☆☆☆  授業のようすを、学校日記に掲載中です。「学力の向上と自立に必要な力の育成」を学校目標として、あらゆる活動に取り組んでいます。  ★★★

今週の講話

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 風のように1月が過ぎ去りました。

 今週も月曜日の全校集会で、恒例の今岡副校長先生による講話が行われました。今週のお話しの内容は、最近の学校の様子を、前日に行われたラグビー日本選手権の試合からも見られた、ラグビーの精神と重ねてお話しいただきました。ラグビーには3つの精神があります「フェアプレーの精神」「自己犠牲の精神」「ノーサイドの精神」です。
 ラグビーの試合では審判は一人しかいない為、ごまかしや反則すれすれのプレーなどのグレーゾーンが存在します。そのグレーゾーンは、学校生活にも存在します。「これぐらいでいいや」「このぐらいならわからんやろ」なんていう気持ちです。最近はそのグレーゾーンが生活の中で目立つような気がします。
 それを今岡先生は「グレーゾーンをほったらかしにするのか、自分や他者に厳しく正直な気持ちで生活していくのか、と迷った時に、最後は自分の心で判断できる、人にやさしい、自分に厳しい人になって欲しい」とお話しされました。

 人間の社会は白か黒かだけの二分割はできません。必ずあいまいなグレーゾーンの部分ができます。世の中では、このあいまいな部分を、誰からもわかりやすく教えてもらえるわけではありません。自分で判断することです。生徒たちには、グレーゾーンをどうするかという判断力や人との関わり方を学んで卒業して欲しいと思います。

教員研修 〜UK法による人間理解〜

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 1月27日(金)に、昨年10月末に実施した内田・クレペリン精神作業検査(以下UK法)の結果報告を兼ねて、教員校内研修会を実施しました。講師には、昨年からお世話になっている元大阪教育大学教育学部教養学科名誉教授の船越正康先生をはじめ、大阪心理技術研究会の方々をお招きしました。

 研修の内容は、UK法による分析内容と昨年度に行った検査との比較検討会でした。船越先生のお話は、教育大学で教鞭を執られていただけあって、子どもたちの生活に即したものでした。検査結果に関しては、弘済分校の子どもの実情が本当によくわかる内容でした。そして研修終了後には、各クラス単位での懇談会が行われ、担任・副担任の先生は自分のクラスの子ども一人ひとりの指導方法を、船越先生から細かく助言していただきました。

 本校には様々な環境で育った子どもが多く、教科指導や生活指導する上でしっかりと児童・生徒理解をする必要があります。今回の研修も子どもを理解する上では、とても貴重な時間となりました。

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