フリスビー投げ・野を越え山越え・借り人競争---さまざまな競技がおこなわれ、運動会の楽しみがひろがりました。フリスビーは力を入れたから遠くに飛ぶわけではなく、ネットやドンゴロスに足がもつれます。どうすれば上手くいくか、一生懸命に考えながら競技しました。借り人はすぐに借りることができたかな。借りるほうも、借りられるほうもドキドキです。

全力疾走は美しいです。５０ｍ走、一周走、紅白リレー---各学年の選手たちが次々と駆け抜けていきます。学年が上がるほどに身体が大きくなり、躍動感も増します。リレーのバトンパスはいつも緊張の一瞬です。次の走者に託す。託された走者はみんなの気持ちを背負って走ります。速く走れた人はみんなのヒーローです。速く走ることがむずかしくても、全力の姿に、みんなの絆が深まっていきました。

　７-９年生のフリスビー投げは、円盤が思いもよらぬ場所へ飛び、とても盛り上がりました。そして３・４年生団体競技です。「うばい棒〜みんな味」---しんと集中して合図を待ちます。合図とともに猛ダッシュ。棒をつかみとると、力のかぎりの引っ張り合いです。だんだんと手がしびれてきます。あきらめない！力を尽くした充実感。勝つよろこび。負ける悔しさ。競技する者、観る者、どちらにとっても運動会らしさを感じる競技でした。

１・２年生団体競技です。「入れろ入れろおどって入れろ」---曲が変わるたびにかわいいダンスが会場を和ませます。拾っては投げ、拾っては投げ---見上げる首も疲れてくるけど、１つでもたくさん入れようと頑張りました。ひとつ！ふたつ！---ごじゅう！ろくじゅう！勝ったかな。負けたかな。さいごまでドキドキが続きました。

赤組・白組それぞれの応援団が、声のかぎりに応援の演技を繰りひろげました。今年度の応援合戦は、これまでよりも少し時間が短めです。その分、声と動作で、精一杯に自分たちの気持ちを表現しようと練習を頑張ってきました。風にたなびく大きな応援旗。みんなを代表する誇らしい気持ちになりました。