今週の講話
寒さが和らぐ日も増え、植物も春を迎える準備をしているように感じます。
今週も恒例の今岡副校長先生による講話が行われました。今週金曜日に、いよいよ私立高校の入試が始まります。受験する仲間を邪魔しないように、みんなでサポートしてあげるようにとお話しされました。 また、火曜日には、外部講師の兵藤先生が来られ、今年度最後の「つながる力向上プログラム」の授業をしてくださいます。兵藤先生の話しを聞き、しっかり吸収して自分のものにして欲しいとお話しされました。 入試とその先の自分を意識して、準備を怠らずその日を迎えて欲しいと思います。 本日の小学部 <外国語活動>本日は、カナダ出身のクリントン先生による「外国語活動」の学習を行いました。 前回の授業が本当に楽しかったようで、心の底から楽しみにしていたようです。今回の学習内容は ・英語で知っている「動物・魚・鳥・虫」の名前を発表する。 ・動物の鳴き声を英語で何というのかを知る。 というものです。 最初は英語で何というのか、なかなか出てこなくて苦労している様子もありましたが、みんなでヒントを出し合いながら、和気あいあいと楽しく学習することができました。 6年生は卒業まで残り少なくなってきました。中学生になったときに、英語の学習に対して苦手意識をもつのではなく「英語は楽しい!」と思えるように、残り少ない小学校生活のなかで、楽しく英語に触れる学習を行っていきたいと思います。 私立対策補習授業現在多くの生徒が受験を目標に頑張っています。その手助けや、サポートをして支えていきたいと思います。また、受験だけでなくその先も続く学校生活で、何を学んでいけば良いのか見つけるサポートもしていきたいと思います 卓球部が近畿大会でアベック優勝!!午前中に行われた団体戦では、参加した男子2チームが決勝戦で対戦することになり、見事ワンツーフィニッシュを成し遂げました。午後からは個人戦が行われ、女子は惜しくも上位に入ることはできませんでした。しかし男子の試合では、1位トーナメントの上位4選手を阿武山学園の子どもが占め、準決勝の2試合と決勝戦はすべて阿武山対決となりました。大会終了後、3年生のキャプテンはやりきった充実感でいっぱいだったそうです。翌週に行われた大会の報告会でも、全児童生徒を前に緊張しながらも晴れやかな表情をしていました。 結果だけを見ると阿武山学園の圧勝でしたが、ここに行きつくまでには子どもたちと顧問の先生の並々ならぬ努力があったからだと思います。子どもに自信を付けさせることは、阿武山学園と弘済分校の目標であり課題です。これからも様々な取り組みを通じて、達成感や自尊心を養っていきたいと思います。 今週の講話今週も月曜日の全校集会で、恒例の今岡副校長先生による講話が行われました。今週のお話しの内容は、最近の学校の様子を、前日に行われたラグビー日本選手権の試合からも見られた、ラグビーの精神と重ねてお話しいただきました。ラグビーには3つの精神があります「フェアプレーの精神」「自己犠牲の精神」「ノーサイドの精神」です。 ラグビーの試合では審判は一人しかいない為、ごまかしや反則すれすれのプレーなどのグレーゾーンが存在します。そのグレーゾーンは、学校生活にも存在します。「これぐらいでいいや」「このぐらいならわからんやろ」なんていう気持ちです。最近はそのグレーゾーンが生活の中で目立つような気がします。 それを今岡先生は「グレーゾーンをほったらかしにするのか、自分や他者に厳しく正直な気持ちで生活していくのか、と迷った時に、最後は自分の心で判断できる、人にやさしい、自分に厳しい人になって欲しい」とお話しされました。 人間の社会は白か黒かだけの二分割はできません。必ずあいまいなグレーゾーンの部分ができます。世の中では、このあいまいな部分を、誰からもわかりやすく教えてもらえるわけではありません。自分で判断することです。生徒たちには、グレーゾーンをどうするかという判断力や人との関わり方を学んで卒業して欲しいと思います。 |