本日の献立/2月14日(火)・ウインナーと野菜のケチャップ煮 ・カリフラワーときゅうりのドレッシングあえ ・コーンソテー ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 836kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 22.9g ☆酢(す)☆ 酢は酒と並ぶ最古の調味料と考えられ、紀元前5000年ごろのメソポタミア南部にあったバビロニア(現在のイラク辺り)の古文書に、デーツ(ナツメヤシ)や干しブドウを利用して酢をつくっいいたという記録が残っているそうです。紀元前400年ごろには、ギリシャの医師ヒポクラテスが、病気の治療に酢を使っていたといわれています。日本に酢が伝わったのは、酒造りの技術と前後する4〜5世紀ごろに中国から伝わったとされており、「万葉集(〜759年)」には「酢」の文字が使われた次のような和歌があります。 「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗(つ)きかてて鯛願ふ、我れにな見えそ、水葱(なぎ)の羹(あつもの)」【作者/長忌寸意吉麻呂(ながのいみき・おきまろ)】ちなみにこの歌の意味は「酢じょうゆにニンニクをつぶして鯛をたべたいなあ、水アオイ(水草)の吸い物は見たくもないよ」というようなことだそうで、とくに深い意味はないようです。 現在、日本でよく利用されるのは米から作る米酢で、「延喜式(927年)」に記録があり、平安時代にはつくられていたようです。この頃はまだ卓上調味料として使われていたようですが、鎌倉から室町時代になると料理の味つけにも使われるようになりました。そして江戸時代になると酒粕を利用して酢をつくる方法も考えられ、庶民にも広まり「にぎりずし」などの料理もできたそうです。 酢をつくるには、米酢の場合、まずその前身となる酒を造るために、蒸した米に米麹と水を加えて糖化させ、酵母を加えてアルコール発酵させて酒の状態にします。そこに種酢を加えて表面に食酢菌膜を植え、酢酸発酵させて酢をつくります。これを熟成させて酸味をまろやかにした後、ろ過、殺菌をして仕上げます。このとき使用した酒の原料によって、米酢、りんご酢、ワインビネガーなど異なる種類の酢になります。 今日の給食では、ドレッシングあえに米酢とりんご酢を使っています。 ※明日(2/15)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 1年生、キャリア教育を行いました
1年生は2月13日、14日にかけてPC教室、LL教室を使ってキャリア教育(進路学習)を行います。1日目は「自分をよりよく知ろう」をテーマに自分自身の性格、適性、興味、能力などをよく知り、どのような進路を選べば自分自身をよりよく生かせるのか、子どもたちはパソコン、タブレットを使ってじっくりと考えました。
本日の献立/2月13日(月)・肉だんご ・きゅうりの酢のもの ・福神漬け ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 843kcal、たんぱく質 29.5g、脂質 22.4g ☆福神漬け(ふくじんづけ)☆ 福神漬けは、ダイコン、ナス、キュウリ、シロウリ、ナタマメ、レンコン、シソなどの塩漬けやショウガなどを材料として、塩抜き後、圧搾したものを細かく刻んで、しょうゆ、砂糖、水あめ、うま味調味料などの調味液で漬けた野菜のしょうゆ漬けです。明治時代の初めに東京・上野の漬物店の店主である第15代「野田清右衛門(のだせいえもん)」がおよそ10年のときを経て開発し、1885年に発売したところ人気が高まり、全国へと広まったそうです。名付け親は当時の作家「梅亭金鵞(ばいてい・きんが/1821〜1893年)」とされ、約7種類の野菜を使いまた、上野不忍池(うえのしのばずいけ)の弁才天の近くであったようなことから名付けられたといわれています。材料の1つであるナタマメは、切った形が七福神の布袋様の軍配の形に似ていることから採用されたのではという説があります。 カレーライスの添え物としても定番になっていますが、これは、大正時代に日本郵船の欧州航路でチャツネ(果物や野菜をペースト状にしたもの)の代用としてカレーライスに混ぜて使用したのが始まり言われています。その後、添え物として盛りつけられるようになりました。以前は、赤く着色したものが中心となっていましたが、最近では、カレー用として赤い色を抑えたものや、無着色の製品もふえてきました。もちろん、給食で使用する福神漬けは国産材料を使用した無着色の製品を使っています。 ※明日(2/14)は、3年生は給食ありません。 学級休業のお知らせ 〜1年4組〜
本校では1年4組において先週よりインフルエンザにかかる生徒が増えてきました。このため、学校といたしましては、校医先生と相談の結果、拡大防止のため以下のような措置をとってまいります。何卒、その旨ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、ご家庭での感染予防に心がけていただきますようよろしくお願いします。 2月17日(金)より通常授業を行います。何卒、宜しくお願い申しあげます。 本日の献立/2月10日(金)・豚肉と干しずいきの炒め煮 ・ほうれん草のおひたし ・うずら豆の煮もの ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 800kcal、たんぱく質 39.0g、脂質 19.5g ☆ずいき(芋茎)☆ ズイキはサトイモの葉柄(ようへい)の部分です。ズイキの名は、夢窓疎石(むそうそせき/1275〜1351年)の「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれやずいき(随喜)の涙なるらん」という歌が由来とされています。干して乾燥させた干しずいきはイモガラとも呼ばれています。 サトイモの葉柄にはえぐ味の強いものもあるため、ズイキとして使用されるのは、えぐ味のほとんどないものか、ごく弱いものが選ばれます。中でもハスイモは芋は小さくて食用になりませんが、葉柄は、えぐ味がほとんどないため、葉柄専用として栽培されています。芋をとるものと同属ですが、別種とされています。ハスイモの葉柄は長く、葉柄の断面には太い通気孔があり、レンコンを思わせることからこの名が付いたようです。ほかには、アカメ、カライモ、ヤツガシラなどが芋・葉柄の兼用品種としても使われ、これらは一般に赤い色をしています。 葉柄が伸び始めると利用できますが、大きく伸びて若い初夏が旬になります。干しずいきは、長期保存できるので、1年間を通して利用できます。生のものはゆでて、酢のものやあえもの、煮ものなどに利用され、干しずいきは、熱湯で戻し、煮もの、汁物などに利用されます。 今日の給食では、干しずいきを炒め煮にして使用しています。 |