６年生の最後の取組は、TVでおなじみの葉加瀬太郎作曲「情熱大陸」の演奏でした。厳しい練習を重ねた成果を十二分に発揮して、高松小学校で最後の「学習発表会」の締めくくりを、全員で見事に果たしました。終わった時の６年生全員の晴れやかな顔がとてもさわやかで、印象的でした。

いよいよ今年度の「学習発表会」の最後に６年生が登場しました。６年生は「わかりあおう　素晴らしい仲間」というテーマで、オペレッタ「見習い天使」を皆で演技しました。転校生の「たまお君」が来てくれたお蔭で、それまで一つになれなかった６年生が仲良くなれた。今社会的な問題となっている「いじめ」を取り上げて、ストーリーを仕上げ、全員で取り組みました。

正直で働き者のおじいさんが来て、かさこじぞうの頭に雪が積もっているのを見て、傘を７体にプレゼントします。しかし傘は６つしかありません。やさしいおじいさんは、自分の手ぬぐいを最後のおじぞうさんにかぶせてあげます。とってもほんのりと見ている人の心が温まるお芝居にしてくれました。

そして最後は、「テレビまんが　日本昔話」のエンディングテーマ「にんげんっていいな」を２年生全員で大きな声で合唱しました。

次は２年生が登場しました。テーマは「かさこじぞう」です。国語で学習した「かさこじぞう」と日本昔話を合わせた劇をしました。「かさこじぞう」の世界に、桃太郎や「おむすびころりん」の登場人物、浦島太郎までやってくるという愉快な劇です。
舞台の奥一杯に描かれた、雪が一杯積もった峠の山道に７体の「かさこじぞう」が並びます。とても寒そうな感じを子どもたちが身体一杯に表し、そこに桃太郎以下、日本昔話の有名な人物が次々に登場します。そして、「お地蔵様は決して文句を言わない！」とお地蔵様を褒め、そしておむすびなどをあげていきます。子どもたちのコスチュームがとても可愛らしかったです。

身振り手振りを入れて台詞も、また合唱でも、皆声がしっかりと出ていました。学習発表会の内容にとても相応しいもので、最後に「自然のお蔭で人間は生きている。このことを決して忘れない！」と観客席に向かって力強く訴えました。今日のトップバッターとしての重責を十分に果たすことができました。