2年生 学年登校日!さて、皆さんは「おこり地蔵」というお話を聞いたことがありますか、ものがたりは、昭和20年、広島に住む女の子は「わらい地蔵」と呼ばれる笑い顔のお地蔵さんと大の仲良しでした。8月6日は女の子の6回目の誕生日そして運命の日でした。いつものようにわらい地蔵と遊ぶ女の子。柱時計が朝8時15分を指したその瞬間、ピカッと光ると同時にものすごい音と大爆発。一瞬で街が焼け野原になってしまいました。「みず、おかあさん、みずちょうだい」とわらい地蔵にすがる女の子の背中は大やけどです。その時、いつもにこにこしていたわらい地蔵の顔が。 昭和20年、広島の町に原子爆弾が落とされ、約14万人の人が死に、町は跡形もなく焼け野原となりました。それから数年後の広島の町に「おこり地蔵」と呼ばれる、首と胴体がつながっていないお地蔵さんが立っていました。この首は元からのお地蔵さんのものではないようです。山口勇子さんの書いたお話は、核兵器の恐ろしさと平和の尊さを伝えています。 戦後71年目、私たちはこれからも過去の出来事をしっかりと学び、次の世代に受け継いでいきたいものです。そして、強い気持ちで戦争やテロのない、安全で安心に暮らせる社会にしましょう。 第13回夜間遠足のまとめ阪神神戸三宮駅前から大阪此花区梅香中学校まで、約30kmを実際に歩いた参加者の集計ですが、生徒は1年生20名、2年生24名、3年生36名の小計80名(全校生徒の16%)、大人は学校の教員11名、PTA7名、地域13名、学校元気アップボランティア10名、此花区役所4名の小計45名、合計125名でした。 学年ごとに班に分かれ、一班が7人〜13人の子どもたちと5人〜6人の大人が一緒にゴールをめざしてひたすら歩きました。 共に同じことを行った(行動した)もの同志、絆がより深くなったような気がします。 お手伝いいただいた方々、炊き出し班15名、給水・巡回車等4名、本部教員1名、合計20名でした。 最後に学校に戻ってきて書いた子どもたち等の感想文を一部紹介します。 「夜間遠足の達成感」 約8時間、僕たちはただ、ただ歩いてきた。ほとんどの人がこれを聞いたら、体力のむだ、疲れるだけと思うだろうが、歩いてきた僕たちには、全く違う感想を抱いている。大きく二つあり、一つ目は、つらい=楽しいという事だ。みんなとしゃべりながら歩く事で、本来つらい事でも楽しく過ごすことができた。二つ目は、疲れた=達成感だ。たくさん歩いて、とても疲れているのに、歩いたという達成感が上回り、とても楽しいという気持ちになれた。この二つの点で、とても楽しい夜間遠足となった。(2年男子) 私がこの夜間遠足で学んだことは、グループの大切さです。一人がスピードを出しすぎると、一番後ろの人に迷惑がかかるということが分かりました。そんなルールを守りつつ、楽しかったのが、怖い話です。先生の怖い話を聞くのが楽しかったです。去年は、1・2・3年女子混合だったので、去年よりかは気が楽でしたが、今年は去年よりも遅かったので、去年よりも疲れました。でも、楽しかったです。また縁があれば、ボランティアとして参加したいです。(3年女子) 「これからも受け継いでほしいもの」 私は中学三年生の頃に、夜間遠足に参加しました。その時は、一番にゴールして、とても喜んだ覚えがあります。今年は、自分に負けずに誰かを支えることを強く決め、この夜間遠足に臨みました。みんなの手を引いて歩いた30kmの道のりは、7年前の私から想像ができない「今の私」が歩いていたような気がします。この企画は、たくさんの人に支えられて成り立っていることを強く実感しました。自分で目標を決めて、それに向って頑張るのがこの企画の良さです。これから梅香中学校の皆さんが、より一層発展されることを願っています。(学校元気アップボランティア) 第13回夜間遠足10第13回夜間遠足9第13回夜間遠足8 |
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