♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その1
本校は、昨年度より、音楽科の授業研究を行っています。
さらに今年度は、大阪市教育委員会の「がんばる先生支援」事業グループA研究校として研究に取組んでいます。 2月9日(木)の5時間目、「世界に一つだけのチャイムをつくろう」の第5時の公開授業を実施しました。 この学習は、「ニコニコ班」(本校のたてわり活動班)ごとに、学校のチャイムをつくるというものです。 前の時間は、大阪市内はもとより、府下、他県の先生方、日頃お世話になっている読書ボランティアさんや保育所の保育士のみなさん、さらに、保護者の方や社会見学でお世話になった、「タカラベルモント(株)大阪工場」「(株)東和製作所」「(株)Re−fa(リーファ)」の方々などあわせて50名以上の皆さんにご来校いただき、教職員は結構緊張していました。 今回は、みんな落ち着いて、子どもたちと一緒にチャイムを仕上げることができました。 まず、授業前から各班で子どもたちは、いつものようにリズム遊びなどをして楽しんでいます。 さあ、チャイムがなりました。山本先生が、今日の学習ではどんなことをするのか説明されました。 「今日は、作ったチャイムを聞き合います。そのために、まず練習をします。そのときにできる工夫をしてもかまいません。そして今日は、チャイムを2回繰り返します。みんなの前で発表した後、リーダーと担当の先生で録音する日を決めます」 「11時10分、長い針が2のところにきたら、各班の発表をします。 では始めましょう。」 ♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その2
(指導資料を掲載します)
♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その3
それぞれの班が手際よく準備をし、練習を始めます。演奏は決して高学年の児童だけではありません。自分たちの演奏を聴きながら、「もう少しゆっくり」「タイミングあわせよう」などと話し合っています。
ある班では、音の重なりを意識して、こんな話合いが行われました。 C1「(旋律から)少し遅らせて、音を重ねてみよう」 T「どれぐらい遅らせるの?」 C1「楽譜を指して、ここから重ねる」←2拍遅らせることがわかる C2「じゃあ、いっぺんやってみよう」 (演奏) T・C3「エッ?今のは一緒に重ねているんじゃない」 C2「そうかぁ、何か難しいなぁ」 C4「じゃあ、ちょっと交代してやってみる」 (演奏) T「どんな感じがした?」 C1・C3「音の大きさが違うからわかりにくい」 T「じゃあ、もう一度、今度は音の大きさを同じぐらいにしてみよう」 (演奏) T「今度はどうかな?音の感じは同じぐらいだったけど」 C2「思っていたイメージとは違う」 C1「少し耳がキーンとする」 T「じゃあ、どうするの?」 C「遅らせて重ねないで、同じタイミングで重ねるようにしよう」 実際に自分たちで試しながら、結論に至ることができました。担当教員は、子どもたちの考えや意見をうまく引き出すようにしていましす。 このように、すべての班で、6年生が中心となって、意見を出し合いながらチャイムは完成していきました。 さあ、再び全員が集合しました。いよいよ各班の演奏です。今回は、朝から順番に先生が作ったチャイムも演奏します。 ある班は6年生が1年生の手をもち、他の子がどこをたたくかさし示しながら演奏しました。 全部が終わると、みんな満足げに拍手です。これはすばらしいことをやり遂げた自分達への拍手なのでしょう。 ここで、サプライズが… 「ひみつ」ってなっていたところのチャイムは、先日授業を見に来てくださった地元の企業の方が、「自分たちもチャイムを作って協力したい」と言ってくださっているとのこと。 学校だけでなく、地元も一緒になってチャイムが作られるなんて、たいへんびっくりです。 さあ、次は、いよいよ録音です。どんなチャイムになるか、みなさんお楽しみに! 全校で、たてわりで、音楽で、学校のチャイムをつくる… 授業づくりをスタートさせようとした時は、どんな授業なのか、教職員のみんなにも 想像することができませんでした。しかし、何度も悩んで、話合って、見事、チャイムは完成しました。ここまでやってきた教職員と子どもたちのことが校長として本当にすばらしいと思っています。 だからこそ、より多くの皆さんに知っていただきたくて、取組みのすべてをホームページに公開しています。ご覧いただきありがとうございます。 なお、本校の研究活動にあたっては、2年間の長きにわたり、大阪市立本田小学校の今村友美先生にご指導・ご助言をいただきました。また、特に今回の実践については、奈良教育大学 副学長・理事の宮下俊也先生にもご指導いただきました。この場を借りてお礼申しあげます。 ♯道徳心・社会性の育成 ♯健康・体力の保持・増進 おいしい給食をありがとう!
我が国における学校給食は、明治22年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。
戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める国民の声が高まるようになり、昭和21年6月に米国のLARA(Licensed Agencies for Relief in Asia:アジア救済公認団体)から、給食用物資の寄贈を受けて、昭和22年1月から学校給食が再開(「学校給食実施の普及奨励について」昭和21年12月11日文部、厚生、農林三省次官通達)されました。 同年12月24日に、東京都内の小学校でLARAからの給食用物資の贈呈式が行われ、 それ以来、この日を学校給食感謝の日と定めました。昭和25年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としました。 子供たちの食生活を取り巻く環境が大きく変化し、偏った栄養摂取、肥満傾向など、健康状態について懸念される点が多く見られる今日、学校給食は子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。 (以上、文部科学省ホームページより引用) さて、2月9日(木)の児童集会では、健康委員会の子どもたちが「給食ルール」について発表しました。 1「給食着をきちんと着る」…帽子の中に髪の毛をいれる 給食着のボタンを全部とめる マスクで口をおおう 2「手を洗う」 3「給食当番は2列できちんと並ぶ」 4「ろうかは走らない」 5「何年何組を大きな声で言う」 6「給食の食缶をまっすぐ持つ」 7「しゃべりながら食べない」 8「給食の食器は、きれいに返す」 9「みんなで協力してかたづける」 10「楽しく給食を食べる」 この10個のルールを守って、「給食名人」になろうと言いました。 さらに、本校の給食調理員さん(3名、うち1名はプール要員)に感謝の気持ちを表して、各学年からメッセージカードが渡されました。 給食調理員さんからは「いっつも残さず食べてくれてありがとう。これからもおいしい給食を作るので、楽しく食べてください」というメッセージをいただきました。 ♯道徳心・社会性の育成 楽しかったね!北津守フェスティバル
インフルエンザによる学校休業・学年休業のため、2月7日(火)の平日開催となってしまった今年の「北津守フェスティバル」でしたが、子どもたちは、みんな楽しく活動することができました。
お店は各学年で、まわるのはニコニコ班で行います。 各学年、工夫を凝らしたお店でお客様を楽しませていました。 また、お家の方や保育所のお友達も参加してくださいました。 |