1年生の様子(1月11日)1月10日(火)、3学期の始業式が行われました。冬休み明けで、みんな元気いっぱい登校してこれるのか心配していましたが、欠席者も少なかったです。朝の教室の様子も、久々に会うクラスの仲間と楽しそうに話している姿が見られました。8時25分には廊下に整列して体育館に移動しましたが、静かに行動することができていました。(2学期までにできていたことを持続するようにしてください。)始業式では、校長先生より「何でも積極的に挑戦できる人であってほしい。」という話がありました。2017年も校長先生のお話通りいろいろなことに前向きに取り組んでいきましょう!!始業式後、教室に戻って、宿題などの提出物を集めました。残念ながら、どのクラスも未提出者0にはなりませんでした。放課後も4組の教室で、未提出の人たちが残って頑張っていました。気持ち良いスタートを切れるといいですね…。(担当:若月) 始業式(1月10日)校長先生のお話を紹介します。 明けましておめでとうございます。 連休等の関係で少し長めの冬休みでした。大きな病気や怪我・事故etc.の連絡が1件もなく、2学期終業式の約束通り、元気な皆さんに会えて、ほっとしています。 同じく約束通り、お正月には1年の計を立てましたか? 早速、実行に移していますか?それでは、今朝はそれらのヒントになるような話をしましょう。 皆さん、この花、何色に見えますか?「紫! 薄紫! 濃紫!」 「そうですね、誰が見ても、日本語では紫ですよね!でも、これらの花の名前は青です。薄いのがマリンブルー、真中がライラックブルー、濃いのがベルベットブルーです。」 世界初の青い薔薇誕生秘話を伺えるとのことで、12月28日に、理科の研修会で、サントリーワールドリサーチセンターへ伺いました。 サントリー創業者鳥井信治郎さん以来の「やってみなはれ」精神に則り、当時の佐治敬三社長の肝煎りで始まり、苦節15年、平成16(2004)年に青い薔薇の開発に成功されました。 佐治敬三社長が「サントリーはスコットランドに教えて貰ったウイスキーで儲けさせて頂いた。イングランドの象徴は赤薔薇、ヨークシャーは白薔薇、スコットランドは青薔薇で、赤薔薇と白薔薇は天然に存在するが、青薔薇は存在しないので、是非とも創り出してスコットランドに恩返しをしたい。」と音頭をとられ、結果的に、パンジーから青い色素の遺伝子を取り出し、遺伝子組み換え技術によって、世界初の青い薔薇ができあがったとのことでした。 遺伝子組み換えのハイレベルのお話や、実際には青紫あって、まだまだ、異口同音に青と言える色ではないので、誰からも青と言って貰える薔薇ができるまで、現在も日々研究に没頭していますとのことでした。 さて、私は青い薔薇の本題から外れて、少し違うことに興味を覚えました。実はこの研究所で働いておられる方々の多くが女性だったのです。実際、質問してみると、まだ男性の方が多いながら、多くの女性が研究職として働いておられるとのことでした。大学卒業時、研究職を目指して、一般企業に葉書50通を出して、全く歯牙にも掛けられなかった私としては隔世の感がありました。案内してくださった方も女性で、8年前に阪大の大学院を修了され、サントリーの青い薔薇のことを知り、この研究がしたくて入社試験に挑戦し、見事合格を勝ち取り、毎日大好きなこの研究をしていますと幸せそうに語っておられました。羨ましかったなぁ! リケジョと言う言葉を耳にするようになりましたが、確かに時代は進んでいて、男女を問わず、自分の志す仕事に就ける時代になったのだなぁと改めて実感しました。尤も、帰りのバスで、他の先生から、「入社試験に合格できる実力がないとね!」の一言もあり、女性だからと言う理由では落とされないけれど、真の実力はしっかり問われることも再認識しました。 これからの時代を生きて行く皆さんは、真の実力を培って、自分の夢・自分の遣りたいことに向かって、精一杯精進してください。「叩けよ、さらば開かれん!」です。 共同募金(12月28日)
12月28日は、「官公庁御用納め」。一般に「仕事納め」と呼ばれる年内最後の業務日です。学校日記も正月休みに入ります。年内最後の記事は先日、生徒会執行委員の皆さんが共同募金を行いました。そのお礼が本日届きましたので紹介します。
来年もよろしくお願いします。 吹奏楽部の活動(12月27日)少し時期は過ぎていましたが、クリスマス会を盛り上げてほしいとの依頼でしたので、クリスマス曲のメドレーを中心に演奏しました。 スペースの関係上、演奏はすべてアンサンブルで行いました。 最後に全員で「ふるさと」を合唱し、一緒に楽しむことができました。 吹奏楽部の今年の活動は本日(12月27日)で最後になります。 一年間ご支援ありがとうございました。部員一同、一人一人が成長することができました。来年もよろしくお願いします。 (顧問:神近、川本、奥田) 終業式(12月22日)その後、吹奏楽部の表彰が行われたあと、此花警察交通課にお願いして「交通安全教室」をしていただき、自転車の乗り方や交通ルール等を画像を交えお話していただきました。 校長先生のお話です。 長い2学期が終わろうとしています。行事が山ほどあって疾風怒濤のような4ヶ月でした。体育大会・文化祭(舞台の部・展示の部)・ふれあいコンサート・中間試験・期末試験・…、枚挙に暇がありません。さて、2学期を通して、頑張ったこと3つ、心の中で挙げてみてください。 1つ。 2つ。 3つ。 1つも思いつかなかった人、手を挙げてみてください。 (シーン、と静まり返った後、一呼吸して一人だけ手が挙がる。) えっ、後から個人的にお話しましょう!皆さんは総じて頑張ったんだ! 次に、2学期を通して、できなかったこと・ダメだったこと・もっと頑張らなければならなかったことetc.3つ、心の中で挙げてみてください。 1つ。 2つ。 3つ。 1つも思いつかなかった人、手を挙げてみてください。 (シーン。)皆さん、何かしら反省すべきこと、きちっと自覚できているのですね。流石です。 教育には褒める方法と叱る方法があります。 褒められると心地よくなり、更に頑張ろうと思えます。褒められて育つ人です。でも、有頂天になって思い上がる人もいます。 叱られると、悔しくてそれを撥条に頑張れる人がいます。でも、厳しすぎると心が折れて、どうせ私なんかと意気消沈し、伸びません。 褒めるだけでも、叱るだけでも、良い結果は出ません。先生方は、そのバランスを考えながら、日々の教育活動を進めておられます。完璧なバランスは難しいですが、PDCAサイクルに則って、より良いものを目指して、日夜尽力されています。 2学期を振り返り、1年生はできることが増えました。最近の全校集会では、1限体育授業用着替えなどの影響もありますが、2・3年生より早く整列できています。宿泊オリエンテーションでの特訓が消化吸収されて体現できています。 2年生は、これは本校に限ったことではないものの、少し中弛みを指摘されましたね。授業を受ける態度や子どものような悪戯、他にも幾つかありました。ほんの一部の人です。3年生が卒業すれば最高学年ですから、少々子ども染みた横着者も集団からはみ出さないように、全員の力で、抱え込んで、帰属意識をしっかり持たせ、集団の規律を確立してください。皆さんの力に掛かっています。 3年生は流石でした。でも、若干名は除きます。全ての行事で範となり得る行動が取れました。また、受験を控え、行事だけではなく、時間を有効に活用して、勉強にも取り組みました。3学期はいよいよ高校受験です。年末年始も、例年とはことなり、否、例年通りの人(勉強している人)もいるでしょうか、目標に向かって勉学に勤しんでください。 言い旧された言葉ですが、「一年の計は元旦にあり。」です。お正月には、身を清め、新しい下着をつけ、真新しい履物を下ろし、書初めに一年の計を認めるという伝統があります。今年の目標を何にするか、しっかり考え、堅持し、実現に向けて精進してください。 今年度も残すところ3ヶ月。有終の美を飾ってください。 最後に、クリスマスやお正月やと世の中が浮かれています。つられて、気の緩みから生活のリズムを崩したり、羽目を外して危険なことに巻き込まれたり、体調を崩したりすることのないよう十分留意してください。事故に合わず、怪我をせず、大病に掛からず、3学期の始業式に、この場でお会いしましょう。楽しみにしています。 |
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