今週の月曜講話今週も月曜日は今岡先生による講話から始まりました。9月1日の防災の日と本日行われる大阪880万人防災訓練の話と絡めて、「忘れてはならない日」についてお話しいただきました。 人として決して忘れてはならない日は誰もがあるとおっしゃられました。戦争であったり、台風や地震による大災害であったり、生きていく上で様々な痛切な苦しみを経験し、それを乗り越え、そして心にしっかりと刻んで、そこから学ばなくては、人としての成長につながらないとのお話しでした。 様々なことがあって集まった子どもたちの過去は変えられません。しかし過去から学び、これからの未来が明るいものになる手伝いができたらなと思います。 平和学習 「大阪にも空襲があった」内容は、「大阪にも空襲があった」というものです。まず、全体でDVDを見ました。広島・長崎への原爆投下や東京大空襲、沖縄戦などについては、今までに学習する機会もあったと思います。しかし、今、自分が住んでいる大阪にも空襲があったことは、知らない子どもも多く、一面焼け野原になっている大阪市内の様子を見て、とても驚いていました。 DVDを見た後、各教室に戻り、配られた大阪空襲の資料をみんなで読みながら、それぞれの思いや感じることを発表し、全体で平和について考えを深めました。 今、日本では平和に暮らしていることが当たり前のように思われます。しかし世界に目を向けると、安心・安全に生活できていない国や地域はまだまだたくさんあります。今日の平和学習を通して、子どもたちが少しでも「平和」というもの意識して、安心・安全な生活できるようになってくれればと思います。 気の緩みが出ています(月曜講話)二学期が始まって1週間が経ち、全体的に少し緩んでいる姿を今岡先生は見逃していませんでした。一学期の生活態度と比較をして、細かな負の変化を児童生徒にわかりやすく説明してくださいました。楽な方に逃げるのではなく、辛いことでも続けていけばプラスに成長できるというお話で、“継続は力”ということでした。 弘済分校は、児童生徒の小さな変化に気付いたならば、すぐに声掛けをするなどの対応をおこなうことで、学校の安定を築いてきました。二学期も管理職を含めた全教職員で、アンテナを張り巡らして小さな変化をキャッチしていきたいと思います。 興味・関心を高める授業の実践 <小学部 理科 水溶液の実験>今日は、理科の「水溶液の性質」という単元の学習で、実験を行いました。 5年生までは、実験で危険な薬品は使いません。しかし、6年生になると、危険な薬品も使って実験を行います。そのため、理科室の正しい使い方や薬品、器具などの正しい取り扱い方を十分に学習してから、実験を行いました。 子どもたちは実験が大好きなので、とても意欲的に取り組むことができました。 色々な水溶液をリトマス紙に付けて、性質を調べましたが、実際にリトマス紙の色が変わると、歓声があがりとてもいきいきとした表情をしていました。 実際に目で見て感じる授業をつくり、子どもが「勉強って楽しい」と思える場面をたくさん作れるように、2学期も「わかる授業づくり」に励んでいこうと思います。 授業参観と施設見学会
二学期がスタートして2日目の8月23日火曜日に、全市小・中学校教職員対象の施設見学研修会を実施しました。研修内容は授業参観を含め、学校概要の説明や阿武山学園の施設見学と盛りだくさんでした。研修の案内が夏休み中になったにも関わらず、50名を超える先生にご参加いただきました。
授業参観では授業の進め方や子どもとの接し方など、細かなところまで参観していただき弘済分校の教育活動を理解していただきました。 学校概要の説明では、冒頭に生活指導サポートセンターのセンター長である赤間英松先生からご挨拶をいただきました。そして今岡副校長先生からは、学校教育目標や校内組織といったものから、教職員の実践報告など様々な内容のお話でした。 概要説明の後は、2班に分かれて阿武山学園の施設見学をしました。寮舎内の見学の際には、実際に寮を運営している寮長先生から生活内容をお話していただきました。参加された先生方は、阿武山学園の取り組みをとても興味深く聞いておられました。見学の際には阿武山学園の作業活動を実際に見て、子どもの授業とは違った姿を見ていただくことができました。 今後もこのような機会を増やし、多くの先生方に弘済分校や阿武山学園を知っていただきたいと考えています。その際には、是非ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。 |