ゲーム開始直後・・・
平中のファールから相手チームへフリースローが与えられ得点を許す。
その後、スリーポイントシュートを決められるなど2対11と相手チームに勢いを与えてしまう。
そして、第1ピリオド終了までその勢いを止める事ができず、4対18とリードされて第1ピリオドを終了する。

第2ピリオドに入り・・・
平中も懸命にゴール下にボールを運び、ゴールを狙うが、得点につながらない。
そして・・・第2ピリオドも
相手チームの勢いを止めれないまま終了。
前半戦を終え10対30。
まさに、平中ピンチ！！
かんばれ！！平中男子バスケット部！！
絶対に諦めるな！！

いよいよ、勝負の別れ目となる第3ピリオドが始まった。
開始早々、両チームともに得点を挙げ、互角の戦いが予想される。
その後は・・・
まさに、その予想が的中！！
平中が息を吹き返し、24対44と第3ピリオド
だけでは14対14の五分。
しかし、このままでは、勝利を呼び込む事は、厳しい。
平中は、どんな戦いを見せてくれのか！！
いよいよ、最後の最後の戦いとなる第4ピリオドへ。

最後の8分間。
平中が相手チームを押す展開だが・・・
48対35と得点差を詰めるものの・・・
勝利に届くまでには、厳しい展開ということには変わりはない。
しかし・・・平中は諦めない。
終了のホイッスルが鳴るまで
勝利を信じて・・・
自分を信じて・・・
そして
仲間を信じて・・・
戦うのみ！！
ベンチからも厳しいケギが飛ぶ。

いよいよ残り1分
ここまでくれば、もう逆転は難しい。
やらなければならない事はひとつ！！
そう・・・
それは、全力を出し切る事！！
最後の1分に、3年間の全てを
そして、５、４、３、２、1秒
ついに、終了のホイッスル！！