校のピロティーには、大きく張り出されている「人の痛みを知り、思いやりの心を持つ」という掲示物があります。豊かな心と生きる力を育てることを目標に、学校創立2年目に創られました。 今回の講話の内容は、ラグビーの話を通して、この目標の意義について話をされました。ラグビーの三大精神は「フェアプレー」「ノーサイド」「自己犠牲」です。ラグビーという競技は、少し荒っぽく、激しくぶつかり合いもあるスポーツですが、根底には、この三大精神があり、ラグビー選手は、この精神があるから「紳士」と呼ばれているんだと話されました。 学校、学園で成長し、卒業後、社会に出て楽しく生活するためにも、「人の痛みを知り、思いやりの心をもつ」をもう一度しっかりと意識し、その言葉を大切に生活し、そして成長していこうとお話されました。 七月に入り、急に暑い日が続いています。夏の暑さに負けず、みんなが気持ちよく生活できるよう、今岡先生がお話された内容をしっかり考え、生活してもらいたいと思います。 若手教員による研究授業(道徳)を実施しました弘済分校では昨年度より道徳教育を推進しており、特に読み物教材による道徳に力を入れています。 今回は自分のクラスで、「タッチアウト」という野球に関する教材を使って授業をしました。授業を行ったクラスには野球部員が多く、田中先生自身も専門種目が野球ということで、授業はスムーズに進みました。一番感心したのは生徒の発言の多さでした。一人ひとりがしっかり考え、全体の前で意見を述べていました。たくさんの先生が見に来ていたこともありますが、田中先生と生徒との信頼関係の強さだと感じました。 放課後は授業の研究協議と共に、芝田先生による道徳授業に関する研修会を行いました。 弘済分校が道徳教育に力を入れるようになってから、ずっとお世話になっているのが教育センター教育指導員の芝田育朗先生です。道徳研修を行うたびにお越しいただき、授業の仕方や教材の紹介などいろいろとお世話になっています。 今後も若手教員の指導力の育成や道徳教育の研究などを行い、教職員の資質・能力向上に努めていきたいと思います。 野球部壮行会今年2月から懸命に練習を積み重ねた部員たちの様子を、監督の先生が熱い気持ちを込めて紹介し、また、部員たちも自分の言葉でこの大会に臨む熱い思いを語ってくれました。 そして最後に応援団、野球部以外の生徒、学校、学園の先生の大きなエールを受け明日からの試合に臨みます。 1学期最後の鉄人記録会!(第5回)梅雨真っ只中のため、延期を繰り返し、男子と女子が別々の日になりましたが、無事行うことができました。 男子のレースを行った日はくもり、女子の日は晴れでしたが、両日共に気温が高く、決して走りやすい天気ではありませんでした。 この気温と湿度のなかで、アップダウンの激しいコースを走り、自分の記録を更新するということは、簡単なことではありません。辛くなったとき、いつでもスピードを遅くすることもできます。 それでも、自己新記録を更新した子どもがたくさんおり、今回も皆、自分と戦う姿がとても輝いていて、頼もしい限りでした。 スタートしてから、全員がゴールするまで15分以内ですが、この15分のなかで子どもは弱い自分に勝つ努力をし、また頑張っている友達を全力で応援し、子どもにとって本当にかけがえのない15分を経験します。 この鉄人記録会を頑張っていることは、子どもの「自信」に繋がると信じています。 また、色々な人が応援してくれていると感じ、「安心」できることにも繋がると思います。 男子は2学期から走るコースが変わります。しかしながら、これからも子どもの成長に大きく関われるような鉄人記録会を、学校と学園で連携して行っていきたいです。 野球部応援全体練習さて、テストも終わり来週はいよいよ近畿児童自立支援施設野球大会が7月5日(火)から始まります。今日はその大会に臨む野球部に対する応援の全体練習が行われました。少し前から応援団が結成され、中心となる一部の生徒と先生が熱い練習をしていました。今日の全体練習はその生徒と先生が主体となって初めて練習に参加する生徒と先生を引っ張って行われました。 初めは、応援団の人たちの熱気に圧倒されていた生徒、先生がほとんどでしたが、必死で頑張る応援団の生徒が、全力で出している声に触発されたのか、全体としてとても素晴らしい応援になりそうだと感じました。 スポーツで流す汗とその人達を思っての応援で流す汗に差はありません。学校全体として、一つになって忘れられない良い思い出にして欲しいと期待しています。 |
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