1年生の様子(2月2日)『性教育』の2回目の授業がありました。代表の人が妊婦体験しましたが、本当に大変そうでした。1回目のあとに、みんなから出た質問に小倉先生が1つ1つ丁寧に答えてくれました。みんなを大変な思いをして育ててくれている保護者の方への感謝の気持ちを強くしたと思います。「ありがとう」という言葉で伝えてくださいね。(担当:若月) 「1年生 性に関する学習」(2月1日)月曜の1回目の授業では、卵子と精子が出会う「受精」そして「妊娠」、「胎児の成長過程」、「出産」について、図や写真を見ながらの授業でした。ひとりひとりのいのちが、いかに特別で、大事にされて、お腹の中から赤ちゃんの時、そして今も育てられているのか、それぞれが感じてくれていたようです。 そして2時間目の今日は、「妊婦さんになってみよう」ということで、妊婦シュミレターを用いた体験授業を行いました。お腹に7キロの重りが入ったエプロンをつけ、男の子も体験しました。くつしたを履いたり、荷物を持って歩いたり、赤ちゃんを抱きながら動作をしたり、大きなお腹をかかえて四苦八苦していました。おかあさんの気持ち、それを支える周りのひとの気持ちが実感できたことでしょう。 また、前回の授業後に出てきた質問に答える時間も設けました。「双子はなぜできるの?」「へその緒の長さは?」といったものから「精子と卵子はどうやって出会うの?」という質問もありました。性について話をするのは大変デリケートなことが多く、難しいものです。本校では「自分はもちろん、他のひとの こころ・からだ・いのち を大切に」の思いを一貫し、3学年それぞれの段階に応じた性に関する学習を展開しています。 生徒たちひとりひとりが、すばらしい個性を活かしあい、なりたい自分にステップアップできる一助となればいいなと願いながら。ぜひご家庭でも、生まれたときのことやお子さんへの思いなど、ゆっくりお話ししてみてはいかがでしょうか。 担当:小倉(養護教諭) 本日の給食(2月1日)生徒たちには、「ビーフシチュー」は人気のあるメニューです。 (担当:出向井) 1年生の様子(2月1日)校長講話(1月31日)
お早うございます。『義務教育』の『義務』は誰の義務だと思いますか?
先日1年生に尋ねたら、「朝、どんなに眠たくっても、頑張って起きて、学校へ行かなくちゃならない、私たちの義務です。」って、答えていました。 そこで笑っている3年生、3年生は知っていますよね。3年生の社会科で習ったから。 そうです。『義務教育の義務』とは、皆さんのお父さんやお母さん、『保護者の方の義務』なんですね。 江戸時代末期、武士の子どもを対象とした藩校では儒学が、庶民の子どもを対象とした寺子屋等では読み書き算盤が教えられ、この時期の日本の識字率は世界最高水準であったと言われています。その後、明治政府は開明政策の一環として学校を位置付け、明治5年に学制を布きました。働き手でもあった子どもを学校へ行かせる義務が発生し、しかも当初は授業料が徴収されたため、国民の不満はおさえられず、学校を放火してしまうという事件も起きました。就学率は30%程度にとどまっていました。 日本の公教育制度が完成するのは,明治5年の学制の発布から30年近くたった明治33(1900)年のことです。この年,義務教育の授業料廃止が行われ、義務制、無償制、宗教からの中立性の3条件が成立し、明治35年には就学率は92%まで上がったと聞いています。 では、皆さんの立場からの教育って何ですか? 実は、日本国憲法第26条第1項に「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」とあるように、皆さんは教育を受ける権利を保障されています。 教育を受ける権利は、人が生れながらにして,単に人間であるということに基づいて享有する普遍的権利である基本的人権の一つで、とてもとても大切なものです。 さて、閑話休題。 先日来、インフルエンザが流行し、本校でも1年1組、2年1・3組が学級休業になりました。インフルエンザに罹った人も、罹らなかった人も、残念なことに授業を受けることができませんでした。残念なことにです。それで、学習が遅れた分を、今、6限・7限を活用して、取り戻しつつあります。1年1組、2年1・3組の生徒たちは、一所懸命頑張っています。皆さんがクラブ活動や生徒会活動やその他色々な活動をしている中で、彼らはとにかく学習活動に励んでいます。 隣の部屋での活動や前の廊下を傍若無人に通ることを控え、話し声のトーンを下げたり、学習の邪魔になりそうなことには配慮して、頑張っている彼らに同じ学校の仲間として、皆も応援しているよと、心意気を示してあげて欲しいと思います。 教育を受ける権利があるとは言え、ボールを打つ音がする、楽器を吹く音がする、「あ〜、私もそっちが遣りたいなぁ!」とは、誰しも感じることです。活動をするなと言う意味ではありません。ほんの少し、気を遣ってあげてください。ご協力宜しくお願いいたします。春日出中の皆さんならできるはずです。(福井 惠) |
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