全校集会校長先生から以下のようなお話がありました。 「読書〜自分の言葉で表現するために〜」 土曜日に中国語弁論大会があり、本校からも2人の仲間が参加してくれました。この中国語弁論大会は大阪市教育委員会が行うもので、中国から日本来て大阪市の小学校・中学校で学ぶ児童生徒が集い、中国語で自分たちの思いを表現します。目的の一つは、今使っている生活用語である日本語を大事にすると同時に、自分たちのルーツである中国の言葉や文化を大切にし、誇りを持つことです。私たち日本人も、日本の文化に誇りを持ってほしいと思います。同時にほかの国の文化に敬意を払い、認め、学んでほしいと思います。今、日本人が世界に出てどんどん活躍し、また逆に世界から日本に来て他国の人が活躍している。そんな時代に、自分の国のことを誇ることができない、あるいはほかの国のことをばかにするようなことでは、どこの国からも相手にされません。学校においても同じです。自分を大事にできない人は、相手を大事にできないと思います。自分や自分の国に誇りを持ち、ほかの人や他国の文化を大事にできる人間になってください。そうすれば、いじめなどもなくなるのではないでしょうか。 中国弁論大会を聞きに行って、感動するとともに、改めて感じたことです。 もう少し言葉についてお話します。 先月、研修会で文科省の人からこんなお話を聞いてきました。 ・近い将来、10人中9人は、今と違う仕事をしている。 ・20年以内に、今の仕事の47%は機械が行う。 ・2011年に入学児童の就職先の65%は、現在ない仕事に就く。 だそうです。 要するに時代は常に進化し、変化しているということです。そしてみなさんたちは、その進化・変化を繰り返し、複雑化する社会で生きる力が必要になるということでした。そのこれからの社会で生きる力ですが、一つは変化に対応できるように「学び続けようとする力」、二つには「他社とのコミュニケーションをとりながら考える力」だそうです。二つ目の力をもう少し具体的に言えば「学んだことを自分の言葉で表現する力」だと思います。 たとえば、先日体育の研究授業で、タブレットを使って自分のマット運動の動画を確認しながら練習していました。これからは、そのマット運動の授業で、自分が運動した倒立前転について、なぜ倒立からきれいな前転ができたのか、何が課題なのかなどを、画像だけでなく、自分の言葉でほかの人たちに説明することができる力です。 他人に説明することができる、自分の思いや言いたいことを相手に伝えるということは、とても難しいことです。しかし、自分の気持ちにぴったりと合う言葉を使って、表現して、相手に理解してもらうということは、とても大事なことです。また、言葉を使いこなして表現することで、自分の考えが深まります。このように使いこなせる言葉をたくさん持ってほしいです。今、話したような力は、これから社会が求める力です。自己表現することは本当に大事なことです。 では、表現する力を高めるにはどうするのか。そのことについては、今後先生方も研究授業を進め、授業の形が変わってきます。 しかし、変わらないのは、文字や言葉に慣れ、自分の使える言葉を増やしてほしいということです。そのためにどうか本を読んでください。読書は読むことに努力が必要です。しかし、読書はいつでもどこでも自分のペースで読めます。朝・昼・晩を当たり前のように食事をとるのと同じように、たとえ短い時間でも、4回目の食事のつもりで毎日本を読む習慣を身につけてほしいと思います。 1・2年生徒も朝の学活の時間を活用して、読書をしていると思います。また、今年から毎日図書館を開放しています。図書館で読む時間がないのなら、本を借りて読むようにして下さい。また、学級文庫として、各学級に本が置いてあると思います。休み時間など活用して、本に親しんでほしいと思います。 2年4組 研究授業22年4組 研究授業1全校集会バレーボール部
11/6に、大阪市2ブロック新人大会予選トーナメントが行われました。
結果は、 ●高倉0-2鯰江○ となり、惜しくも一回戦で敗退いたしました。 新チームになって初めての公式戦でしたが、それぞれが力を出し合い、団結して戦うことができました。 応援本当にありがとうございました。 |
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