運動会練習4日目開会式の練習では運動会運営委員を先頭に、三つの団が入場行進です。今年も黄団、緑団、白団の三つの団で優勝を争います。胸を張って、呼吸を合わせて一糸乱れぬ行進はなかなか難しいですが、練習を重ねるうちに足並みもそろいだし、凛々しさが感じられるようになってきました。行進の練習では、各団のシンボルとなる団旗をとりあえず今回の練習では昨年のものを使いましたが、今年の団旗も熱い気持ちを込めてただ今制作中です。 タンブリングの技もダンスも一通り完成し、技から次の技への隊系移動や、一つひとつの動作の機敏さや精度を高める練習を繰り返し行いました。当日見に来て下さったお客様に感動して頂ける演技を目指して、これからまだまだ練習は続きます。 練習も、準備も本気モード!これまでの頑張りや、成長した姿を見てもらいたい! 素晴らしい笑顔が輝く運動会に皆様のご来場をお待ちしております。 興味・関心を高める授業の実践 <小学部 ICT機器を使った授業実践>今回は国語科の「資料を生かして呼びかけよう」という単元でタブレットを使用しました。 学習内容は、地球温暖化について調べ、資料を集めて自分の言葉で文章にまとめ、それを作文に書くというものです。 今回はあらかじめ使うサイトを教師が提示し、そこからまとめるという形で行いました。子どもたちは、修学旅行の事前学習で何度もタブレット端末を使用していたこともあり、慣れた手つきで使うことができました。 実際にアニメーションで動いて説明するページがあったり、見やすいグラフがあったりしたので、とても分かりやすく、とても意欲的に学習に取り組むことが出来ました。 今後は、もっと効果的に使える方法を研究して、より子どもの意欲・関心を高められる授業を実践していきたいです。 第7回 鉄人伝説!!(長距離記録会)「鉄人伝説(長距離記録会)」を行いました。 前回の記録会と比べると、季節も秋になり、気温も涼しく走りやすい気候となりました。とはいっても、子どもたちは毎日学校の授業の後に運動会練習を行い、その後寮での日課に取り組んでいるため、疲れも感じているはずです。 特にこの一週間、子どもたちは仲間と創るタンブリングのために自分の限界に毎日挑戦し続けてきました。 そのなかでの記録会ということでしたが、本当に驚くような結果が出ました。 8割以上の子どもが自己新記録を出すことができたのです。この結果を見たときに、子どもが毎日自分の限界に挑戦している姿が本物であると確信しました。 自分の限界に挑戦した後に仲間を応援する姿は、まさに仲間との繋がりのために意識を変えて練習を重ねているタンブリングでの様子や、学校・学園での互いを助け合い認め合う生活そのものです。 毎日少しずつ、でも確実に成長し続けている子どもの様子を見ると、もっと子どもに対し最善を尽くせるように支援していきたいと思います。これからも子どもの成長を見守り続けたいです。 今週の講話 熱い気持ちで臨む!!タンブリング練習週明けに行われる全校集会で、今岡副校長先生から頂いた講話の内容は、 「自分の限界に挑戦するタンブリング練習に向けて」です。 弘済小中学校分校と阿武山学園では、これまで運動会で行われてきたタンブリング(団体演技)が伝統として、またメイン種目として受け継がれています。 観客の方々を感動させるためには、まず子どもたち自身が感動しなければなりません。そのためには、わがままや甘えを捨てて自分の限界に挑戦し、それを超える必要があります。 厳しい練習に耐え、やり終えた時、その先にある達成感や自分の持つ可能性の大きさを感じることで、子どもたちの自尊感情や自己肯定感を育てることができます。 また、自分のことだけでなく仲間を思いやることで、「集団の力」が大きく成長し、素晴らしい集団へと変化していくことができます。 今岡先生の熱い思いを聞く子どもたちの表情は、真剣そのものでした。話を聞いている姿だけでも思いが一つになっているように感じられました。 その後に行われた練習では、一人ひとりが真剣に取り組み、素晴らしいスタートをきることができました。 運動会まで2週間もありませんが、子どもたちの頑張りを精一杯応援し、子どもがより成長できるように支援していきたいです。 教職員ICT活用研修 〜タブレット端末を使って子どもの関心意欲を高めよう!〜大阪市では今年の9月から、タブレット端末を使ったICT教育が本格的にスタートとなり、弘済分校でもICT環境が整いました。 ICTを活用する3つの授業スタイルが提案されています。 1.子ども一人ひとりが課題を明確につかめる授業 大型ディスプレイやプロジェクターで動画や教材を提示する。 2.仲間の考えを取り入れ協働して課題解決する授業 タブレット端末で考えを共有したり比較したりする。 3.自分の考えを分かりやすく伝える授業 大型ディスプレイやプロジェクターで大きく映して自分の考えを説明する。 この3つを実現するために、タブレット端末の基本的な使い方や、アプリケーションの使い方、授業での活用の仕方などをじっくり丁寧に教えて頂きました。 子どもが意欲的に取り組むことができる授業を行うために、効果的なICT機器の活用法を研究し、子どもの興味関心を高めていきたいです。 |
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