全校朝会 校長講話「誰もがスポーツを楽しむために・・・・」
あとわずかな日数で、今の学年が終わろうとしています。特に勉強の方ですが、積み残しはないですか。今の学年で身に付けなければいけない力を全てつけることができましたか。少し心配だなと思う人は、分からない所がある人は、必ず担任の先生の指導を受けるようにしてください。そして、毎日必ず復習をして確実に自分の力になるようにしておいてください。
昨年4月の始業式で話をした「チャレンジ100」ですが、もうすでに、やり遂げたという人がいるようですが、その人は、また新しい目標に向かって頑張っていると担任の先生から聞いています。1年間かけて、どのような目標をやりとげることができたのかは、担任の先生から私の方に届くようになっています。近日中にチャレンジ100校長賞とがんばり賞の表彰式を校長室で行いますから、楽しみにしておいてください。 さて、先週の水曜日は、オーストラリアチームの選手に来校いただき、車いすバスケットボールを見せていただきました。また、6年生は、実際に車いすに乗って試合も体験をしてもらいました。彼女たちは、2020年の東京で開催されるパラリンピックに出場する選手たちです。2/9から始まった大会では、あのオーストラリアチームが決勝戦まで進出しました。結果は準優勝でした。大健闘だったと思います。 私は、車椅子バスケットボールのルールに興味があったので、少し調べてみました。そうすると、この車椅子バスケットボールでは、5人の選手の持ち点の合計は、14点以内にしないといけないこと。持ち点1点から4.5点まで段階があること。詳しく言うと持ち点1点の選手は、障がいの程度が重い選手(腹筋・背筋がうまく機能せず、座ったままで体のバランスをとることができない)持ち点4.5点の選手(障がいの程度が軽い選手で、両手を上げて、右でも左でも車いすを大きく傾けることができる)ということになります。見学した人は、分かったと思いますが、車いすの種類がみんな違いましたね。あれは、その選手の障がいに合わせた車いすだからなのです。要は、障がいの軽い人だけでチーム編成をするのは、不可能で、選手交代の時も入れ替えた後の持ち点の合計は14点以下でないといけないというルールになっているようです。 そして、試合で勝ち負けを決めるのは、勢いよくプレーするハイポインターでなく、ローポインターの働き次第ということになるわけです。障がいの重い人が持っている力を精いっぱい出しきってスポーツが楽しめるルールにしているということが分かると思います。この考え方は、みなさんが運動をする、スポーツをする時にも通じることだと思っています。この時期、サッカーやバスケットボールなどのボールゲームをする機会が多くなっていますが、運動の得意、不得意に関係なく、みんなが楽しめるゲームにするためにどのような工夫が必要なのか、また、どのようなルールにすれば全員がそのスポーツの楽しさにふれることができるのか、そんなことを考えながら、全員でゲームを楽しんでみてください。 全国教育美術展表彰
全国教育美術展の受賞者に表彰状が贈られました。
今年も 特選 2名 入選 13名 佳作 7名 多くの児童の頑張りが認められ、みんな笑顔です。 今後も楽しく図画工作科の学習に取り組んでいってほしいです。 大阪市立小学校児童作品展・日中児童作品展
大阪市立小学校児童作品展・日中児童作品展において
本校児童の絵画作品が出品され表彰を受けました。 本日13日(月)まで アネックスパル法円坂3階市民ギャラリー及び多目的ルームにて 展示中です。 2月10日(金)村上前PTA会長に感謝状が授与されました。村上前会長は「子どもたちが輝けるような場を数多くつくってあげたい。」と語られ色々な行事を運営委員会の皆さんと協力し盛り上げてくださいました。今年度も会計監査委員長としてPTA の活動に尽力いただいています。 「車いすバスケットボールを体験して」考えたこと意見を交流しよう!!今日の授業は、学校長が講師を務めました。卒業を間近にひかえた6年生の心に残る時間になったと思います。 障がい者スポーツの一つ「車いすバスケットボールの体験活動」の意義や意味を改めて6年生全員で確認することから授業がスタートしました。 選手の巧みな車いす操作や素早いパスワークに驚いた児童が多く、 「練習や訓練をたくさん積んでいるんだろうなと思った。自分の生活を振り返り、もっと自分も頑張れると感じた。」 「いろいろ大変なことも多いと思いますが、笑顔でプレーをしていたり、私たちにていねいに教えてくださる選手の皆さんと一緒にバスケットボールをさせてもらって、頑張ればどんなことでも乗り越えられると思いました。」 「工夫をすることで、どんなスポーツも一緒に楽しめると分かった。違う障がい者スポーツにも挑戦してみたい。」 車いすバスケットボールの試合の動画も視聴しました。 「ぶつかり合ったり、動きの速さがすごい。あきらめない気持ちが伝わってきた。」 「すごい迫力にビックリした。オーストラリア選手にぜひ優勝してもらいたい。」 子どもたちが、「共生社会」について考え、深め合う時間となりました。 ご家庭でもこの機会に、パラリンピックなども話題に取り入れて、話し合う時間をもってみてください。 |
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