修学旅行の報告 〜学習発表会〜 小学部新しく導入されたタブレット端末を使って、発表用のスライドを作り発表しました。 その内容は以下の通りです。 ・事前学習(国・社・道徳)について ・広島に落とされた原子爆弾について ・広島平和記念資料館について ・平和公園について ・実際に広島に行って感じたこと ・学級で考えた「身近な平和」について ・平和学習を通しての感想 これらの内容をもう一度振り返りながら、じっくり考えてスライドを作りました。 子どもたちは、修学旅行から少し時間が経っているにも関わらず、真剣に意欲的に取り組んでいました。 ただ「戦争は怖い、核兵器は怖い。」と思うだけでなく、自分たちのこれまでの生活を振り返り、これからの生活に生かしていかなければならないということに気付くことができました。 大勢の人の前で発表したのでとても緊張したようですが、子どもたちが活躍できる場をつくることが出来たので、自信にも繋がったと思います。これからも子どもたちが活躍できる場を沢山つくりたいと思います。 第56回創立祭パート2中庭や1階の教室で各寮が屋台を開きました。 今年のメニューは… いちょう寮店 うどん餃子 ひまわり寮店 ホットドック もみじ寮店 焼きそば やまぶき寮店 焼き鳥 くすのき寮店 ポテトもち すみれ寮店 おでん さくら寮店 ホットケーキと飲み物 厨房職員店 キャベツ焼き 教職員店 みたらし団子 どの寮も味や具材が選べるようになっていたり、ちょっと変わったメニューを提供していたり、工夫されていていました。もちろんどの料理もとってもおいしかったです!!! 子どもたちも店番を任されており、呼び込みをしたり、作るのを手伝ったりと、楽しそうに取り組みました。そして、お越しになった先生方と中庭で、和気あいあいと料理を食べていました。 屋台のあとは、「竹とんぼ大会」が行われました。 飛ばす竹とんぼは、子どもたちがこの日のために一生懸命作った物で、中には特徴のある形や、きれいな色が付けられたりと様々な工夫を施したものもありました。 学園や分校の先生方も参加され、竹とんぼを飛ばした結果に一喜一憂していました。 一番長い時間飛ばせた子どもが優勝し、園長先生から優勝カップが授与されました。 終了後、子どもたちが来年の竹とんぼ大会に向けて、次はどんな物を作ろうかと話していたことが印象的でした。ぜひ、来年は今年よりも長く飛ぶ竹とんぼを作れるよう頑張ってほしいです。 第56回創立祭パート111月10日の木曜日に第56回創立祭が阿武山学園主催の式典と弘済分校主催の学習発表会の二部構成で行われました。 最初の式典では、各寮の代表の生徒が自分の生い立ちや、学園・学校での生活を振り返って作文発表を行いました。この日のために、何度も文章を校正したり、発表練習を重ねてきました。それでもやはり緊張しているように見えましたが、舞台に立つと堂々とした態度で発表できました。 幼少の頃か経験してきたこと、学園・学校に来て変わったこと、ここで頑張ったこと、そしてこれからの生活について、作文発表を聴いていると、生徒たちの成長が改めて感じられ、感動させられました。作文を読み終わった後には、担当の先生からコメントをもらいます。生徒たちは先生からの成長を喜ぶ感想を、少し気恥ずかしそうに聴いていました。担当の先生と生徒の関係性が見て取れてほほ笑ましかったです。作文を聴いている生徒も、それぞれの発表にしっかり耳を傾けていました。 式典の後に学習発表会が行われました。今年も司会進行は学級代表委員の生徒です。 まず、3年1組のクラス合唱からスタートしました。力強い歌声で歌ってくれました。また、サビの歌詞を手話で表現していて、それが優しい歌詞と相まって、観ている人の気持ちを和ませてくれました。 次に、保健体育科から「運動会タンブリング」の発表があり、運動会で演じたタンブリングの映像を視聴しました。 保健委員会からは、「本番に強くなるための健康法」として、映像や生徒たちの劇で分かりやすく伝えてくれました。 小学部は、「修学旅行の報告」でした。広島で平和学習を行い、自分たちの感じたことや平和と戦争について伝えてくれました。 小学部の次は、学級代表委員会の「前期委員会活動での取り組み」について、前期委員会での取り組みをポスターを使って、分かりやすくまとめたものを発表しました。また、前期の委員会活動のなかで行った「意見箱」に出された意見について学級代表が賛成、反対の立場に分かれ、ディベート形式討論をしました。どちらの意見を支持するか2年生がタブレットを使って投票しました。全員が討論内容に関心を持てた、良い発表でした。 最後は音楽科の発表です。クラスごとに、クラス紹介を歌や楽器で披露した後、全体で「ハトと少年」をリコーダー合奏、「みんながみんな英雄」「あなたに」を全体合唱しました。きれいにそろったリコーダーの音色がすごく美しく、全体合唱も生徒みんなが、大きな声で歌っていました。 今週の講話今週も月曜日は、恒例の今岡副校長先生による講話が行われました。今週も子どもたちの学校生活についてお話しされました。 秋は様々なことがあり、あっという間に時間は流れますが、疲れはどんどん蓄積していきます。蓄積した疲れのせいか最近気が緩んでいる子が増えてきていると先週お話されました。しかし、先週その話をしたにも関わらず、気の抜けた生活を送っている子どもがいる為、今岡副校長先生からきびしい注意のお言葉がありました。 二学期は大きな行事が続きます。その大きな行事1つだけに集中するのでなく、その他の生活もきちんと大切にしなさいとお話しされました。1つの大切なことに集中するのはもちろん大事です。しかし、それさえすれば良いという訳ではありません。同時に同じ熱意をもってこなせるようになってほしいということです。 忙しいこの時期を乗り越え、できることをどんどん増やしていけるよう、サポートしていきたいと思います。 興味・関心を高める授業の実践〈中学部 家庭科〉歌詞を刺繍する細かな作業に悪戦苦闘する生徒もいて、全員の作品が揃うまでかなりの時間を要しましたがなんとか仕上がりました。 出来栄えに生徒のみんなも大満足です。「自分たちの作った作品がいつまでも多くの人に見てもらえる!」と仕上げ作業にも誇らしげに取り組んでいました。 この作品は3年生の共同制作として、今月10日の創立祭・学習発表会で展示する予定です。ぜひ見にきてあげて下さい。みんなよく頑張りました。 |
|