3月13日(月) 全校朝礼
校長講話(要旨)
みなさんおはようございます。 今日は大切なお話をします。 今から6年前の2011年3月11日午後2時46分に東日本大震災が起こりました。 約2万人の尊い命が失われ、今でも約2千人以上が行方不明になっています。当時、入学準備をしていた子どもたちの新しいランドセルも筆箱もみんな津波に飲み込まれてしまったそうです。その子どもたちも今は6年生になって、ここにいる深江小学校の6年生と同じように卒業をする日を迎えています。その児童のお話が新聞に出ていましたので、皆さんに紹介をしたいと思います。 「地震が起きた時、保育所にいました。私は高台の神社に逃げて無事でしたが、一番仲の良かった友達は、家族が迎えにきたあと津波にのまれて亡くなりました。私は人前に出るのが苦手でしたが、校内放送の係に手をあげました。みんなの前で話すのは緊張しましたが、亡くなった友達が一緒にいると思って頑張りました。遠足でも運動会でも一緒に参加するはずだった亡くなった友達の分まで頑張りました。地震で悪いこともいっぱいあったけど、それがきっかけで出会えた人も大切にしたい。」です。 友だちの分まで頑張ろう、新しくできた友達を大切にしよう。本当の気持ちだと思います。皆さんも当たり前のように学校へ来て勉強して給食を食べてお家へ帰る。当たり前の生活が実は当たり前でなくなることを自分の事としてしっかり考えてほしいと思います。 以前にもお話をしましたが、大阪には約150年ごとにこのような巨大地震と大津波が襲ってきています。前回は150年ほど前でしたから、現在いつ起こってもおかしくない状態です。 もう一つ、福島の原子力発電所の事故で12万人の方が避難生活をされています。そして全国には避難生活をしている児童もたくさんいます。一人の友達もいない見知らぬ土地の学校に通っている子どもたちがいるのです。悲しいことですが、その子どもたちへのいじめや差別があるのも事実です。何の根拠もないことで、避難先の学校でいじめがある。絶対にあってはならないことです。また反対に「避難先の学校で心細い時に話しかけてくれた友達がいてうれしかった。」とそう話をしている子どももいます。 みなさんも同じ立場だったらどうだろうかとよく考えてください。自分がされて嫌なことは絶対に人にしてはいけません。困った時、一人になった時に話しかけてくれるような良い友達になってください。 では、どうすれば良い友達ができるのか?良い友達が欲しければいじめや差別、暴力をしない良い友達に自分自身がなることです。 6年生はもうすぐ卒業式ですが、深江小学校の皆さんにはそうして良い思い出をいっぱい作ってほしい、深江小学校を卒業してよかった思えるような学校、良い友達をたくさん作ってほしいと思います。 1年「体育」3/10 平成28年度 第3回学校協議会開催について
平成28年度 第3回学校協議会を下記のとおり開催いたします。
1. 日時 平成29年3月14日(火)午後6時30分〜 2. 場所 大阪市立深江小学校 校長室 3. 内容 (1)運営に関する計画の最終評価について ・「全国学力・学習状況調査」結果 ・「全国体力・運動能力、運動習慣調査」結果 (2)平成29年度学校行事等について (3)意見交換 (4)その他 4.備考 傍聴を希望される方は、開始30分前までに教頭までご連絡下さい。 3月9日(木)ふれあい集会本日は○×クイズです。全問正解はありませんでした。全ての班が間違ったのはQ.深江小学校の児童は300人以上である。(正解)284名でしたので答えは×でした。 意外と数の概念はアバウトで多いか少ないかは感覚的なものかもしれません。 靴箱 |