今週の講話今週は「第68回人権週間」ということで、学校内のピロティーにある「人の痛みを知り、思いやる心を持とう」という標語を例えにされ、特に意識をしようと呼び掛けられました。人権とは人が幸せに生きていくために守り、そして、守られなくてはならないものです。集会の始まりから感じられた気の緩みは学級での学習態度にも表れています。頑張って授業を受けようとしている子の学習する権利を、邪魔をしている子がいる。お互い足の引っ張り合いをするのではなく、みんなが気持ちよく授業が受けられるような環境をつくることが、人権を守ることにつながるのだよとおっしゃられました。 お互いがお互いの人権を大切に、共に高め合えるような環境をつくっていけたら良いなと思います。 興味・関心を高める授業の実践 <小学部 外国語活動>今日は小学部で授業をして頂きました。 現在小学部では、月に3回程「外国語活動」の時間を使って、英語の学習をしています。 歌を歌ったり、ゲームをしたりと、まずは英語に興味・関心を持てるように工夫をして、授業を行っています。 子どもたちは、英語の学習がとても好きなようで、今日の学習もとても意欲的に取り組むことができました。 今日の学習内容は、 1.先生の自己紹介(英語)を聞き取り、メモをとる。 英語でも日本語でも良い。←できるだけ英語で書こうとしていました。 2.先生の自己紹介クイズ。 クイズだけでなく、先生に沢山質問もしていました。 3.トランプゲーム とっても盛り上がりました。罰ゲームで英語での自己紹介をしましたが、一生懸命英語を使って楽しそうでした。 休み時間も、一緒にけん玉や卓球をして遊び、積極的に関わることができました。これからも、子どもたちの興味・関心を高められる授業を行っていきたいです。 11月の土曜授業特集!!11月12日は芸術鑑賞ということで、『稲岡満男&音楽工房』をお迎えして世界の音楽を体験しました。様々な楽器の音色を聴くとともに、フラメンコや打楽器体験をすることができました。普段あまり目にすることのない楽器を演奏し、本場のフラメンコを体験ができたので、とても貴重な体験ができたと思います。 翌週の19日には『トップアスリート体験授業』で、バドミントンの元オリンピック日本代表である岩城ハルミさんに特別授業をしていただきました。授業前半はバドミントンから学んだことやオリンピックでの体験談をお話しいただきました。みんな興味深く聞いていて、質疑応答の時間には数多く質問が出ました。 休憩を挟んで、後半は実際にラケットを持っての実践授業が始まりました。児童生徒・教職員も真剣に取り組んでいましたが、何より岩城さんが汗だくになって教えてくれました。 弘済分校の子どもは好奇心が強く真剣に取り組んでくれるので、来校される方はみんな好印象で帰られます。私たち教職員は彼らの良さを伸ばし、成長させることが重要な課題だと考えています。今後も様々な体験学習を通して、彼らの成長に繋げていきたいと思います。 〜つながる力向上プログラムパート5〜今回は、女子全員、年下男子、三年男子に分かれて、更に三年男子は、クラスごとに行いました。 まず、三年男子は教室で「偏愛マップ」を描きました。自分の好きなものを自由に描いて、自己肯定感を高めるレッスンでした。今回授業で描いた偏愛マップは、次回のコミュニケーションを円滑にする授業でも使われます。 年下男子と女子は、講堂で体を動かすレッスンを行いました。アイコンタクトを使って、数字を順に言い合うレッスンとペアになりその相手が後ろ向きに倒れるところをそっと受け止めるレッスンを行いました。 人の気配を感じる集中力を養うことや、相手のことを深く信頼しなくてはならないことを感じることができたようです。 今回の授業の中で、「目を見て話せない子が多かった。目を見て話せない人は、社会に出てから会った人を正しく理解出来ず、だまされてしまう可能性が高い。」とお話しされました。 また放課後、私たち教職員に向けた研修も実施していただき、同じレッスンを教職員同士で行いました。どんな時でも子どもたちを受けとめられる心を養って欲しいとお話しされました。 今後も実施していただくプログラムから教職員もともに学び、子どもたちと一緒に成長していきたいです。 第9回 鉄人伝説(長距離記録会)この活動の目標は以下の通りです。 ・一人ひとりが、ランニングを通してその厳しさと向き合い、あきらめずに走りぬく中で自己を成長させる。 ・全体としても、お互いを励ましあい、タイムに関係なく応援し、一生懸命に走っている人を認め、切磋琢磨していける活動にする。 ・ランニング活動を通して、体力(持久力・走力・筋力)、精神力の向上を図る。 これらを掲げて活動をしています。 もうすぐ、「近畿児童自立支援施設協議会駅伝大会」に参加する子どももいます。 その大会で成績を残すことを目標にしているため、その強い思いがひしひしと伝わってくる記録会でした。 目標を持ち、そしてさらに大きな声援を受けながら走ったということもあり、今回も自己新記録を出した子どもが大勢いました。毎回本気で走っているのに、自己新記録をどんどん出す子どもの姿をみると、いつも胸が熱くなります。 |
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