☆☆☆  授業のようすを、学校日記に掲載中です。「学力の向上と自立に必要な力の育成」を学校目標として、あらゆる活動に取り組んでいます。  ★★★

2学期終業式

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12月22日の木曜日、2時間目授業終了後に平成28年度二学期の終業式が行われました。

冬休みを前にして、副校長先生や園長先生をはじめ分校教職員・阿武山学園職員から様々な話がありました。本校の中学3年生は卒業と同時に阿武山学園を卒園していきます。長い寮生活を終えて、家庭へ戻ったり別の施設へ移ったりします。そのことを考えると、冬休みは子どもたちにはとても大切な時間となります。
そんな冬休みを前に、副校長先生からは二学期の学校生活を振り返ってねぎらいの言葉とこれからの目標についてお話がありました。特に中学3年生に対しては、卒業に向けてコミュニケーションと生活習慣の重要性について話されました。

終業式終了後は、行事やクラブ活動などの表彰が行われました。卓球部で個人戦高槻市3位や、英検では2年生で3級合格など素晴らしい報告がありました。その他にも様々な表彰がありましたが、どの児童・生徒も少し緊張した様子で表彰を受けていました。

保健委員会活動 EM石鹸作り

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    12月21日の午後より、男子保健委員会6名がEM石鹸作りに取り組みました。
  このEM石鹸は、厨房で揚げ物などに使用した廃油に、苛性ソーダ、EM発酵液、アロマオイルを加えて
  作りました。
委員会メンバーは、牛乳パックに入った石鹸材料を慎重に、「良い石鹸ができますように!」
という思いを込めながら、20分間混ぜ続けていました。根気のいる作業にも関わらず、全員が笑顔で
「楽しい!」と声に出しながら、一生懸命に活動していました。また、廃油石鹸として再利用するのですが、今回作った石鹸は水を汚さないことから、環境にも貢献しているという意識も重なって、積極的に活動していたように感じられました。
  心のこもったEM石鹸ができあがるのは、3カ月後です。学校の手洗い場に置いたり、各寮に配布する日がとても楽しみです。

人権教育「先輩のありがたさ」

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 12月20日(火)6限目の道徳授業は、人権教育を全児童、生徒を対象に実施しました。講師には、大阪医科大学三島南病院の看護助手をしておられる、阿武山学園の卒業生の中川興治さんに来て頂き講演してもらいました。中川さんが26年前に卒業した頃は、学園を出てからの支援は何もなく、生活する事がとても苦しかったそうです。20歳すぎまで荒れた生活を送っている中でも、信用できる大人を見つけることができたのは、学園の中で本気で自分に接してくれた支援の先生のおかげだと話されていました。
ご自身が苦労して高卒の資格をとられた事もあって、生徒にはいくつになっても高校を卒業してほしいと伝えられました。もし、失敗したとしても、あきらめずに頑張れば日本の社会は認めてくれるし、困った時は学園の卒業生が立ち上げた社団法人児童福祉支援センターに連絡してくれたら、最大限フォローしますという心強い言葉をかけて頂けました。子どもたちは、頼れる先輩の話を真剣に聞き入っていました。

今週の講話

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 今年も、あと少しになりました。

今週は、今岡副校長先生が出張で、おられなかったので岩本教頭先生に講話をしていただきました。先週教室の窓ガラスが休憩時間に割れるということがありました。今回こういったことが起こったのは、「最近、気が緩んでいるからではないのか?」と問いかけられました。気の緩みの積み重なりがこういったことに繋がるのだよとお話しされました。
 また、今週末から冬休みに入るので最後の一週間落ち着いて過ごすようにと注意されました。

 一年が終わろうとしています。歩き続ける人生ですが、年末ぐらいは少し立ち止まってこの一年を振り返る時間を作れたらいいなと思います。

興味・関心を高める授業の実践<小学部 調理実習>

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小学部では、2学期の家庭科を締めくくる学習として、調理実習を行いました。
今回のメニューは「炒飯」です。

 一人一皿の炒飯を作り、投票をしてチャンピオンを決めよう!という方法で調理実習を行いました。
そのために、事前にパソコンを使って美味しい炒飯の作り方や材料を調べる時間を設けました。

 子どもたちは自分が調べた調理方法を元に、学園の先生にもアドバイスをもらっていたようで、工夫を凝らして炒飯を作っていました。出来上がった炒飯はどれもとても美味しくて、1番を決めるのにとても苦労しました。

調理実習の様子を見に来て下さった先生方にも食べて頂きましたが、
「本当にどれも美味しい!!」
という声を頂き、子どもたちはとても嬉しそうにしていました。

今回の調理実習では、決められた調理方法に従って実習するのではなく、自分の力で調べ、そして工夫して実践するというところを重視して行いました。こうすることで、子どもの自主性の育成につながっていくのではないかと思います。

また自分が作ったものだけでなく、友達が作ったものを褒める姿が多く見られました。このようなことの積み重ねから、友達のいいところや頑張りを見つけたり、友達を認める力が身に付いたりするのではないかと思います。

これからも子どもの自主性を育てられる学習を行っていきたいと思います。

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