８月15日(月)、今日は台風の影響でしょうか、今朝の空は厚い雲に覆われていました。今週に入って、神戸市須磨区や大阪市西淀川区から、相次ぎお便りが届きました。
　今年は、児童生徒の皆さんの思いを乗せた「エコ風船」（太陽光で自然生分解される素材）は、西方向への風に乗り、飛んでいっているようです。ご返信でいただく「恒久平和の願い」「皆さんの活動への期待」といった激励を胸に、『むくのき学園』は「命」「平和への希求」を大切にした、小中一貫校を築いていきたいと思います。本当にありがとうございました。

　８月５日の「平和人権登校日」に、児童・生徒それぞれが
「平和へのメッセージ」をカードに記し、エコ風船（太陽光で自然生分解される素材）に結びつけて空へと放ちましたが、その返信のハガキやお手紙が届きました。
　風にのり、兵庫県神戸市長田区からハガキとお手紙を、神戸市垂水区からおハガキをいただきました。「平和の願い」や「むくのき学園のこどもたちへの期待や感謝のことば」が書かれていました。本当にありがとうございます。貴重な子どもたちへのメッセージとして、２学期の集会で、紹介をさせていただきたいと思います。

　平和学習の後、ペア学年に分かれ、「平和メッセージ」をそれぞれがカードに記し、エコ風船(落下後は土に戻る素材)に結びつけてグランドから空へと放ちました。青空へ吸い込まれるように、色とりどりの風船が昇って行きました。思いを込めたメッセージが伝わることを祈りながら、みんな風船をいつまでも見つめていました。

　８月５日（金）、今日は朝から気温がぐんぐん上がり猛暑となっています。1年生〜9年生のみなさんが平和人権登校日に集いました。
　体育館で行われた全校集会では、校長先生から、71年前の８月６日に広島に原子爆弾が投下されたことや、大阪大空襲で「むくのき学園」周辺においても想像を絶する悲惨な被害を経験したことについて講話があり、失われた尊い人命に哀悼の意を捧げ、黙祷をしました。
　講堂では５年生〜９年生の戦争と平和に関する学習発表がつづいておこなわれ、教室では１年生〜４年生の戦争と平和に関する講座学習がおこなわれました。子どもたちの発達段階に応じて、１人１人が真剣に平和について考えているようすでした。

　「夏まつり」のフィナーレは「やぐら」を囲んでの踊りです。最初は子どもたちが大好きなアニメソングで踊りました。子どもたちは、笑顔でいっぱい。踊りのあとは、啓発地域活動協議会の皆様から子どもたちにお菓子が振舞われ、みんな大喜びでした。
　次にメインイベントともいえる「中島音頭」です。地域のみなさん、踊りがたいへんお上手です。「中島音頭・むくのきバージョン」では、むくのき学園の小中学生が、歌・お囃子を披露してくれ、その後の「中島音頭」では、地域の方々と一緒に、むくのき学園の副校長先生が太鼓を叩くなど、地域、保護者、学校の教職員みんなで盛り上げました。
　多くの人たちの手でつくりあげられた楽しい夏まつり。素敵な時間となりました。