♯健康・体力の保持・増進 2月は体力アップ月間です
本校では、2月は「体力アップ月間」として、なわとびやかけ足に取組んでいます。
2月13日から2月24日までの2週間は、かけ足週間です。2時間目と3時間目の間の休み時間に、みんなで走っています。 ♯道徳心・社会性の育成 2年「いのちの学習」
2月10日(金)2年生で、「いのちの学習」を行いました。
今回は、一人一人の個性を大切にしようということから「LGBT」について学習しました。途中、DVDなども用いて、子どもたちにわかりやすく説明しました。 法務省のホームページには、次のように記載されています。 性的指向に関して, 「男性が男性を,女性が女性を好きになる」ことに対しては,根強い偏見や差別があり,苦しんでいる人々がいます。また,性同一性障害に関して,からだの性とこころの性との食い違いに悩みながら,周囲の心ない好奇の目にさらされたりして苦しんでいる人々がいます。 こうした性的指向や性同一性障害を理由とする偏見や差別をなくし,理解を深めることが必要です。 今回の学習をきっかけにして、今後も差別のない社会を形成する人になるよう、取組みを続けていきたいと考えています。 ♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その1
本校は、昨年度より、音楽科の授業研究を行っています。
さらに今年度は、大阪市教育委員会の「がんばる先生支援」事業グループA研究校として研究に取組んでいます。 2月9日(木)の5時間目、「世界に一つだけのチャイムをつくろう」の第5時の公開授業を実施しました。 この学習は、「ニコニコ班」(本校のたてわり活動班)ごとに、学校のチャイムをつくるというものです。 前の時間は、大阪市内はもとより、府下、他県の先生方、日頃お世話になっている読書ボランティアさんや保育所の保育士のみなさん、さらに、保護者の方や社会見学でお世話になった、「タカラベルモント(株)大阪工場」「(株)東和製作所」「(株)Re−fa(リーファ)」の方々などあわせて50名以上の皆さんにご来校いただき、教職員は結構緊張していました。 今回は、みんな落ち着いて、子どもたちと一緒にチャイムを仕上げることができました。 まず、授業前から各班で子どもたちは、いつものようにリズム遊びなどをして楽しんでいます。 さあ、チャイムがなりました。山本先生が、今日の学習ではどんなことをするのか説明されました。 「今日は、作ったチャイムを聞き合います。そのために、まず練習をします。そのときにできる工夫をしてもかまいません。そして今日は、チャイムを2回繰り返します。みんなの前で発表した後、リーダーと担当の先生で録音する日を決めます」 「11時10分、長い針が2のところにきたら、各班の発表をします。 では始めましょう。」 ♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その2
(指導資料を掲載します)
♯がんばる先生支援事業 「世界でひとつだけのチャイムをつくろう」第5時が終わりました その3
それぞれの班が手際よく準備をし、練習を始めます。演奏は決して高学年の児童だけではありません。自分たちの演奏を聴きながら、「もう少しゆっくり」「タイミングあわせよう」などと話し合っています。
ある班では、音の重なりを意識して、こんな話合いが行われました。 C1「(旋律から)少し遅らせて、音を重ねてみよう」 T「どれぐらい遅らせるの?」 C1「楽譜を指して、ここから重ねる」←2拍遅らせることがわかる C2「じゃあ、いっぺんやってみよう」 (演奏) T・C3「エッ?今のは一緒に重ねているんじゃない」 C2「そうかぁ、何か難しいなぁ」 C4「じゃあ、ちょっと交代してやってみる」 (演奏) T「どんな感じがした?」 C1・C3「音の大きさが違うからわかりにくい」 T「じゃあ、もう一度、今度は音の大きさを同じぐらいにしてみよう」 (演奏) T「今度はどうかな?音の感じは同じぐらいだったけど」 C2「思っていたイメージとは違う」 C1「少し耳がキーンとする」 T「じゃあ、どうするの?」 C「遅らせて重ねないで、同じタイミングで重ねるようにしよう」 実際に自分たちで試しながら、結論に至ることができました。担当教員は、子どもたちの考えや意見をうまく引き出すようにしていましす。 このように、すべての班で、6年生が中心となって、意見を出し合いながらチャイムは完成していきました。 さあ、再び全員が集合しました。いよいよ各班の演奏です。今回は、朝から順番に先生が作ったチャイムも演奏します。 ある班は6年生が1年生の手をもち、他の子がどこをたたくかさし示しながら演奏しました。 全部が終わると、みんな満足げに拍手です。これはすばらしいことをやり遂げた自分達への拍手なのでしょう。 ここで、サプライズが… 「ひみつ」ってなっていたところのチャイムは、先日授業を見に来てくださった地元の企業の方が、「自分たちもチャイムを作って協力したい」と言ってくださっているとのこと。 学校だけでなく、地元も一緒になってチャイムが作られるなんて、たいへんびっくりです。 さあ、次は、いよいよ録音です。どんなチャイムになるか、みなさんお楽しみに! 全校で、たてわりで、音楽で、学校のチャイムをつくる… 授業づくりをスタートさせようとした時は、どんな授業なのか、教職員のみんなにも 想像することができませんでした。しかし、何度も悩んで、話合って、見事、チャイムは完成しました。ここまでやってきた教職員と子どもたちのことが校長として本当にすばらしいと思っています。 だからこそ、より多くの皆さんに知っていただきたくて、取組みのすべてをホームページに公開しています。ご覧いただきありがとうございます。 なお、本校の研究活動にあたっては、2年間の長きにわたり、大阪市立本田小学校の今村友美先生にご指導・ご助言をいただきました。また、特に今回の実践については、奈良教育大学 副学長・理事の宮下俊也先生にもご指導いただきました。この場を借りてお礼申しあげます。 |