全校集会(12月19日)ソフトテニス部がウィンターカップで賞状授与されたので校長先生から紹介されました。今日の校長先生のお話です。 お早うございます。 私の朝会での話を、顔馴染みの生徒さん達が、「今日は良かった。今日は先生もう一つ。今日は何点。」と、色々採点してくれるので、毎回、緊張感を持って、かつ、評価を楽しみに、週末から土日にかけて、勿論教育的効果を最重点に、ああやこうやと話の内容を考えています。 それで、今朝は、昨日行われた本校吹奏楽部のクリスマスファミリーコンサートの話を選びました。生徒さんが一所懸命頑張っていた話と、そこでこのコンサートを開催する意義を述べられた顧問の先生の話を披露したいと思います。ということで、本日の話の半分、否、半分以上はその顧問の先生の受売りです。採点されるとしたら…。責任転嫁を図ったということでしょうか? でもとても良いお話でしたので、やはり、披露しておきます。 1年生だけでとか、金管・木管・打楽器のパートに分かれて、1・2年生だけで頑張りました。少し音程のずれるところ、吹き切れていないところ等、素人の私でも分かりましたが、逆に私など1音も出せないのですから、しっかりメロディになり、アンサンブルとして成立しているところは、大したものだと思いました。 司会進行も先輩たちに倣って、自分たちの言葉でしっかりと話し、聴衆に何を伝えたいのかがよく分かりました。 さて、ここからが顧問の先生の話です。一言一句覚えている訳ではないので、ニュアンスになりますが。 「本日は、お忙しいところ、ご来場いただき誠にありがとうございます。1年生によるアンサンブル如何でしたでしょうか?拙いところもあったと思いますが、1年生が楽器を吹くようになってまだ7ヶ月です。7ヶ月であれだけ吹けるようになったと考えていただければ、お子さまの成長ぶりがよく分かっていただけると思います。このファミリーコンサートは、平日は結構遅い時間まで、休日も同じく結構長時間、吹奏楽部の練習があるので、子どもさんの帰宅時間や行動を心配されている保護者の皆さまに、子どもさんの成長ぶりを直接見ていただき、ご安心いただくために実施しています。保護者の皆さまのご理解とご支援ご協力なくして、熱心に練習させたり、クラブ活動を充実させることはできません。顧問として改めて感謝申しあげます。子ども達は、勉強とクラブの両立で大変だと思います。頑張って練習して、くたくたになって帰って、でも、宿題があるから、どんなに疲れていても、ちゃんと宿題をして、勉強とクラブを両立させるために必死で頑張っています。生徒にとって勉強は本分です。勉強を疎かにして、クラブだけと言う訳には行きません。それでは本末転倒です。好きなことだけに現を抜かす訳には行きません。その姿勢で、日々の活動に取り組んでおります。さて、そろそろ次の準備が整ったようです。では、引続きお子さま方の演奏をお楽しみください。」 本コンサートの趣旨説明と言い、教育活動の真髄をつく表明と言い、的を射た内容で、大変感銘を受け、そっくりそのまま明日(今日)使わせて貰おうと思った次第です。 吹奏楽部だけではなく、他のクラブ・学校外での活動・趣味等、色々頑張っている人も多いと思います。継続は力なりで素晴らしいことです。ただ、好きなことだけをしていてはいけません。趣味など好きなことをするためには、生活の基盤がしっかりしていなければなりません。きちっとした職業に就いていなければなりません。「衣食足りて礼節を知る。」と言われますが、時間的余裕を作り出し、趣味を嗜むには、基礎学力の充実が大切です。 結果的に、「学問に王道なしです。こつこつ頑張りましょう!」 さて、また、結論はそれですか? と、言われそうですね! はい、これです! 今日は、何点だったでしょうか? クリスマスファミリーコンサート(12月19日)
昨日の日曜日、本校の多目的室において、吹奏楽部によるクリスマスファミリーコンサートが開かれました。
プログラムは、1年生によるアンサンブルから始まり、2年生金管・木管・打楽器のそれぞれのチームが練習の成果を発揮しました。 合奏では「クリスマスメドレー」と「ウィンターワンダーランド」の季節に合わせた2曲と、アンコールには「365日の紙飛行機」を演奏しました。 会場は保護者の方や教職員でいっぱいになりました。たくさんのご来場ありがとうございました。 来年もご理解、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 (顧問:神近) 春和会(12月19日)1年生の様子(12月16日)1年生の様子(12月15日) |
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