「OSAKAスマホサミット2016」が盛大に開催されました。300名以上収容できる会場は13時の開会には満席で立ち見が出るほどでした。 スマホやインターネットについての関心が高い保護者が多いことが分かります。 6月からサミット当日の午前を含め4回、兵庫県立大学 竹内和雄准教授のアドバイスのもと、小・中・高校生が一堂に会し、議論を深めてきた内容が発表されました。 アンケートは衝撃の結果が多く保護者の表情が大きく変わりました 小学生低学年からの啓発が必要だとの生徒・児童の考えで完成した、分かりやすくすぐにでも各小学校で活用できる紙芝居。 視覚に訴えることが重要と、作成された動画の数々。子どもたちの作品とは思えないくらい完成度の高い出来栄えでした。本校の児童もしっかり参加させてもらっています。 生徒・児童の討議のもと決定したOSAKAスマホ宣言2016「私たちが考えるスマホの適切な使い方」3か条はなるほどと皆さんも肯く内容でした。また、討議時の候補に挙がったその他の24の標語もどれも素晴らしいものでした。 「OSAKAスマホサミット2016」中・高校生パネルディスカッション生徒の皆さんの話を聞く中、驚きの声が何度も会場から聞こえました。 スマホ等の平均使用時間が3時間くらい。ストレス解消に適当な時間。 4時間を超えると勉強や健康に支障が出る。危険度も増す。SNSで喧嘩になるとその画面をスクリーンショットで拡散される。 LINEは知っていましたが、今は、TimeLINEでリアルタイムが全国の人と共有できる状態。知らない間に知らない人とつながっている。 制限ができる機能があることを会場で学び、参加者は少し安心しましたが、皆さんのお子さんは大丈夫でしょうか。 「頭ごなしに注意されると、思春期は反発心が先に立つ。一緒に考えよう。教えて。というような言い方をしてほしい。」 子どもたちの思いも組みながら、家庭で話し合う機会をもつようにお願いします。 全校朝会 校長講話 「2学期を振り返ろう!」2学期も残り少なくなってきましたが、「チャレンジ100」はどのぐらい進んでいますか。読書については、本年度は、すでに目標が決められていましたね。低学年は100冊、高学年は50冊でした。読書については、もうすでにやり遂げた人がいると聞いています。図書室には、まだこれから、新しい本がたくさん入ってきます。興味のある本を見つけたら、ぜひ、手に取って読んでみるようにしてください。目標を達成しても、新しい目標冊数を決めて読書は続けていってほしいと思います。 さて、この2学期の間に、「チャレンジ100」以外にもめあてを持って取り組んだと思います。自分のめあてが達成できたこと、頑張ったこと、感動したことなどを思い出してみましょう。 勉強を頑張った人、スポーツを頑張った人、友だちと仲良くできた人、学習発表会を頑張った人、みんな自分のめあてに向かってよく頑張ったと思っています。一人一人のみなさんが、頑張ったことやよくなったことを担任の先生からいっぱい聞いています。そのことは、終業式の日に通知票を見ると分かります。通知票には、みなさんが2学期に頑張ったことやよくなったところ、すばらしかったところがいっぱい書いてあります。みなさんは、気づいていなくても、担任の先生は、みなさんの良かったところ、力が伸びたところをきちんと見ています。通知票には、みなさんにもっと頑張ってほしいことや、力を出してほしいことも書いてあります。何が足りなかったか考えてみることも大切です。明日からの期末個人懇談会では、担任の先生が、2学期のみなさんのがんばりやもう少しがんばってほしいことについてお家の方にお話をします。がんばったことは、ますます伸ばして、努力が足りないことや反省すべきことは、素直に反省をして、3学期に生かしていってください。 冬休みは、クリスマスやお正月と楽しい事がいっぱいありますが、3学期早々に実施するテストに向けて、今からしっかり復習をするようにしてください。 「OSAKAスマホサミット2016」小学校中学年向け情報教育60%以上の児童がインターネットに接続できる環境にいる中、危険回避の方法をしっかり身に付けておくことが重要です。 大学生の出前授業の実践を通し、子どもたちの現状を分かりやすく紹介していました。 スマホや携帯電話、パソコンはもちろんですが、ゲーム機にもフィルタリングができることを初めて知った参加者が大半でした。 子どもの安全を守るのは親の役割です。フィルタリングについて学び、危険回避をお願いします。 「OSAKAスマホサミット2016」4万人のアンケートからこのアンケートは、リサーチセンターや大学生により、集計され、グラフ化されたものですが、保護者の皆さん衝撃を受けませんか。 小学校低学年で約50%、中学年では60%を超える児童がインターネットに接続している現状です。ゲーム機のチャット機能でも見知らぬ人と知り合い、実際に会うケースもあるようです。 情報モラル・情報リテラシーについて、学校や家庭での取り組みが喫緊の課題であることが読み取れると思います。 インターネット接続時間が長くなるほど、危険度が大きく増します。 親子で考えていきたいですね。 |
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