児童自立支援施設の近畿大会に野球部が参加しました今年のチームは、経験者やセンスのある生徒が多くとても安定した力を持っていました。練習試合では、近隣の中学校相手でも好勝負できるほどでした。選手はもちろん、監督、コーチや職員も久しぶりの全国大会出場、そして全国制覇を期待していました。 抽選の結果、1回戦の相手は同じ大阪の修徳学院でした。優勝候補であり因縁の相手ということもあって気合が入っている一方で、少し硬さがあったように見えました。 2回にランニングホームランによる得点はあったものの、攻撃でのミスが所々に見られました。しかし練習試合を数多く経験したこともあり、守備は堅実でした。試合の中盤までは無失点で進み、大きなピンチも見られませんでした。 しかし攻撃の細かなミスが精神的な焦りを呼び、守備の連係ミスなどから失点をしてしまいました。応援団も懸命に声をだし阿武山ナインを盛り立てましたが、流れの悪さは最後まで断ち切ることができませんでした。結果は逆転負けで惜しくも1回戦敗退となりました。 熱意を持って真剣に取り組み、経験したことがないほど努力した阿武山ナインだからこそ悔しさは人一倍だったようです。本気で取り組むことの楽しさや悔しさを、思う存分味わった一日になりました。 興味・関心を高める授業の実践<小学部 外国語活動>今週は転入生が仲間に加わったので、授業のルールをもう一度全員で確認しました。 今回は「How many〜?」と数を訪ねる学習を行いました。この単元の目標は、 ・積極的に数を数えたり、尋ねたりしようとする。 ・1〜20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ。 ・言語にはそれぞれの特色があることを知る。 以上3点です。11〜20の数え方は分かりにくいところもありますが、言えるようになるまで何回も何回も声に出して積極的に学習に取り組みました。 子どもたちは特に、歌を歌うところがとても楽しく学べるようで、 「もっと早いスピードにしてほしい!!」 という声もあがりました。 歌いながら学べる教材をもっと探して、子どもの学習意欲を高められるような授業を組み立てていきたいと思います。デジタル教材もどんどん活用し、子ども主体でわかりやすく行える授業作りに励んでいきたいです。 今週の月曜講話私たちの学校のピロティーには、大きく張り出されている「人の痛みを知り、思いやりの心を持つ」という掲示物があります。豊かな心と生きる力を育てることを目標に、学校創立2年目に創られました。 今回の講話の内容は、ラグビーの話を通して、この目標の意義について話をされました。ラグビーの三大精神は「フェアプレー」「ノーサイド」「自己犠牲」です。ラグビーという競技は、少し荒っぽく、激しくぶつかり合いもあるスポーツですが、根底には、この三大精神があり、ラグビー選手は、この精神があるから「紳士」と呼ばれているんだと話されました。 学校、学園で成長し、卒業後、社会に出て楽しく生活するためにも、「人の痛みを知り、思いやりの心をもつ」をもう一度しっかりと意識し、その言葉を大切に生活し、そして成長していこうとお話されました。 七月に入り、急に暑い日が続いています。夏の暑さに負けず、みんなが気持ちよく生活できるよう、今岡先生がお話された内容をしっかり考え、生活してもらいたいと思います。 若手教員による研究授業(道徳)を実施しました弘済分校では昨年度より道徳教育を推進しており、特に読み物教材による道徳に力を入れています。 今回は自分のクラスで、「タッチアウト」という野球に関する教材を使って授業をしました。授業を行ったクラスには野球部員が多く、田中先生自身も専門種目が野球ということで、授業はスムーズに進みました。一番感心したのは生徒の発言の多さでした。一人ひとりがしっかり考え、全体の前で意見を述べていました。たくさんの先生が見に来ていたこともありますが、田中先生と生徒との信頼関係の強さだと感じました。 放課後は授業の研究協議と共に、芝田先生による道徳授業に関する研修会を行いました。 弘済分校が道徳教育に力を入れるようになってから、ずっとお世話になっているのが教育センター教育指導員の芝田育朗先生です。道徳研修を行うたびにお越しいただき、授業の仕方や教材の紹介などいろいろとお世話になっています。 今後も若手教員の指導力の育成や道徳教育の研究などを行い、教職員の資質・能力向上に努めていきたいと思います。 野球部壮行会今年2月から懸命に練習を積み重ねた部員たちの様子を、監督の先生が熱い気持ちを込めて紹介し、また、部員たちも自分の言葉でこの大会に臨む熱い思いを語ってくれました。 そして最後に応援団、野球部以外の生徒、学校、学園の先生の大きなエールを受け明日からの試合に臨みます。 |
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