あけましておめでとうございますあけましておめでとうございます。 天候にも恵まれ、大阪では暖かい新年のスタートとなりました。 昨年は、本校の教育活動の推進にご理解とご協力を賜り本当にありがとう ございました。今年も子ども達が元気に登校し、笑顔で下校できる学校づ くりに尽力いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 10日(火)の3学期始業式には 子ども達の満面の笑顔に会えることを楽しみにしています。 (学校長) 小学校の英語を教科化3 〜学習指導要領の改訂〜「中央教育審議会(中教審)答申」を受けて、子ども達の学習内容に大きな影響力を持「学習指導要領」が改訂されるとお伝えしましたが、今回の答申の特徴は 、 グローバル社会に対応した英語教育の充実などに加え、児童生徒の 読解力向上を「喫緊の課題」と位置づけたことです。 〇今回は、その『英語』について・・・ 現在、楽しみながら学ぶ教科外の「外国語活動」としている小学校 5・6年生の英語を国語や算数のような正式教科に格上げし週2時 間、3・4年生では正式教科ではなく「外国語活動」として前倒し 週1時間実施する。 ということです。 この英語の教科化と前倒し実施によって 3年生以上の授業時間は、年間35時間(1単位時間は45分)、週あたり1時間程度増えそうです。 ただ、この英語教育の推進にはまだまだ問題点も多く、・・・ 残念ながら、 今後英語の授業を担うことになる小学校教員のほとんどは大学の教職課程で英語の指導法を学んでいません。文科省が外国語活動を担当している教員に実施したアンケートでも「英語が苦手」との回答が67%に達しています。 大阪市でも、 英語を指導することができる「英語教育推進リーダー」を育成するためにさまざまな研修を実施し、校内研修によるスキルの伝達を図っていますが、なかなか簡単にはいきません。 ●今回の改訂の成否は、 「教員の指導力の向上」にかかっているといっても過言ではありません。 (学校長) ノロウイルスの猛威、全国で警戒レベルにノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者数が、 直近の1週間で6万6000人余りと、この時期としては過去2番目の多さとなっていることが報告されていました。 急激にふえた理由には、 主流となっているウイルスの遺伝子に複数の変化が起きていて、過去に免疫を獲得した人でも再び感染する可能性があるとして、手洗いなどの対策の徹底を呼びかけています。 警戒レベルの都府県は21に及びますが、大阪もそれに含まれています。 年末年始で人の集まる機会や外出する機会が増えることもあり、手洗いの徹底など万全の対策が必要なようです。お気を付けください。 (学校長) 久しぶりに見る青空です12月28日(水)、 久しぶりに見る青空、少し冷え込んでいますが、今日はいい天気に なりそうです。天気予報によると上空には強い寒気が居座り、大阪 でも雪が見られるかも・・・ いよいよ年の瀬、今年も残すところわずかとなりました。 学校園は今日が「仕事納め」、明日29日(木)から1月3日(火)までは、年末年始の休業日となります。年明けは4日(水)からです。 この一年、子ども達が大きな事件や事故に巻き込まれることなく、安心して学校生活を送ることができたのも、保護者や地域の方々の暖かい支えがあったればこそと、心より感謝しています。 本当にありがとうございました。 よいお年をお迎えください。 〇と言っても・・・ かわいい鳥や魚たちの世話をしに、二日に一度は学校に足を運びます。「いきものを飼うことは、その命を預かること」を掲げて飼育し始めたのでこれは仕方ないですね(笑)。 (学校長) 小学校の英語を教科化2 〜学習指導要領の改訂〜前回の記事で、 「学習指導要領」が改訂され、小学校は2020年には学習する内容が新しくなり、教科書も変わるとお伝えしましたが、「学習指導要領」の改訂というのは、将来にわたり子ども達に大きな影響力を持つことがあります。 たとえば、『ゆとり世代』ってよく聞きますよね。 「ゆとり教育」で育った世代が『ゆとり世代』ですが、 「ゆとり教育」というのは、知識偏重の「詰め込み教育」から、学習時間と内容を減らしてゆとりある学校を目指し、1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育です。 2002年度には小中学校で、 学習内容が3割削減され、完全学校週5日制が始まり、授業時数も削減されました。でも、世界の生徒の学習到達度調査の結果が発表され、日本の点数が大きく下がっていることがわかりると方向転換、今度は「脱ゆとり教育」をめざし、2011年に再び学習指導要領が改訂され、それが現在の教育の流れにつながっています。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 子どもの教科書や授業の様子を見て、 「自分たちの頃とはずいぶん違う」という感想をもたれた保護者のみなさんも多いのでないでしょうか。 教育とは、 子どもたちが将来社会で生きていく力をつけるためのものであり、本来長い目で考えるべきことです。それでも見直しが必要なのは、「社会が変化するから」「子どもたちが抱える課題に対応するために」なのです。 いずれにしても、 今を生きる子どもたちの「今しかない」子どもの時代に何が大切なのかという観点で、教育の変わる方向性や内容に関心をもつことが大人の責任なのではないでしょうか。 (学校長) |
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